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公開番号2025132820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030635
出願日2024-02-29
発明の名称画像処理装置及び方法、電子機器、プログラム及び記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 人物の肌の質感を残した自然な印象となる美肌補正を行うこと。
【解決手段】 入力手段により入力した画像信号から予め決められた第1の周波数帯域の第1の信号を抽出し、抽出した第1の信号の振幅を、予め決められた範囲の振幅となるように調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像信号を入力する入力手段と、
前記画像信号から予め決められた第1の周波数帯域の第1の信号を抽出する抽出手段と、
前記第1の信号の振幅を、予め決められた範囲の振幅となるように調整する調整手段と、
を有することを特徴する画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記調整手段は、前記第1の信号の振幅のうち、予め決められた第1の閾値よりも大きい振幅について、予め決められた範囲の振幅となるように調整することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記調整手段は、前記第1の信号の振幅が前記範囲の振幅よりも大きい場合に、前記第1の信号の振幅を減衰し、前記第1の信号の振幅が前記範囲の振幅よりも小さい場合に、前記第1の信号の振幅を増幅することにより、前記範囲の振幅となるように調整することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、更に、前記画像信号から前記第1の周波数帯域と異なる第2の周波数帯域の第2の信号を抽出し、
前記調整手段は、更に、前記第2の信号の振幅を減衰させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像信号が示す画像における肌の領域を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段による検出結果に応じて、前記画像信号と、前記調整手段により調整された画像信号とを合成する合成手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1の検出手段は、前記画像信号が示す画像における肌の領域としての確率を検出し、
前記合成手段は、前記確率に基づいて前記合成を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第1の周波数帯域は、高周波の周波数帯域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記画像信号が示す画像における顔の領域を検出する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段により検出された前記顔の領域の大きさに応じて、前記抽出手段により抽出する前記第1の周波数帯域を選択する選択手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記画像信号が示す画像における肌の領域を検出する第1の検出手段を更に有し、
前記抽出手段および前記調整手段は、前記検出された肌の領域の画像信号に対して処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
画像を撮影して、画像信号を出力する撮像手段と、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
を有することを特徴とする電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及び方法、電子機器、プログラム及び記憶媒体に関し、特に美肌補正の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、人物を含む画像に対して、人物の肌領域を補正することで美肌補正画像を提供する美肌補正技術が知られている。例えば、信号波形に重畳された小振幅の高周波雑音成分を分離して除去するε-フィルタを応用し、輪郭等の勾配の大きいエッジは保持しつつ、シワやシミ等の小振幅の勾配を平滑化する手法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-118064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、シワやシミ等と一緒に、肌理等といった人物の肌表面の微細な凹凸も失われるため、肌の質感として不自然な印象になってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、人物の肌の質感を残した自然な印象となる美肌補正を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像信号を入力する入力手段と、前記画像信号から予め決められた第1の周波数帯域の第1の信号を抽出する抽出手段と、前記第1の信号の振幅を、予め決められた範囲の振幅となるように調整する調整手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、人物の肌の質感を残した自然な印象となる美肌補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における撮像装置の概略機能構成を示すブロック図。
実施形態における画像処理部の機能構成を示すブロック図。
実施形態における現像処理部の機能構成を示すブロック図。
実施形態における肌補正処理部の機能構成を示すブロック図。
実施形態における美肌補正画像を生成する処理の流れを示すフローチャート。
実施形態における現像処理を示すフローチャート。
実施形態における肌補正処理の流れを示すフローチャート。
実施形態の肌補正処理におけるAC成分の抽出処理の概念図。
実施形態の肌補正処理におけるAC成分の調整方法の概念を説明する図。
実施形態におけるAC成分の調整パラメータについて説明する図。
実施形態における振幅調整後の結果について説明する図。
実施形態における顔検出結果に基づいた周波数の選択方法について説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図面において、ブロックとして表現されている構成は、ASICやFPGAのような集積回路(IC)によって、ディスクリート回路によって、あるいはメモリと、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサとの組み合わせによって実現されうる。また、1つのブロックが複数の集積回路パッケージによって実現されてもよいし、複数のブロックが1つの集積回路パッケージによって実現されてもよい。また、同一のブロックが動作環境や要求される能力等に応じて異なる構成で実施されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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