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公開番号2024074594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185861
出願日2022-11-21
発明の名称試料保持具
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01L 21/683 20060101AFI20240524BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】試料全体を均等に加熱することができる試料保持具を提供する。
【解決手段】試料保持具は、セラミック体と、発熱抵抗体と、金属板と、固定部材と、を備える。セラミック体は、板状であり、試料を保持する第1面および第1面の反対に位置する第2面をする。発熱抵抗体は、セラミック体の内部または第2面に位置する。金属板は、セラミック体の第2面と離間して対向する第3面および第3面の反対に位置する第4面を有する。固定部材は、金属板とセラミック体とを固定している。金属板は、中央部に周辺部よりも厚みが薄い薄肉部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
板状のセラミック体と、
発熱抵抗体と、
金属板と、
固定部材と、を備え、
前記セラミック体は、試料を保持する第1面および該第1面の反対に位置する第2面を有し、
前記発熱抵抗体は、前記セラミック体の内部または前記第2面に位置し、
前記金属板は、前記セラミック体の前記第2面と離間して対向する第3面および該第3面の反対に位置する第4面を有し、
前記固定部材は、前記金属板と前記セラミック体とを固定しており、
前記金属板は、中央部に周辺部よりも厚みが薄い薄肉部を有する
試料保持具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記金属板の前記中央部における前記第4面に端面が接する筒状部材、を備え、
前記金属板は、前記中央部の前記第3面から前記第4面に貫通する第1通気孔を有する
請求項1に記載の試料保持具。
【請求項3】
前記金属板は、前記第3面に開口する第1凹部を有し、
前記薄肉部は、前記第1凹部に対応して位置する
請求項1または2に記載の試料保持具。
【請求項4】
前記金属板は、前記第4面に開口する第2凹部を有し、
前記薄肉部は、前記第2凹部に対応して位置する
請求項1または2に記載の試料保持具。
【請求項5】
前記金属板は、前記第3面に開口する第1凹部および前記第4面に開口する第2凹部を有し、
前記薄肉部は、前記第1凹部および前記第2凹部に対応して位置し、
前記第1凹部および前記第2凹部は、深さが等しい
請求項1または2に記載の試料保持具。
【請求項6】
板状のセラミック体と、
発熱抵抗体と、
金属板と、
固定部材と、を備え、
前記セラミック体は、試料を保持する第1面および該第1面の反対に位置する第2面を有し、
前記発熱抵抗体は、前記セラミック体の内部または前記第2面に位置し、
前記金属板は、
前記セラミック体の前記第2面と離間して対向する第5面および該第5面の反対に位置する第6面を有し、中央部に貫通孔を有する第1部材と、
第7面および該第7面の反対に位置する第8面を有し、前記第1部材の前記貫通孔を覆うように位置する第2部材と、を有し、
前記第2部材によって前記第1部材の前記中央部に周辺部よりも厚みが薄い薄肉部が形成される
試料保持具。
【請求項7】
前記第1部材の前記中央部における前記第6面に端面が接する筒状部材、を備え、
前記第2部材は、前記第7面から前記第8面に貫通する第2通気孔を有する
請求項6に記載の試料保持具。
【請求項8】
前記第2通気孔は、上端部と下端部とで内径が異なる
請求項7に記載の試料保持具。
【請求項9】
前記第2部材は、前記第1部材の前記第5面に接する
請求項6~8のいずれか一つに記載の試料保持具。
【請求項10】
前記第2部材は、前記第1部材の前記第6面に接する
請求項6~8のいずれか一つに記載の試料保持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、試料保持具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子部品などの製造工程において、半導体ウェハや液晶基板、回路基板などの平板状の試料を保持して加熱する試料保持具が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-235672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、上記の従来技術では、試料を保持する試料面を有するセラミック体が他の部材に起因して反ることで、保持面が試料全体と均等に接触できない場合があった。これにより、試料全体を均等に加熱できない恐れがあった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、試料全体を均等に加熱することができる試料保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る試料保持具は、セラミック体と、発熱抵抗体と、金属板と、固定部材と、を備える。前記セラミック体は、板状であり、試料を保持する第1面および該第1面の反対に位置する第2面を有する。前記発熱抵抗体は、前記セラミック体の内部または前記第2面に位置する。前記金属板は、前記セラミック体の前記第2面と離間して対向する第3面および該第3面の反対に位置する第4面を有する。前記固定部材は、前記金属板と前記セラミック体とを固定している。前記金属板は、中央部に周辺部よりも厚みが薄い薄肉部を有する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、試料全体を均等に加熱することができる試料保持具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る試料保持具の構成の一例を示す断面図である。
図2は、実施形態に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図および上面図である。
図3は、別の実施形態1に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図4は、別の実施形態2に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図5は、別の実施形態3に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図6は、別の実施形態4に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図7は、別の実施形態5に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図および上面図である。
図8は、別の実施形態6に係る試料保持具の金属板の中央部を示す拡大断面図である。
図9は、別の実施形態7に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図10は、別の実施形態8に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図11は、別の実施形態9に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図12は、別の実施形態10に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図13は、別の実施形態11に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図14は、別の実施形態12に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
図15は、別の実施形態13に係る試料保持具の金属板の中央部およびその近傍を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する試料保持具の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
また、以下に示す実施形態では、「等しい」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「等しい」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、例えば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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