TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024094685
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211385
出願日2022-12-28
発明の名称フィルタアセンブリ及び濾過システム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類B01D 27/08 20060101AFI20240703BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】固定部材に対してフィルタカートリッジを動かすときの作業性を良好にするための技術を提供する。
【解決手段】固定部材58と、固定部材58に着脱方向での移動を伴い着脱可能であり固定部材58と協働して内室52を形成する可動部材60と有するハウジング50と、内室52に収納されるフィルタカートリッジ54と、固定部材58とフィルタカートリッジ54との間で着脱方向に押し潰されるシール部材56と、を備えるフィルタアセンブリである。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
固定部材と、前記固定部材に着脱方向での移動を伴い着脱可能であり前記固定部材と協働して内室を形成する可動部材と有するハウジングと、
前記内室に収納されるフィルタカートリッジと、
前記固定部材と前記フィルタカートリッジとの間で前記着脱方向に押し潰されるシール部材と、を備えるフィルタアセンブリ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記可動部材に前記フィルタカートリッジを着脱可能とする着脱構造を備え、
前記着脱構造は、前記固定部材から前記可動部材を取り外すとき、前記可動部材に前記フィルタカートリッジを取り付けた状態を維持する請求項1に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項3】
前記着脱構造は、前記可動部材と前記フィルタカートリッジとの間で押し潰される弾性部材である請求項2に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項4】
前記フィルタカートリッジは、前記可動部材との間に液室を形成し、
前記弾性部材は、二つの小室に前記液室を分断し、
前記可動部材及び前記フィルタカートリッジの少なくとも一方は、前記二つの小室を連通する連通流路を備える請求項3に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項5】
前記連通流路は、前記可動部材及び前記フィルタカートリッジの少なくとも一方において前記弾性部材を押し潰す面に少なくとも設けられる溝部である請求項4に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項6】
前記固定部材及び前記フィルタカートリッジのうちの一方部材は、前記シール部材が装着される周面部と、前記シール部材を前記着脱方向に押圧する第1押圧面と、を備え、
前記固定部材及び前記フィルタカートリッジのうちの他方部材は、前記シール部材を前記着脱方向に押圧する第2押圧面を備え、
前記第2押圧面は、前記第1押圧面側に近づくにつれて前記周面部から離間するテーパー状をなす請求項1に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項7】
前記ハウジング及び前記フィルタカートリッジは、液体が通流する液体流路の一部となり、前記フィルタカートリッジに内蔵されるフィルタを経由する内部流路を形成し、
前記内部流路には、前記内部流路に溜められる液体によってエアが封入されるエア溜まりが設けられる請求項1に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項8】
前記フィルタアセンブリは、濾過システムに用いられ、
前記濾過システムは、
前記内部流路内の液体を前記液体流路において前記内部流路よりも下流側に引き込む送液部と、
前記液体流路において前記エア溜まりよりも下流側における液体の有無を検出する液体検出部と、を備える請求項7に記載のフィルタアセンブリ。
【請求項9】
液体が通流する液体流路と、
前記液体流路に設けられる請求項7に記載のフィルタアセンブリと、
前記内部流路内の液体を前記液体流路において前記内部流路よりも下流側に引き込む送液部と、
前記液体流路において前記エア溜まりよりも下流側における液体の有無を検出する液体検出部と、を備える濾過システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、濾過システムに用いられるフィルタアセンブリに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液体を濾過するフィルタカートリッジを用いたフィルタアセンブリを開示する。このフィルタアセンブリは、固定部材と固定部材に着脱可能な可動部材とを有するハウジングと、固定部材と可動部材が協働して形成する内室に収納されるフィルタカートリッジと、を備える。このフィルタアセンブリは、この他に、固定部材とフィルタカートリッジとの間で押し潰されるシール部材を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-89005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のシール部材は、可動部材の着脱方向と直交するフィルタカートリッジの径方向に押し潰されている。このため、フィルタカートリッジの交換等のために固定部材に対してフィルタカートリッジを着脱方向に動かすとき、シール部材による大きな摺動抵抗がフィルタカートリッジに作用する。これは、固定部材に対してフィルタカートリッジを動かすときの作業性に影響を及ぼすため、その改善が望まれる。
【0005】
本開示の目的の1つは、固定部材に対してフィルタカートリッジを動かすときの作業性を良好にするための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフィルタアセンブリは、固定部材と、前記固定部材に着脱方向での移動を伴い着脱可能であり前記固定部材と協働して内室を形成する可動部材と有するハウジングと、前記内室に収納されるフィルタカートリッジと、前記固定部材と前記フィルタカートリッジとの間で前記着脱方向に押し潰されるシール部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の濾過システムの模式的な全体構成図である。
第1実施形態のフィルタユニットの斜視図である。
第1実施形態のフィルタユニットの正面図である。
第1実施形態のフィルタアセンブリの側面断面図である。
図4と同じ視点から見たフィルタアセンブリの分解図である。
図4の矢視Aからフィルタアセンブリを見た図である。
図4の拡大図である。
図4のC-C断面図である。
図4のフィルタアセンブリ内に液体が溜まった状態を示す図である。
第1実施形態の引き込み異常の第1の説明図である。
第1実施形態の引き込み異常の第2の説明図である。
第2実施形態のフィルタアセンブリの側面断面図である。
第2実施形態のエア抜き方法の第1の説明図である。
第2実施形態のエア抜き方法の第2の説明図である。
第2実施形態のエア抜き方法の第3の説明図である。
第3実施形態のフィルタアセンブリの側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の濾過システムを実施するための実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
【0009】
(第1実施形態)図1を参照する。濾過システム10は、フィルタアセンブリ12によって液体を濾過するために用いられる。濾過システム10は、液体が通流する液体流路14と、液体流路14に液体を供給する液源16と、液体流路14に設けられるフィルタアセンブリ12と、液体流路14においてフィルタアセンブリ12よりも下流側に設けられる送液部18と、濾過システム10の動作を制御する制御部20と、を備える。本実施形態の濾過システム10は、この他にも、液体流路14から供給される濾過された液体を希釈するための原水が通流する給水流路22と、給水流路22に設けられる改質カートリッジ24と、給水流路22に設けられる開閉弁26と、を備える。開閉弁26は、例えば、電磁弁、電動弁等の自動開閉弁である。
【0010】
液体流路14は、フィルタアセンブリ12によって濾過された液体を被給液部28に供給する。本実施形態において被給液部28は給水流路22である例を説明する。液体流路14は、フィルタアセンブリ12の内部に設けられる内部流路30と、内部流路30よりも上流側に設けられる一次側流路32と、内部流路30よりも下流側に設けられる二次側流路34とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
複合半透膜
26日前
株式会社コロナ
空気調和機
26日前
個人
フィルタ装置
1か月前
TLC株式会社
脱泡装置
16日前
株式会社サタケ
バグフィルタ装置
16日前
三菱ケミカル株式会社
触媒の製造方法
12日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用組成物
3日前
株式会社フクハラ
圧縮空気除湿装置
5日前
三菱瓦斯化学株式会社
酸素吸収剤
18日前
株式会社豊田中央研究所
反応装置
19日前
ヤマシンフィルタ株式会社
フィルタ装置
5日前
アイリスオーヤマ株式会社
除湿機
26日前
ヤマシンフィルタ株式会社
フィルタ装置
1か月前
静岡SDGs株式会社
濾過装置
16日前
東レ株式会社
リチウム6回収装置および回収方法
11日前
株式会社ミヤワキ
ガス製造システム
19日前
ユニチカ株式会社
フィルター材の製造方法
1か月前
日本碍子株式会社
ハニカムフィルタ
1か月前
株式会社ナノジャパン
吸水処理材
26日前
株式会社カジワラ
攪拌装置及び洗浄方法
3日前
トヨタ紡織株式会社
フィルタエレメント
12日前
三菱重工業株式会社
スケール処理方法
26日前
セイコーエプソン株式会社
光触媒装置
6日前
株式会社ナノジャパン
吸着材及び処理方法
26日前
セイコーエプソン株式会社
流体デバイス
10日前
東レ株式会社
オレフィン製造方法およびオレフィン製造装置
2日前
日本無機株式会社
空気清浄機
13日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
17日前
東レ株式会社
分離膜、分離膜モジュールおよび膜分離システム
5日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
1か月前
大陽日酸株式会社
液体分配装置
25日前
栗田工業株式会社
逆浸透システム及びその運転方法
1か月前
株式会社チップトン
造粒装置
16日前
日本無機株式会社
エアフィルタ
25日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物、及びその製造方法
16日前
セイコーエプソン株式会社
集塵装置の制御方法
9日前
続きを見る