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公開番号
2025133399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031327
出願日
2024-03-01
発明の名称
プログラム、記憶媒体、制御方法および情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理を可能とする仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】拡張アプリケーション204は、複数のメーカの印刷装置102で印刷可能なデータを生成する汎用印刷ソフトウェア202をサポートする。拡張アプリケーション204は、コンピュータに、印刷装置102での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、印刷装置102での印刷データの印刷を可能とする2色印刷機能(減色処理)の設定を受け付ける詳細設定画面(設定受付画面)300Cを表示させる表示制御工程と、詳細設定画面300Cで受け付けられた減色処理の設定を印刷装置102に送信可能な送信工程とを実行させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のメーカの印刷装置で印刷可能なデータを生成する汎用プログラムをサポートするプログラムであって、
コンピュータに、
前記印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、前記印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理の設定を受け付ける設定受付画面を表示させる表示制御工程と、
前記設定受付画面で受け付けられた前記減色処理の設定を前記印刷装置に送信可能な送信工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記印刷装置では、前記汎用プログラムによって生成されたデータを、前記送信工程で送信された前記減色処理の設定での前記減色処理による印刷が行われる前記印刷データに変換して、該印刷データの印刷が可能となることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
複数のメーカの印刷装置で印刷可能なデータを生成する汎用プログラムをサポートするプログラムであって、
コンピュータに、
前記印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、前記印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理の設定を受け付ける設定受付画面を表示させる表示制御工程と、
前記汎用プログラムによって生成されたデータを、前記設定受付画面で受け付けられた前記減色処理の設定での前記減色処理による印刷が行われる前記印刷データに変換する変換工程と、
前記変換工程での前記印刷データを前記印刷装置に送信可能な送信工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項4】
前記コンピュータに、
前記表示制御工程に先立って、前記印刷装置から、該印刷装置が印刷を行う能力に関する能力情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得された前記能力情報に、前記印刷装置での前記変換工程の実行が可能である旨の情報が含まれているか否かを判断する判断工程と、を実行させ、
前記判断工程での判断の結果、前記印刷装置での前記変換工程の実行が可能である旨の情報が含まれていると判断された場合には、前記プログラムでの前記変換工程の実行を省略するとともに、前記印刷装置での前記変換工程を実行させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記印刷装置では、前記送信工程で送信された前記印刷データの印刷が可能となることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータに、
前記表示制御工程に先立って、前記印刷装置から、該印刷装置が印刷を行う能力に関する能力情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得された前記能力情報に、前記設定受付画面の表示を可能とする情報が含まれているか否かを判断する判断工程と、を実行させ、
前記表示制御工程では、前記判断工程での判断の結果、前記設定受付画面の表示を可能とする情報が含まれていると判断された場合には、前記設定受付画面を表示させ、前記設定受付画面の表示を可能とする情報が含まれいないと判断された場合には、前記設定受付画面を表示させないことを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項7】
前記設定受付画面には、前記減色処理の設定として、前記減色処理の実行の有無を選択する選択部が含まれることを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項8】
前記設定受付画面には、前記減色処理の設定として、有彩色を該有彩色の種類に関わらず所定の1色の有彩色に変換し、無彩色を該無彩色の種類に関わらずそのままの無彩色とする第1モードと、所定の色および該色に近い色を所定の1色に変換し、前記所定の色および該色に近い色以外の色を所定の他の1色に変換する第2モードとを切り替える切替部が含まれることを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項9】
前記設定受付画面には、前記減色処理の設定として、前記減色処理で使用される色を指定する色指定部が含まれることを特徴とする請求項1または3に記載のプログラム。
【請求項10】
前記色指定部では、2色が組み合わされた複数の組が予め設定されており、該複数の組から1つの組を選択可能であることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、記憶媒体、制御方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷を行う印刷装置には、当該印刷装置との間での情報を処理可能なホストコンピュータ(情報処理装置)が通信可能に接続されている。印刷装置を制御する制御用ソフトウェアとしては、例えば印刷装置からホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバが用いられる。このプリンタドライバにより、ホストコンピュータから印刷装置に対して印刷指示を行うことができる。ホストコンピュータには、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下「OS」と言う)が予めインストールされている。プリンタドライバは、OSが規定する仕様に沿った構成となっており、OSから呼び出されて動作することができる。また、このようなプリンタドライバは、印刷装置を供給するベンダごとに異なる、すなわち、印刷装置ごとに適した機種固有のプリンタドライバとなっている。
【0003】
近年、Windows(登録商標)では、異なる複数のベンダごとに供給される印刷装置であっても、共通して利用可能な標準的なクラスドライバ(以下「標準ドライバ」と言うことがある)を提供している。このような標準ドライバは、OSの中に予め組み込まれている。そして、標準ドライバ組み込まれたOSを有するホストコンピュータに任意の印刷装置を接続することにより、標準ドライバを用いることができる。これにより、前記機種固有のプリンタドライバをインストールするのを省略することができる。また、標準ドライバは、印刷装置から取得した情報に基づいて生成されたPrint Device Capabilities(以下「PDC」と言う)に応じて、印刷装置での印刷機能を指定して用いることができる。これにより、1つの標準ドライバで、印刷装置ごとに印刷機能を指定することができる。標準ドライバには、機能を拡張する機能拡張用アプリケーション(以下「拡張アプリケーション」と言うことがある)を関連付けることができる。拡張アプリケーションは、各ベンダから提供される。従って、標準ドライバのみでは、拡張アプリケーションの機能を実行することは困難となる。
【0004】
特許文献1には、情報処理装置と通信可能に接続されたプリンタでの印刷時に用いられるサポートプログラムが開示されている。このサポートプログラムは、印刷指示が、情報処理装置のオペレーティングシステムに予め組み込まれた汎用印刷プログラムに対してなされ、着色剤(トナーまたはインク)を節約する節約モードが選択されている場合に、着色剤の使用量を低減する補正を行う。この補正処理機能は、汎用印刷プログラムには搭載されていない機能であるが、サポートプログラムによって実行が可能となる。
【0005】
ここで、拡張アプリケーションの機能としては、補正処理機能の他に、例えば、各ベンダから供給される印刷装置独自の機能の1つに、2色印刷機能がある。「2色印刷機能」とは、フルカラー印刷が可能な画像データを、所定の2色のカラーで印刷する機能である。2色印刷機能では、例えば、フルカラー印刷が可能な画像データを、グリーンおよびブラックの2色のカラーで印刷したり、レッドおよびブラックの2色のカラーで印刷したりすることができる。これにより、例えばユーザの好みの2色で画像データを印刷することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-93081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1のサポートプログラムでは、2色印刷機能を実行することはできない。その結果、ユーザの好みの2色で画像データを印刷することができないおそれがある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、前記印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理を可能とする仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、複数のメーカの印刷装置で印刷可能なデータを生成する汎用プログラムをサポートするプログラムであって、コンピュータに、前記印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、前記印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理の設定を受け付ける設定受付画面を表示させる表示制御工程と、前記設定受付画面で受け付けられた前記減色処理の設定を前記印刷装置に送信可能な送信工程と、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、印刷装置での印刷対象となる印刷データに設定されている色の種類を、2種類以上の色に減色させて、印刷装置での前記印刷データの印刷を可能とする減色処理を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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