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公開番号2024102605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006611
出願日2023-01-19
発明の名称水素エンジンシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20240724BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】安全性が向上した水素エンジンシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】水素を燃料として噴射する燃料噴射系を備えた水素エンジンと、前記燃料噴射系を覆うカバーと、前記カバー内の水素濃度を検出する水素濃度センサと、前記カバー内に不活性ガスを噴射する噴射装置と、前記水素濃度センサの検出結果に応じて、前記噴射装置を制御して前記カバー内の水素が希釈されるように前記カバー内に前記不活性ガスを噴射する制御装置と、を備えた水素エンジンシステムによって達成できる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
水素を燃料として噴射する燃料噴射系を備えた水素エンジンと、
前記燃料噴射系を覆うカバーと、
前記カバー内の水素濃度を検出する水素濃度センサと、
前記カバー内に不活性ガスを噴射する噴射装置と、
前記水素濃度センサの検出結果に応じて、前記噴射装置を制御して前記カバー内の水素が希釈されるように前記カバー内に前記不活性ガスを噴射する制御装置と、を備えた水素エンジンシステム。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記水素濃度センサは、異なる位置に複数設けられている、請求項１の水素エンジンシステム。
【請求項３】
複数の前記水素濃度センサの少なくとも一つが検出する水素濃度が第１閾値以上の場合に、前記制御装置は前記噴射装置を制御して前記カバー内に前記不活性ガスを噴射する、請求項２の水素エンジンシステム。
【請求項４】
複数の前記水素濃度センサのそれぞれが検出する水素濃度が、前記第１閾値以下である第２閾値未満の場合に、前記制御装置は前記噴射装置を制御して前記カバー内への前記不活性ガスの噴射を停止する、請求項３の水素エンジンシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、水素エンジンシステムに関する。
続きを表示（約 850 文字）【背景技術】
【０００２】
水素を燃料として噴射する燃料噴射系を備えた水素エンジンが知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平５－２１４９３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような水素エンジンについては、燃料噴射系からの水素漏れに対する安全性の向上が望まれる。
【０００５】
そこで本発明は、安全性が向上した水素エンジンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的は、水素を燃料として噴射する燃料噴射系を備えた水素エンジンと、前記燃料噴射系を覆うカバーと、前記カバー内の水素濃度を検出する水素濃度センサと、前記カバー内に不活性ガスを噴射する噴射装置と、前記水素濃度センサの検出結果に応じて、前記噴射装置を制御して前記カバー内の水素が希釈されるように前記カバー内に前記不活性ガスを噴射する制御装置と、を備えた水素エンジンシステムによって達成できる。
【０００７】
前記水素濃度センサは、異なる位置に複数設けられていてもよい。
【０００８】
複数の前記水素濃度センサの少なくとも一つが検出する水素濃度が第１閾値以上の場合に、前記制御装置は前記噴射装置を制御して前記カバー内に前記不活性ガスを噴射してもよい。
【０００９】
複数の前記水素濃度センサのそれぞれが検出する水素濃度が、前記第１閾値以下である第２閾値未満の場合に、前記制御装置は前記噴射装置を制御して前記カバー内への前記不活性ガスの噴射を停止してもよい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、安全性が向上した水素エンジンシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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