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公開番号2024062523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170406
出願日2022-10-25
発明の名称物品収納装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47B 55/00 20060101AFI20240501BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】デッドスペースの発生を抑制して物品の収納数の増大化を図ることができるとともに、防盗性を良好なものとすること。
【解決手段】前面開口21aを臨む態様で底面、左右両側面、後面及び天面に囲繞された直方状の収納空間21bを有し、前面開口21aが前面扉22により開閉される物品収納部20が複数設けられた物品収納装置1であって、物品収納部20は、収納空間21bに収納され、前方領域が開放された直方状のモジュール本体31と、モジュール本体31の内部を上下及び左右の少なくとも一方に区画することで複数の収納域32を画成する区画部材33と、区画部材33によって画成された収納域32の前方部分を開閉する開閉扉35と、開閉扉35毎に設けられ、開閉扉35が閉となる状態に保持するロック状態と、開閉扉35が収納域32の前方部分を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な扉体ロック機構36とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
前面に形成された前面開口を臨む態様で底面、左右両側面、後面及び天面に囲繞された直方状の収納空間を有し、かつ前記前面開口が前面扉により開閉される物品収納部が設けられた物品収納装置であって、
前記物品収納部は、
前記収納空間に着脱可能に収納され、かつ前方領域が開放された直方状のモジュール本体と、
前記モジュール本体の内部を上下及び左右の少なくとも一方に区画することで複数の収納域を画成する区画部材と、
前記区画部材によって画成された収納域の前方部分を開閉する開閉部材と、
前記開閉部材毎に設けられ、かつ該開閉部材が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉部材が前記収納域の前方部分を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能なロック機構と
を備えたことを特徴とする物品収納装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記開閉部材は、前記モジュール本体に対して揺動可能に設けられた開閉扉であることを特徴とする請求項1に記載の物品収納装置。
【請求項3】
前記開閉部材は、前記モジュール本体に対して着脱可能に設けられた開閉蓋であることを特徴とする請求項1に記載の物品収納装置。
【請求項4】
前記開閉蓋は、前記前面扉に対して係脱可能に設けられており、
前記前面扉は、前記開閉蓋毎に設けられ、かつ該開閉蓋が自身と係合状態に保持するロック状態と、該開閉蓋が自身から離脱することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な前面扉側ロック機構を備えたことを特徴とする請求項3に記載の物品収納装置。
【請求項5】
前記モジュール本体は、前記収納域の物品の有無を検出する物品検出手段が側壁部に揺動可能に設けられ、
前記物品検出手段は、前記モジュール本体の内部を上下に区画する水平仕切板が配設される場合には、前記側壁部から離隔する態様で揺動して該水平仕切板に配置される一方、前記水平仕切板が配設されない場合には、前記側壁部に近接する態様で揺動して該側壁部に形成された収納凹部に収納されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の物品収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば宅配ロッカー等のロッカー装置として、断熱構造を有する装置本体に複数のロッカー部が上下左右に並ぶ態様で配設されたものが知られている。ロッカー部は、断熱構造を有する箱体と、断熱構造を有する断熱扉とを備えている。箱体は、前面に前方開口を有しており、内部に収納空間を形成している。断熱扉は、箱体の前方開口を開閉する態様で揺動可能に設けられており、施解錠可能なものである。
【0003】
そのようなロッカー装置は、装置本体に設けられた冷却装置等の温度調節ユニットにより、各ロッカー部の収納空間が所望の温度に調整されており、収納空間に荷物等の物品が収納されている。そして、利用者が所定の解錠操作を行うことで任意のロッカー部の断熱扉を開く方向に揺動させ、収納空間に収納された物品を受け取ることができる。
【0004】
かかるロッカー装置においては、運用上、種々の物品を収納対象とすることが望ましく、各ロッカー部の収納空間は、最も大きい物品(以下、最大体積物品ともいう)を収納可能な容積を有しているのが一般的である。そのため、収納対象となる物品が最大体積物品よりも小さい場合、当該ロッカー部の収納空間には大きな余剰空間(デッドスペース)が生じており、無駄なスペースが問題となっていた。
【0005】
そこで、各ロッカー部の収納空間に前方に開口を有する箱状の内箱体を設置し、該内箱体の内部を複数の収納領域に区画するようにしたロッカー装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-094113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に提案されているロッカー装置では、内箱体の内部が複数の収納領域に区画されていても各収納領域の前方部分が開放しているため、断熱扉を開く方向に揺動させた場合に、各収納領域の内部の物品を取り出すことが可能となり、防盗性に問題があった。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、デッドスペースの発生を抑制して物品の収納数の増大化を図ることができるとともに、防盗性を良好なものとすることができる物品収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係る物品収納装置は、前面に形成された前面開口を臨む態様で底面、左右両側面、後面及び天面に囲繞された直方状の収納空間を有し、かつ前記前面開口が前面扉により開閉される物品収納部が設けられた物品収納装置であって、前記物品収納部は、前記収納空間に着脱可能に収納され、かつ前方領域が開放された直方状のモジュール本体と、前記モジュール本体の内部を上下及び左右の少なくとも一方に区画することで複数の収納域を画成する区画部材と、前記区画部材によって画成された収納域の前方部分を開閉する開閉部材と、前記開閉部材毎に設けられ、かつ該開閉部材が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉部材が前記収納域の前方部分を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能なロック機構とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記物品収納装置において、前記開閉部材は、前記モジュール本体に対して揺動可能に設けられた開閉扉であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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