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公開番号2025176346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082426
出願日2024-05-21
発明の名称吸収性物品
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人個人,個人
主分類A61F 13/42 20060101AFI20251127BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】尿中のバイオマーカーを簡易的に検出し、使用者の健康状態の理解を深めることが可能な吸収性物品を提供する。
【解決手段】本開示は、肌側の液透過性のトップシート11と、非肌側の液不透過性のバックシート12と、トップシート11とバックシート12との間に配置される吸収体13とを備える吸収性物品10であって、トップシート11と吸収体13との間に配置されて、バイオマーカーを検出可能な疾病判定シート14を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収体とを備える吸収性物品であって、
前記トップシートと前記吸収体との間に配置されて、バイオマーカーを検出可能な疾病判定シートを備える
ことを特徴とする吸収性物品。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記疾病判定シートは、薄葉紙又は不織布であり、
前記疾病判定シートの幅方向の長さは、前記吸収体の幅方向の長さの5%以上30%以下であり、
前記疾病判定シートの長手方向の長さは、前記吸収体の長手方向の長さの10%以上30%以下であり、
前記疾病判定シートの坪量は、30g/m

以上200g/m

以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記吸収体の全体は、薄葉紙のコアラップシートで包まれている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
人の尿中には様々なバイオマーカーが含まれており、これらの指標は種々の疾病の潜在的なリスクを示すことがある。特に生活習慣病として代表的な糖尿病においては、高年齢になるほど有病率が高い傾向にあり、これは尿失禁を頻発する年齢層とも重複している。また平成28年「国民健康・栄養調査」の結果では、糖尿病患者の4人に1人は治療を受けておらず、自覚症状のないまま病気が進行するため、特に働き盛りの年代は病院へ受診するきっかけがないまま発症を迎えることも多く、糖尿病の早期発見には勤労世代の受診率を高めることが重要である。加えて糖尿病が進行すると、排尿をコントロールする末梢神経系に障害が発生し、尿失禁が生じることもあるため糖尿病と尿失禁には深い関係がある。
【0003】
特許文献1には、低濃度域の尿糖値を測定し、糖尿病へのリスクの管理を家庭、個人で行うための健康管理装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、尿を吸収している衛生用品へ、バイオマーカー検出用の液状試薬を更に吸収させて、衛生用品においてバイオマーカーを検出するキットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-270241号公報
特開2018-132371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の健康管理装置では、家庭内に尿糖測定器を設ける必要がある。このため、尿糖測定器を設けるための費用が掛かり、また採尿して測定する手間が必要であるので、簡便とは言えない。
【0007】
特許文献1に記載のキットでは、尿を吸収している衛生用品(排尿後の吸収性物品)を医療機関へ持ち込む必要があるので、バイオマーカーを検出するための工程が煩雑であり、また、排尿後の吸収性物品の衛生管理に問題があった場合、バイオマーカーを必ずしも正しく検出できるとは限らない。
【0008】
そこで、本開示は、尿中のバイオマーカーを簡易的に検出し、使用者の健康状態の理解を深めることが可能な吸収性物品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収体とを備える吸収性物品であって、前記トップシートと前記吸収体との間に配置されて、バイオマーカーを検出可能な疾病判定シートを備える。
【0010】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の吸収性物品であって、前記疾病判定シートは、薄葉紙又は不織布であり、前記疾病判定シートの幅方向の長さは、前記吸収体の幅方向の長さの5%以上30%以下であり、前記疾病判定シートの長手方向の長さは、前記吸収体の長手方向の長さの10%以上30%以下であり、前記疾病判定シートの坪量は、30g/m

以上200g/m

以下である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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