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公開番号2025128028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025016923
出願日2025-02-04
発明の名称インテリジェントマルチインターフェースエネルギパネル
出願人トヨタ モーター ノース アメリカ,インコーポレイティド,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】マルチインターフェースエネルギパネルによって、電力送電網、バッテリ又は2バッテリバンクから、場所の特定された一以上のデバイスに供給するエネルギを調整する方法、システム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】方法は、マルチインターフェースエネルギパネル106を介して、場所108にエネルギを提供することを含む。ここで、第1インターフェース147は、電気自動車(車両102)のバッテリ113又はエネルギストレージユニット107のバッテリバンク123の一以上に接続され、第2インターフェース148は、電力送電網143に接続され、電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、バッテリの充電状態及びバッテリバンクの充電状態に基づいて、バッテリ又はバッテリバンクから、マルチインターフェースエネルギパネルを介して場所108にエネルギを供給する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
マルチインターフェースエネルギパネルを介して、一の場所にエネルギを提供することを含み、ここで、第1インターフェースは電力送電網に接続され、第2インターフェースは、前記一の場所の電気自動車の第1バッテリ又は前記一の場所のエネルギストレージユニットの第2バッテリの一以上に接続され、
前記電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、前記第1バッテリの充電状態及び前記第2バッテリの充電状態に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリから、前記マルチインターフェースエネルギパネルを介して前記一の場所にエネルギを提供する
方法。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所の一以上のデバイスを特定することと、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所に関連するエネルギ需要、前記電力送電網のエネルギ需要、前記第1バッテリの充電状態又は前記第2バッテリの充電状態の一以上に基づいて、前記電力送電網、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上から、前記一の場所の前記特定された一以上のデバイスに供給されるエネルギを調整することと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所の一以上のデバイスの優先レベルを受信することと、
前記受信された優先レベルと、前記電力送電網、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上からのエネルギの利用可能性とに基づいて、前記一以上のデバイス各々に供給されるエネルギの優先順位付けをすることと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、電力送電網のエネルギ消費データを受信することと、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所への前記電力送電網の一以上のピーク期間中の前記一の場所のエネルギ需要を予測することと、
前記一以上のピーク期間に応じて、前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上によって前記一の場所に供給されるエネルギの第1部分を増やすこと、又は、前記電力送電網によって前記一の場所に供給されるエネルギの第2部分を減らすことの一以上を行うことと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所でのエネルギ消費を決定することと、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記第1バッテリ及び前記第2バッテリから利用可能なエネルギ量を決定することと、
前記一の場所での前記エネルギ消費が前記利用可能なエネルギ量より多いことに応じて、前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所でのエネルギ消費を低減するように要求する通知を、前記一の場所に関連するデバイスに提供することと、
前記一の場所での前記エネルギ消費が前記利用可能なエネルギ量より少なくなることに応じて、前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上からエネルギを供給することと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所の前記一以上のデバイスが前記一の場所の空いている部分でエネルギを消費していることを判定することと、
エネルギの消費を止めることで節約されるエネルギ量を決定することと、
前記節約されるエネルギ量が閾値より多いことに応じて、前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、エネルギの消費を停止することと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所でのエネルギ消費を決定することと、
前記一の場所での前記エネルギ消費がエネルギ消費閾値より少ないことに応じて、前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上からエネルギを受け取ることと、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記電力送電網に前記受け取ったエネルギを送ることと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
プロセッサと、
前記プロセッサと通信可能に結合されたメモリと、
を備え、
前記プロセッサは、マルチインターフェースエネルギパネルを介して、一の場所にエネルギを提供し、ここで、第1インターフェースは電力送電網に接続され、第2インターフェースは、前記一の場所の電気自動車の第1バッテリ又は前記一の場所のエネルギストレージユニットの第2バッテリの一以上に接続され、
前記電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、前記第1バッテリの充電状態及び前記第2バッテリの充電状態に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリから、前記マルチインターフェースエネルギパネルを介して前記一の場所にエネルギを提供する
システム。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所の一以上のデバイスを特定し、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所に関連するエネルギ需要、前記電力送電網のエネルギ需要、前記第1バッテリの充電状態又は前記第2バッテリの充電状態の一以上に基づいて、前記電力送電網、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上から、前記一の場所の前記特定された一以上のデバイスに供給されるエネルギを調整する
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記マルチインターフェースエネルギパネルによって、前記一の場所の一以上のデバイスの優先レベルを受信し、
前記受信された優先レベルと、前記電力送電網、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの一以上からのエネルギの利用可能性とに基づいて、前記一以上のデバイス各々に供給されるエネルギの優先順位付けをする
請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
自動車、オートバイ、トラック、飛行機、列車などの車両又は輸送機関は、一般に、様々な方法で乗員及び/又は物品に輸送の必要性を提供する。車両に関連する機能は、スマートフォンや車両上及び/又は車両外に配置されたコンピュータなどの様々なコンピューティングデバイスによって識別され、利用されてよい。
続きを表示(約 3,800 文字)【発明の概要】
【0002】
一つの例示的な実施形態は、マルチインターフェースエネルギパネルを介して、一の場所にエネルギを提供することを含み、ここで、第1インターフェースは電力送電網に接続され、第2インターフェースは、前記一の場所の電気自動車の第1バッテリ又は前記一の場所のエネルギストレージユニットの第2バッテリの一以上に接続され、前記電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、前記第1バッテリの充電状態及び前記第2バッテリの充電状態に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリから、前記マルチインターフェースエネルギパネルを介して前記一の場所にエネルギを提供する方法を提供する。
【0003】
別の例示的な実施形態は、プロセッサと、前記プロセッサと通信可能に結合されたメモリと、を備え、前記プロセッサは、マルチインターフェースエネルギパネルを介して、一の場所にエネルギを提供し、ここで、第1インターフェースは電力送電網に接続され、第2インターフェースは、前記一の場所の電気自動車の第1バッテリ又は前記一の場所のエネルギストレージユニットの第2バッテリの一以上に接続され、前記電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、前記第1バッテリの充電状態及び前記第2バッテリの充電状態に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリから、前記マルチインターフェースエネルギパネルを介して前記一の場所にエネルギを提供するシステムを提供する。
【0004】
さらなる例示的な実施形態は、プロセッサによって読み取られた場合に、前記プロセッサに、マルチインターフェースエネルギパネルを介して、一の場所にエネルギを提供させる命令を含み、第1インターフェースは電力送電網に接続され、第2インターフェースは、前記一の場所の電気自動車の第1バッテリ又は前記一の場所のエネルギストレージユニットの第2バッテリの一以上に接続され、前記電力送電網の需要が閾値より大きいことに応答して、前記第1バッテリの充電状態及び前記第2バッテリの充電状態に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリから、前記マルチインターフェースエネルギパネルを介して前記一の場所にエネルギを提供するコンピュータ可読記録媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1Aは、例示的な実施形態によるシステム図の一例を示す。
図1Bは、例示的な実施形態によるシステム図のさらなる例を示す。
図1Cは、例示的な実施形態によるシステム図のさらなる例を示す。
図2Aは、例示的な実施形態による車両ネットワーク図を示す。
図2Bは、例示的な実施形態による別の車両ネットワーク図を示す。
図2Cは、例示的な実施形態による、さらに別の車両ネットワーク図である。
図2Dは、例示的な実施形態によるさらなる車両ネットワーク図を示す。
図2Eは、例示的な実施形態によるフロー図を示す。
図2Fは、例示的な実施形態による別のフロー図を示す。
図3Aは、例示的な実施形態における任意の決定点に人工知能(AI)モデルを統合するための人工知能(AI)/機械学習(ML)ネットワーク図を示す。
図3Bは、AI支援車両又は乗員の意思決定ポイントをサポートする人工知能(AI)/機械学習(ML)モデルの開発プロセスを示す。
図3Cは、AI支援車両又は乗員の意思決定ポイントをサポートする人工知能(AI)/機械学習(ML)モデルを利用するプロセスを示す。
図3Dは、例示的な実施形態による機械学習ネットワーク図を示す。
図3Eは、例示的な実施形態による機械学習ネットワーク図を示す。
図4Aは、例示的な実施形態による一以上の要素の電化を示す図である。
図4Bは、例示的な実施形態による異なる要素間の相互接続を示す図である。
図4Cは、例示的な実施形態による異なる要素間の相互接続を示すさらなる図である。
図4Dは、例示的な実施形態による要素間の相互接続を描いたさらなる図を示す。
図4Eは、例示的な実施形態によるセキュリティ証明書を使用してセキュアな車車間(V2V)通信を実行する車両の例を示すさらなる図である。
図5Aは、例示的な実施形態による、車両に関連するデータベーストランザクションを管理するための例示的な車両構成を示す。
図5Bは、例示的な実施形態による、例示的なブロックチェーングループを示す。
図5Cは、例示的な実施形態による要素とブロックチェーンとの間の相互作用の一例を示している。
図5Dは、例示的な実施形態によるデータブロック相互作用の一例を示す図である。
図5Eは、例示的な実施形態によるブロックチェーンネットワーク図を示す。
図5Fは、例示的な実施形態による新しいデータブロックの例を示している。
図6は、例示的な実施形態の一以上をサポートする例示的なシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本明細書の図に一般的に説明され図示されているようなこの場の構成要素は、多種多様な異なる構成で配置され設計され得ることが容易に理解されるであろう。したがって、添付の図に表されるような、方法、装置、コンピュータ可読記憶媒体及びシステムの少なくとも一つの実施形態の以下の詳細な説明は、特許請求されるような本願の範囲を限定することを意図するものではなく、単に選択された実施形態の代表である。本明細書に描かれた複数の実施形態は、ソリューションの範囲を限定することを意図するものではない。コンピュータ可読記憶媒体は、非一過性のコンピュータ可読媒体であってもよいし、非一過性のコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
【0007】
車両と、リモートサーバ、他の車両、ローカルコンピューティングデバイス(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、車両組み込みコンピュータなど)などの特定のエンティティとの間の通信は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせであってよい一以上の「コンポーネント」によって送信及び/又は受信され、処理されてよい。コンポーネントは、これらのエンティティ、コンピューティングデバイス、又は特定の他のコンピューティングデバイスの一部であってもよい。一例では、ブロックチェーン取引に関連するコンセンサス決定は、車両に関連する一以上のコンピューティングデバイス又はコンポーネント(本明細書で説明及び/又は描写される任意の要素であってもよい)、及び車両の外側又は車両から離れた場所にあるコンポーネントの一以上によって実行されてもよい。
【0008】
本明細書に記載されるこの場の特徴、構造、又は特性は、一以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされてよい。例えば、本明細書全体を通して、「例示的な実施形態」、「いくつかの実施形態」、「第1の実施形態」、又は他の同様の語句の用法は、一以上の実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、又は特性が、本明細書に記載又は描写される一以上の他の実施形態に含まれ得るという事実を指す。したがって、本明細書を通じて説明又は描写される一以上の実施形態は、すべて同じ実施形態を指してよい。したがって、これらの実施形態は、他の実施形態のいずれかと連動してもよく、機能的に別個でなくてもよく、記載された特徴、構造、又は特性は、一以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされてもよい。特定の態様で記載されているが、例示に過ぎず、又は本明細書に記載される複数の特徴、要素、及びステップは、本明細書で明示的に別段の指示がない限り、排他的でなく、様々な組み合わせで一緒に利用されてもよい。図において、描かれている接続が矢印のような一方向又は双方向の接続であっても、要素間の任意の接続は、一方向及び/又は双方向の通信を可能にしてよい。
【0009】
この場のソリューションにおいて、車両は、自動車、トラック、内燃機関(ICE)車両、バッテリ電気自動車(BEV)、燃料電池自動車、再生可能な資源を利用するあらゆる車両、ハイブリッド車両、E-パレット、バス、オートバイ、スクーター、自転車、ボート、レクリエーション車両、飛行機、ドローン、無人航空機(UAV)、及びある場所から別の場所へ人及び/又は物品を輸送するために使用され得るあらゆる物体のうちの一以上を含んでよい。
【0010】
さらに、「メッセージ」という用語が実施形態の説明で使用されることがあるが、パケット、フレーム、データグラムなどの他のタイプのネットワークデータも使用されてよい。さらに、例示的な実施形態では、特定のタイプのメッセージ及びシグナリングが描かれることがあるが、それらは、特定のタイプのメッセージ及びシグナリングに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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