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公開番号2024071314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022193808,2022182127
出願日2022-12-02,2022-11-14
発明の名称予測装置、予測システム、予測方法、制御プログラム、および記録媒体
出願人京セラ株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G16H 20/10 20180101AFI20240517BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】対象に薬剤を投与した場合の当該薬剤の効果を精度良く予測する。
【解決手段】予測装置は、取得部と、予測部と、を備える。取得部は、対象者の、骨折危険因子に関する骨折危険因子情報、骨密度、骨代謝状態、および、医用画像の少なくともいずれかを含む対象情報を取得する。予測部は、骨に対する作用を有する薬剤に関する薬剤情報に基づき該薬剤の効果を予測する薬効予測モデルに対象情報を入力することにより、対象に薬剤を投与した場合の該薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
対象の骨折危険因子に関する骨折危険因子情報、該対象の骨の骨密度を示す骨密度情報、該対象の骨の骨代謝状態を示す骨代謝情報、および、該対象の骨が写っている医用画像、の少なくともいずれかを含む対象情報を取得する取得部と、
骨に対する作用を有する薬剤に関する薬剤情報に基づき該薬剤の効果を予測する薬効予測モデルに前記対象情報を入力することにより、前記対象に前記薬剤を投与した場合の該薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測部と、を備える、
予測装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記薬剤情報は、骨形成に対する作用、および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤に関する情報を含む、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項3】
前記薬効予測モデルは、前記薬剤が投与された複数の被検体の各々に関する被検体情報、および前記被検体の各々に投与された前記薬剤に関する前記薬剤情報を説明変数とし、前記被検体の各々における前記薬剤の効果を目的変数とする教師データを用いて学習されている、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項4】
前記薬剤情報は、少なくとも前記薬剤の名称および作用機序に関する情報を含む、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項5】
前記薬剤情報は、前記対象の骨の状態を変化させ得る複数種の薬剤の組合せの各々に関する情報を含み、
前記予測部は、前記複数種の薬剤の組合せの各々について前記薬効予測情報を出力する、請求項1に記載の予測装置。
【請求項6】
前記予測部は、前記対象への前記薬剤の投与を所定期間継続した後における該対象の骨の状態を示す情報、または、該対象の骨に生じる前記所定期間前後での変化を示す情報を前記薬効予測情報として出力する、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項7】
前記予測部は、前記対象への投与を所定期間継続した後における該対象の骨の状態を変化させ得る薬剤に関する情報を前記薬効予測情報として出力する、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項8】
前記予測部は、前記対象の骨の、将来における骨密度の予測結果を前記薬効予測情報として出力する、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項9】
前記予測部は、前記対象の骨の、現在の骨密度の予測結果を前記薬効予測情報として出力する、
請求項1に記載の予測装置。
【請求項10】
前記予測部は、前記対象の骨の、将来における骨密度と現在の骨密度との差異を示す予測結果、および、前記対象の骨の骨密度の現在からの変化を示す予測推定結果、の少なくともいずれかを前記薬効予測情報として出力する、
請求項1に記載の予測装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、骨に作用する薬剤の効果を予測する予測装置、予測システム、制御方法、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、抗がん剤の効果を予測する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-013583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
対象の骨の状態を改善するための薬剤には、骨形成に作用する薬剤、および骨吸収に作用する薬剤がある。これらの薬剤は、単独で、あるいは複数種類の薬剤を組合せて、対象に投与される。
【0005】
本開示の一態様は、対象に薬剤を投与した場合の当該薬剤の効果を精度良く予測する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る予測装置は、対象の骨折危険因子に関する骨折危険因子情報、該対象の骨の骨密度を示す骨密度情報、該対象の骨の骨代謝状態を示す骨代謝情報、および、該対象の骨が写っている医用画像、の少なくともいずれかを含む対象情報を取得する取得部と、骨に対する作用を有する薬剤に関する薬剤情報に基づき該薬剤の効果を予測する薬効予測モデルに前記対象情報を入力することにより、前記対象に前記薬剤を投与した場合の該薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測部と、を備える。
【0007】
また、本開示の一態様に係る制御方法は、対象の骨折危険因子に関する骨折危険因子情報、該対象の骨の骨密度を示す骨密度情報、該対象の骨の骨代謝状態を示す骨代謝情報、および、該対象の骨が写っている医用画像、の少なくともいずれかを含む対象情報を取得する取得ステップと、骨に対する作用を有する薬剤に関する薬剤情報に基づき該薬剤の効果を予測する薬効予測モデルに前記対象情報を入力することにより、前記対象に前記薬剤を投与した場合の該薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測ステップと、を含む。
【0008】
また、本開示の各態様に係る予測装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記予測装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記予測装置をコンピュータにて実現させる予測装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、対象に薬剤を投与した場合の当該薬剤の効果を精度良く予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一態様に係る予測システムの構成例を示す図である。
本開示の別の態様に係る予測システムの構成例を示す図である。
本開示の一態様に係る予測装置の構成の一例を示すブロック図である。
予測部が実行する薬効予測モデルの構成の一例を示す図である。
学習部による学習処理の流れの一例を示すフローチャートである。
予測装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
予測装置によって実現する医療サービスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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