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公開番号2024058975
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166432
出願日2022-10-17
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/13 20060101AFI20240422BHJP(車両一般)
要約【課題】 耐ハイドロプレーニング性能を向上する。
【解決手段】 トレッド部2を有するタイヤ1である。トレッド部2は、接地面2aから凹んでタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向溝3を含んでいる。周方向溝3は、一対の溝壁部8、8と溝底部9とを含む。周方向溝3は、第1周方向溝4を含む。タイヤ回転軸を含むタイヤ断面において、第1周方向溝4の一対の溝壁部8A、8Aは、接地面2aから、接地面2aの仮想プロファイルPと実質的に直交してタイヤ半径方向内側に延びている。第1周方向溝4の溝底部9Aは、一対の溝壁部8A、8Aに接し、かつ、タイヤ半径方向の内側に向かって凸の半円10である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、接地面と、前記接地面から凹んでタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向溝とを含み、
前記少なくとも1本の周方向溝は、一対の溝壁部と溝底部とを含み、
前記少なくとも1本の周方向溝は、第1周方向溝を含み、
タイヤ回転軸を含むタイヤ断面において、
前記第1周方向溝の前記一対の溝壁部は、前記接地面から、前記接地面の仮想プロファイルと実質的に直交してタイヤ半径方向内側に延びており、かつ、
前記溝底部は、前記一対の溝壁部に接し、かつ、タイヤ半径方向の内側に向かって凸の半円である、
タイヤ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1周方向溝の溝幅は8mm以上であり、前記半円の半径が4mm以上である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1周方向溝の前記一対の溝壁部のそれぞれのタイヤ半径方向の長さは、前記第1周方向溝の最大深さの50%以下である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記少なくとも1本の周方向溝は、複数の周方向溝を含み、
前記複数の周方向溝は、タイヤ赤道に最も隣接して配された前記第1周方向溝と、前記第1周方向溝よりもタイヤ軸方向の外側に配された少なくとも1本の第2周方向溝とを含み、
タイヤ回転軸を含むタイヤ断面において、
前記第2周方向溝の前記溝底部は、一対の円弧部を含み、
前記一対の円弧部の曲率半径は、前記第1周方向溝の前記溝底部の前記半円の半径よりも小さい、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第2周方向溝の横断面積は、前記第1周方向溝の横断面積の60%~80%である、請求項4に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる周方向溝を有するタイヤが記載されている。前記周方向主溝の溝底は、円弧状に形成された円弧部分を有し、前記円弧部分の円弧の中心は、前記溝底よりもタイヤ径方向の外側に位置している。そして、下記特許文献1のタイヤでは、前記周方向溝の溝深さと前記円弧部分の曲率半径との比を特定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5795625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両の高性能化に伴い、高速でウェット路面を走行する機会が増えている。このため、タイヤには、耐ハイドロプレーニング性能を向上することが望まれている。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、耐ハイドロプレーニング性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、接地面と、前記接地面から凹んでタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向溝とを含み、前記少なくとも1本の周方向溝は、一対の溝壁部と溝底部とを含み、前記少なくとも1本の周方向溝は、第1周方向溝を含み、タイヤ回転軸を含むタイヤ断面において、
前記第1周方向溝の前記一対の溝壁部は、前記接地面から、前記接地面の仮想プロファイルと実質的に直交してタイヤ半径方向内側に延びており、かつ、
前記溝底部は、前記一対の溝壁部に接し、かつ、タイヤ半径方向の内側に向かって凸の半円である、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、耐ハイドロプレーニング性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のタイヤの一実施形態を示すトレッド部の平面図である。
第1周方向溝の断面図である。
本実施形態の第2周方向溝の断面図である。
従来の周方向溝の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の平面図である。本発明のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤに用いられる。なお、本発明は、例えば、重荷重用や自動二輪車用の空気入りタイヤや、内部に圧縮空気が充填されない非空気式タイヤにも用いられてもよい。
【0010】
トレッド部2は、接地面2aと、接地面2aから凹んでタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向溝3とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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