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公開番号2025132540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030182
出願日2024-02-29
発明の名称薬液投与システム、情報処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 5/168 20060101AFI20250903BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬液投与装置において、送液中にカートリッジと装置本体との結合が解除された場合に、より適切に対応可能とする。
【解決手段】リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と、薬液投与装置と通信可能な情報処理装置と、を備える薬液投与システムであって、薬液投与装置は、リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、再利用可能な装置本体と、カートリッジと装置本体との接続に応じて情報処理装置との通信接続を確立する第1制御部と、を備え、カートリッジと装置本体との接続解除に応じて、薬液投与装置と情報処理装置との間で確立された通信接続は解除され、情報処理装置は、薬液投与装置の送液動作中に薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけカートリッジと装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる、第2制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と、前記薬液投与装置と通信可能な情報処理装置と、を備える薬液投与システムであって、
前記薬液投与装置は、
前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、
再利用可能な装置本体と、
前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立する第1制御部と、
を備え、
前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続は解除され、
前記情報処理装置は、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる、第2制御部を備える、
薬液投与システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記薬液投与装置は、前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、再利用可能な装置本体と、を備え、前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立するとともに、前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続を解除し、
前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる、制御部を備える、
情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、より流量が多い送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、前記待機時間としてより長い時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することを前記ユーザに通知する情報を前記禁止情報として前記出力部に出力させる、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、前記待機時間が経過するまでの時間のカウントダウン表示を含む情報を前記禁止情報として前記出力部に出力させる、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合において、前記待機時間が経過する前に、前記薬液投与装置との間の通信が確立されたときは、前記カートリッジを前記装置本体から外すことを前記ユーザに通知する取外し情報を前記出力部に出力させる、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記禁止情報を前記出力部に出力させた後、前記待機時間が経過した場合、前記カートリッジを前記装置本体に接続してもよいことを前記ユーザに通知する接続可能情報を前記出力部に出力させる、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と通信可能な、制御部を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記薬液投与装置は、前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、再利用可能な装置本体と、を備え、前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立するとともに、前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続を解除し、
前記制御部が、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させることを含む、
情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と通信可能な、制御部を備える情報処理装置を制御するプログラムであって、
前記薬液投与装置は、前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、再利用可能な装置本体と、を備え、前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立するとともに、前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続を解除し、
前記制御部に、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる手順を実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、薬液投与システム、情報処理装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
インスリン等の薬液を充填したカートリッジ(使い捨て部)を装置本体(リユース部)に取り付け、薬液に対してプランジャにより圧力を加えることで、薬液を患者の体内に投与する薬液投与装置が知られている。例えば、特許文献1には薬液投与装置に関する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-039846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の薬液投与装置は、送液中にカートリッジと装置本体との結合が解除された場合の対応という点で改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的は、薬液投与装置において、送液中にカートリッジと装置本体との結合が解除された場合に、より適切に対応可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によれば、薬液投与システムは、
(1)リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と、前記薬液投与装置と通信可能な情報処理装置と、を備える薬液投与システムであって、
前記薬液投与装置は、
前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、
再利用可能な装置本体と、
前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立する第1制御部と、
を備え、
前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続は解除され、
前記情報処理装置は、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる、第2制御部を備える。
【0007】
本開示によれば、情報処理装置は、
(2)リザーバ内に充填された薬液を生体に投与する薬液投与装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記薬液投与装置は、前記リザーバを備える使い捨てのカートリッジと、再利用可能な装置本体と、を備え、前記カートリッジと前記装置本体との接続に応じて前記情報処理装置との通信接続を確立するとともに、前記カートリッジと前記装置本体との接続解除に応じて、前記薬液投与装置と前記情報処理装置との間で確立された通信接続を解除し、
前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、予め定められた待機時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することをユーザに通知する禁止情報を出力部に出力させる、制御部を備える。
【0008】
(3)(2)の情報処理装置において、
前記制御部は、より流量が多い送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、前記待機時間としてより長い時間だけ前記カートリッジと前記装置本体との接続を禁止することを前記ユーザに通知する情報を前記禁止情報として前記出力部に出力させてもよい。
【0009】
(4)(2)又は(3)の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合、前記待機時間が経過するまでの時間のカウントダウン表示を含む情報を前記禁止情報として前記出力部に出力させてもよい。
【0010】
(5)(2)から(4)のいずれかの情報処理装置において、
前記制御部は、前記薬液投与装置の送液動作中に前記薬液投与装置との間の通信が解除された場合において、前記待機時間が経過する前に、前記薬液投与装置との間の通信が確立されたときは、前記カートリッジを前記装置本体から外すことを前記ユーザに通知する取外し情報を前記出力部に出力させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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