公開番号2024079866 公報種別公開特許公報(A) 公開日2024-06-12 出願番号2021066222 出願日2021-04-09 発明の名称UE(User Equipment) 出願人シャープ株式会社 代理人個人 主分類H04W 76/10 20180101AFI20240605BHJP(電気通信技術) 要約【課題】5GSにおいて、eCPSOR_CONに関する機能を実現するための通信手段を提供する。 【解決手段】移動通信システムにおけるSORーCMCIの通知のための手続きであって、AMFは、UE_A10に第1のメッセージを送信する。第1のメッセージは登録受諾メッセージであってよい。ついで、UE_A10は、第2のメッセージをAMFに送信する。第2のメッセージは、登録完了メッセージであってよく、設定更新完了メッセージであっても、アップリンクNASトランスポートメッセージ又はUL NAS転送メッセージであってもよい。 【選択図】図6 特許請求の範囲【請求項１】 UE（User Equipment；端末装置）であって、 送受信部と、制御部を備え、 前記制御部は、user controlled list of services exempted from release due to SORを、不揮発性メモリ、又はUSIMに記憶し、 前記送受信部は、前記user controlled list of services exempted from release due to SORをHPLMNに通知するために、制御装置に、N1 NASシグナリングを介して、前記user controlled list of services exempted from release due to SORを送信する、 ことを特徴とするUE。 続きを表示（約 2,500 文字）【請求項２】 UE（User Equipment；端末装置）であって、 送受信部と、制御部を備え、 前記送受信部は、制御装置からSOR-CMCIを受信し、 Tsor-cmタイマの実行中に、user controlled list of services exempted from release due to SORが更新された場合、前記制御部は、実行しているサービスにマッチングする基準が、前記user controlled list of services exempted from release due to SORに含まれるか否かを確認し、 前記マッチングする基準が、user controlled list of services exempted from release due to SORに含まれていなくて、前記サービスに対応付けられた前記Tsor-cmタイマの現在の値が無限大である場合、前記制御部は、実行している前記サービスにマッチングする基準が、前記SOR-CMCIに含まれるか否かを確認し、 前記マッチングする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる前記Tsor-cmタイマの値が無限大ではない場合、前記制御部は、前記サービスに対応付けられた前記Tsor-cmタイマの値を前記SOR-CMCIに含まれる値に置換し、 前記マッチングする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、前記制御部は、前記サービスに対応付けられた前記Tsor-cmタイマを停止する、 ことを特徴とするUE。 【請求項３】 UE（User Equipment；端末装置）であって、 送受信部と、制御部とを備え、 user controlled list of services exempted from release due to SORを記憶し、 制御装置に、前記user controlled list of services exempted from release due to SORを含む登録完了メッセージ、又はUL NAS転送メッセージを送信する、 ことを特徴とするUE。 【請求項４】 前記user controlled list of services exempted from release due to SORは、前記制御装置によって、HPLMNに提供される、 ことを特徴とする請求項3に記載のUE。 【請求項５】 前記user controlled list of services exempted from release due to SORは、SOR-CMCIと共に、SOR transparent containerに含まれ、 前記SOR transparent containerは、前記登録完了メッセージ、又は前記UL NAS転送メッセージに含まれる、 ことを特徴とする請求項3に記載のUE。 【請求項６】 UE（User Equipment；端末装置）であって、 送受信部と、制御部と、記憶部とを備え、 前記送受信部は、制御装置からSOR-CMCIを受信し、 前記記憶部は、前記SOR-CMCIと、第1のサービスを含まないuser controlled list of services exempted from release due to SORを記憶し、 前記制御部は、前記第1のサービスに関連づけられたSOR用のタイマを実行し、 前記SOR用のタイマは、前記SOR-CMCIに含まれる値が設定され、 前記user controlled list of services exempted from release due to SORが更新された場合、 前記記憶部は、前記user controlled list of services exempted from release due to SORに、前記第1のサービスのサービスタイプを追加し、 前記制御部は、前記SOR用のタイマに設定された値を、無限大を示す値に設定する、 ことを特徴とするUE。 【請求項７】 前記SOR-CMCIに含まれる値は、無限大ではない値である、 ことを特徴とする請求項6に記載のUE。 【請求項８】 UE（User Equipment；端末装置）であって、 送受信部と、制御部と、記憶部とを備え、 前記送受信部は、制御装置からSOR-CMCIを受信し、 前記記憶部は、前記SOR-CMCIと、第1のサービスを含むuser controlled list of services exempted from release due to SORを記憶し、 前記制御部は、第1のタイマと第2のタイマを実行し、 前記第1のタイマは、第1のサービスに関連づけられたSOR用のタイマであり、無限大を示す値が設定されており、 前記第2のタイマは、前記第1のサービスに関連づけられたSOR用のタイマであり、前記SOR-CMCIに含まれる値が設定されており、 前記user controlled list of services exempted from release due to SORが更新された場合、 前記記憶部は、前記user controlled list of services exempted from release due to SORから、前記第1のサービスのサービスタイプを削除し、 前記制御部は、前記第1のタイマを停止する、 ことを特徴とするUE。 【請求項９】 前記SOR-CMCIに含まれる値は、無限大ではない値である、 ことを特徴とする請求項8に記載のUE。
発明の詳細な説明【技術分野】 【０００１】 本発明は、UE(User Equipment)に関する。 続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】 【０００２】 近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Evolution)の検討を行っている。 【０００３】 また、近年3GPPでは、次世代移動通信システムである5G (5th Generation) 移動通信システムの次世代通信技術やシステムアーキテクチャの検討も行っており、特に、5G移動通信システムを実現するシステムとして、5GS(5G System)の仕様化を行っている(非特許文献1参照)。5GSでは、多種多様な端末をセルラーネットワークに接続する為の技術課題を抽出し、解決策を仕様化している。 【先行技術文献】 【非特許文献】 【０００４】 3GPP TS 24.501 V17.2.0 (2021-3); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17) 3GPP TS 23.122 V17.2.0 (2021-3); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) functions related to Mobile Station (MS) in idle mode; (Release 17) 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【０００５】 5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。 【０００６】 さらに、5Gでは、特定のサービスタイプや、特定のグループの為に、特定のネットワーク機能や特定のネットワーク特性を提供する、論理ネットワークであるネットワークスライスが規定された。例えば、ネットワークスライスは、低遅延機能を備える端末の為に提供される論理ネットワークであってもよいし、IoT(Internet of Things)に用いられるセンサー端末の為に提供される論理ネットワークであってもよい。 【０００７】 5Gでは、ローミングUEがHPLMNによって示される優先ローミング先(または推奨ローミング先)のネットワークにローミングするように促されるための手法、及び/又は技術であるSOR(Steering of Roaming)をControl planeで実現する、CP-SOR(Control plane Steering of Roaming)が導入されている。 【０００８】 3GPPでは、更に、CP-SORにおいて、UEがconnected modeからidle modeに遷移するタイミングをNWが設定する技術であるEnhanced CP-SORについて検討している。ここで、Enhanced CP-SORはeCPSOR_CON(Enhancement for the 5G Control Plane Steering of Roaming for UE in CONNECTED mode)と称されてもよい。しかし、上記要求を満たすための現実方法が明確になっていない。 【０００９】 本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、5GSにおけるeCPSOR_CONのための機能の実現方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【００１０】 本発明の一実施形態のUE（User Equipment；端末装置）は、送受信部と、制御部を備え、前記制御部は、user controlled list of services exempted from release due to SORを、不揮発性メモリ、又はUSIMに記憶し、前記送受信部は、前記user controlled list of services exempted from release due to SORをHPLMNに通知するために、制御装置に、N1 NASシグナリングを介して、前記user controlled list of services exempted from release due to SORを送信する、ことを特徴とする。 （【００１１】以降は省略されています）
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