TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024087497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202344
出願日2022-12-19
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G02F 1/1339 20060101AFI20240624BHJP(光学)
要約【課題】表示装置の表示品質を向上させる。
【解決手段】表示装置は、第1基板の上に、第1方向に延在する第1導電層と、第1導電層の上に設けられた第1絶縁膜と、第1絶縁膜の上に設けられ、第1方向と交差する第2方向に延在する第2導電層及び第3導電層と、第2導電層及び第3導電層の上に設けられた第2絶縁膜と、第2絶縁膜の上に設けられ、第2方向に延在する第4導電層と、第1基板と対向して配置された第2基板に設けられたスペーサと、を有し、第2導電層及び第3導電層は、第2方向に互いに離間して設けられ、第4導電層は、第2絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して、第2導電層及び第3導電層の各々と接続され、第4導電層は、第1導電層と交差して設けられ、スペーサは、第4導電層が第1導電層と交差する第1領域に対向して配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板の上に、第1方向に延在する第1導電層と、
前記第1導電層の上に設けられた第1絶縁膜と、
前記第1絶縁膜の上に設けられ、前記第1方向と交差する第2方向に延在する第2導電層及び第3導電層と、
前記第2導電層及び前記第3導電層の上に設けられた第2絶縁膜と、
前記第2絶縁膜の上に設けられ、前記第2方向に延在する第4導電層と、
前記第1基板と対向して配置された第2基板に設けられたスペーサと、を有し、
前記第2導電層及び前記第3導電層は、前記第2方向に互いに離間して設けられ、
前記第4導電層は、前記第2絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して、前記第2導電層及び前記第3導電層の各々と接続され、
前記第4導電層は、前記第1導電層と交差して設けられ、
前記スペーサは、前記第4導電層が前記第1導電層と交差する第1領域に対向して配置される、表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第4導電層の膜厚は、前記第2導電層及び前記第3導電層の膜厚よりも薄い、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第4導電層の上に設けられた第3絶縁膜と、
前記第3絶縁膜の上に設けられた第5導電層と、をさらに有し、
前記第5導電層は、前記第1導電層乃至前記第3導電層、及び前記第4導電層と重畳して設けられ、
前記第5導電層における前記第1領域と重なる第2領域に、第1開口部が設けられ、
前記スペーサは、前記第1開口部の内側に配置される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第5導電層に接して設けられた第1透明導電層をさらに有し、
前記第1透明導電層は、前記第1導電層乃至前記第3導電層、及び前記第4導電層と重畳して設けられる、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1基板と前記第1絶縁膜との間に設けられ、前記第2方向に延在する第6導電層及び第7導電層と、をさらに有し、
前記第2導電層は、前記第1絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して、前記第6導電層と接続され、
前記第3導電層は、前記第1絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して、前記第7導電層と接続される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記スペーサは、前記第2導電層及び前記第3導電層と重ならない、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第2基板に設けられた遮光層と、
前記遮光層に接して設けられた第2透明導電層と、
前記第2透明導電層に接して設けられた第4絶縁膜と、をさらに有し、
前記第4絶縁膜における前記第1領域と重なる第3領域に、第2開口部が設けられ、
前記スペーサは、前記第2開口部の内側に前記第2透明導電層と接して配置される、請求項3に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第2開口部の面積は、前記第1開口部の面積よりも大きい、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記スペーサは、前記第1領域に隣接して設けられた画素のトランジスタと重ならない、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた液晶層と、
前記第1基板の側面又は前記第2基板との側面に向かって光が入るように配置される光源と、をさらに有する、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、一方の面から、反対側の他方の面の背景を視認可能な透明ディスプレイの開発が進んでいる(特許文献1、2参照)。透明ディスプレイでは、表裏両面から映像を見ることができるため、透明ディスプレイを間に挟んで対向する二つの方向から映像又は文字を視認することができる。
【0003】
通常、液晶表示装置では、アレイ基板と対向基板とのセルギャップを保持するためのスペーサが設けられる。スペーサは、画素の開口率を低下させないために、ゲート配線とソース配線との交差部に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-160254号公報
国際公開第2018/130920号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
透明ディスプレイなどの表示装置において、アレイ基板上には様々な厚さの導電層が積層される。導電層が積層されることにより、アレイ基板の最表面には凹凸が生じることがある。対向基板に設けられた複数のスペーサがアレイ基板の最表面の凹凸に接触することにより、セルギャップにばらつきが生じてしまう。これにより、表示装置の表示品質が低下してしまう。
【0006】
本発明の一実施形態では、表示装置の表示品質を向上させることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る表示装置は、第1基板の上に、第1方向に延在する第1導電層と、第1導電層の上に設けられた第1絶縁膜と、第1絶縁膜の上に設けられ、第1方向と交差する第2方向に延在する第2導電層及び第3導電層と、第2導電層及び第3導電層の上に設けられた第2絶縁膜と、第2絶縁膜の上に設けられ、第2方向に延在する第4導電層と、第1基板と対向して配置された第2基板に設けられたスペーサと、を有し、第2導電層及び第3導電層は、第2方向に互いに離間して設けられ、第4導電層は、第2絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して、第2導電層及び第3導電層の各々と接続され、第4導電層は、第1導電層と交差して設けられ、スペーサは、第4導電層が第1導電層と交差する第1領域に対向して配置される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る表示装置の概要を説明する斜視図である。
図1に示す表示装置のA1-A2間に対応する構造を示す断面模式図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を説明する平面図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素を表す回路図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素のタイミングチャートである。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトである。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の断面図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトを拡大した図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトを拡大した図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトを拡大した図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトを拡大した図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における画素の平面レイアウトを拡大した図である。
表示装置において、図12に示すB1-B2線における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について、図面等を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面に関して、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて各部の幅、厚さ、形状等を模式的に表す場合があるが、それら模式的な図は一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。さらに、本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同一又は類似の要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。なお、本明細書等において、序数は、部品や部位等を区別するために便宜上付与するためのものであり、優先順位や順番を示すものではない。
【0010】
本発明において、ある一つの膜を加工して複数の膜を形成した場合、これら複数の膜は異なる機能、役割を有することがある。しかしながら、これら複数の膜は同一の工程で同一層として形成された膜に由来し、同一の層構造、同一の材料を有する。したがって、これら複数の膜は同一層に存在しているものと定義する。また、ある一つの膜を加工して複数の膜を形成した場合、本明細書等において、-1、-2等と区別して記載する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
光ファイバー
3日前
日本精機株式会社
表示装置
2日前
東レ株式会社
光ファイバー
3日前
グンゼ株式会社
チューブ
2日前
日精テクノロジー株式会社
投射光学系
3日前
artience株式会社
積層体及びその用途
4日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
9日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
2日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光ガラス
4日前
DIC株式会社
液晶素子
4日前
AGC株式会社
光学フィルタ
3日前
日本精機株式会社
表示装置、虚像表示装置及び移動体
2日前
星和電機株式会社
波長選択型赤外放射制御部材
4日前
TOPPANホールディングス株式会社
液晶表示装置
4日前
日亜化学工業株式会社
映像表示装置
3日前
日亜化学工業株式会社
画像表示装置
8日前
京セラ株式会社
波長変換素子
2日前
キヤノン株式会社
光学系及び表示装置
3日前
信越化学工業株式会社
光アイソレータ
2日前
キヤノン株式会社
光学系及び表示装置
3日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
10日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
10日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
9日前
株式会社ニコン・エシロール
眼鏡レンズ設計システム
10日前
日東電工株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
8日前
株式会社ディスコ
光学部品
2日前
株式会社レゾナック
画像表示素子
8日前
富士フイルム株式会社
長尺フィルムおよび積層体
2日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
8日前
有限会社ウィン
光学顕微鏡用用具
4日前
日精テクノロジー株式会社
マイクロレンズアレイ及び照明装置
3日前
住友電気工業株式会社
光モジュール
2日前
佳凌科技股ふん有限公司
光学結像レンズ装置
2日前
TDK株式会社
光合波器及び可視光光源モジュール
2日前
続きを見る