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公開番号2024121860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029064
出願日2023-02-28
発明の名称駆動工具
出願人UHT株式会社
代理人個人,個人
主分類B24B 23/06 20060101AFI20240902BHJP(研削;研磨)
要約【課題】ワークの加工作業をより高い精度で行うことができる駆動工具を提供する。
【解決手段】駆動工具11は、駆動部と、駆動部によって回転駆動されるとともにワークに押し付けられることによってワークを研磨加工する無端状の研磨ベルト52と、研磨ベルト52に張力を付与する張力付与部と、研磨ベルト52のワークに対する押し付け力を検出する検出部と、検出部によって検出された上記押し付け力を表示する表示部26とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動部と、
前記駆動部によって回転駆動されるとともに、ワークに押し付けられることによって前記ワークを加工する無端状の加工ベルトと、
前記加工ベルトに張力を付与する張力付与部と、
前記加工ベルトの前記ワークに対する押し付け力を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された前記押し付け力を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする駆動工具。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記張力付与部は、前記加工ベルトを前記ワークに対して押し付けたときの反力によって変位する変位部を有しており、
前記検出部は、前記変位部の変位量に基づいて前記押し付け力を検出することを特徴とする請求項1に記載の駆動工具。
【請求項3】
前記検出部によって検出された前記押し付け力に基づいて前記駆動部の駆動を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記押し付け力が設定された値を超えた場合に、前記駆動部の出力を低減または前記駆動部の駆動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動工具。
【請求項4】
前記駆動部は、空圧モータによって構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動部によって回転駆動されるとともにワークに押し付けられることによってワークを加工する無端状の加工ベルトを備えた駆動工具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の駆動工具として、例えば特許文献1に示すDCバッテリ駆動型ハンド工具が知られている。こうした駆動工具は、電気モータによって回転駆動される無端ベルトをワークに押し付けることによってワークの加工を行う。駆動工具は、表示部を有している。表示部は、DCバッテリの残容量及び過負荷状態を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-102783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような駆動工具では、電気モータによって回転駆動される無端ベルトをワークに押し付けるときの押し付け力を表示する機能を有していない。こうした機能を駆動工具が有していると、ワークの加工精度を高める上で有利である。このため、回転駆動される無端ベルトをワークに押し付けるときの押し付け力を表示する機能を有した駆動工具が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための駆動工具の各態様を記載する。
[態様1]駆動部と、前記駆動部によって回転駆動されるとともに、ワークに押し付けられることによって前記ワークを加工する無端状の加工ベルトと、前記加工ベルトに張力を付与する張力付与部と、前記加工ベルトの前記ワークに対する押し付け力を検出する検出部と、前記検出部によって検出された前記押し付け力を表示する表示部と、を備えることを特徴とする駆動工具。
【0006】
上記構成によれば、表示部に加工ベルトのワークに対する押し付け力が表示されるので、ユーザーは加工ベルトのワークに対する押し付け力を見ながらワークの加工作業を行うことができる。このため、ユーザーは、加工ベルトのワークに対する押し付け力を最適な状態で容易に維持できる。したがって、ワークの加工作業をより高い精度で行うことができる。
【0007】
[態様2]前記張力付与部は、前記加工ベルトを前記ワークに対して押し付けたときの反力によって変位する変位部を有しており、前記検出部は、前記変位部の変位量に基づいて前記押し付け力を検出することを特徴とする[態様1]に記載の駆動工具。
【0008】
上記構成によれば、検出部は変位部の変位量に基づいて上記押し付け力を検出するため、比較的簡単な構成で上記押し付け力を精度よく検出することができる。
[態様3]前記検出部によって検出された前記押し付け力に基づいて前記駆動部の駆動を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記押し付け力が設定された値を超えた場合に、前記駆動部の出力を低減または前記駆動部の駆動を停止することを特徴とする[態様1]または[態様2]に記載の駆動工具。
【0009】
上記構成によれば、上記押し付け力が設定された値を超えた場合に駆動部の出力が低減または駆動部の駆動が停止されるため、駆動部や加工ベルトなどに対して過度の負荷がかかることを抑制できる。
【0010】
[態様4]前記駆動部は、空圧モータによって構成されていることを特徴とする[態様1]~[態様3]のうちいずれか一つに記載の駆動工具。
上記構成によれば、駆動部を電気モータによって構成する場合に比べて、駆動部の出力を高くすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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