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公開番号2025127550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024311
出願日2024-02-21
発明の名称風車用タワーの搬送装置及び搬送方法
出願人東光電気工事株式会社
代理人弁理士法人サクラ国際特許事務所
主分類F03D 13/40 20160101AFI20250826BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】大型の風車用タワーなども安全に搬送することのできる風車用タワーの搬送装置及び搬送方法を提供する。
【解決手段】風車用タワーを寝かした状態で搭載し搬送するための風車用タワーの搬送装置であって、多軸台車と、前記風車用タワーの下側側面の周方向に沿って曲面状の当接面を当接させて両側から係止する一対の係止部材と、前記係止部材を当該係止部材の角度を変更可能にそれぞれ支持する一対の支持基台と、一対の前記支持基台を近接及び離間させる方向に移動させる移動機構と、を有し、前記多軸台車上に設けられた支持装置と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
風車用タワーを寝かした状態で搭載し搬送するための風車用タワーの搬送装置であって、
多軸台車と、
前記風車用タワーの下側側面の周方向に沿って曲面状の当接面を当接させて両側から係止する一対の係止部材と、前記係止部材を当該係止部材の角度を変更可能にそれぞれ支持する一対の支持基台と、一対の前記支持基台を近接及び離間させる方向に移動させる移動機構と、を有し、前記多軸台車上に設けられた支持装置と、
を具備したことを特徴とする風車用タワーの搬送装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記風車用タワーの長手方向に間隔を開けて、前記支持装置が前記多軸台車上に複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の風車用タワーの搬送装置。
【請求項3】
前記移動機構は、ウォームギアによって前記支持基台を移動させる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の風車用タワーの搬送装置。
【請求項4】
風車用タワーを寝かした状態で搭載し搬送する風車用タワーの搬送方法であって、
多軸台車と、
前記風車用タワーの下側側面の周方向に沿って曲面状の当接面を当接させて両側から係止する一対の係止部材と、前記係止部材を当該係止部材の角度を変更可能にそれぞれ支持する一対の支持基台と、一対の前記支持基台を近接及び離間させる方向に移動させる移動機構と、を有し、前記多軸台車上に設けられた支持装置と、
を具備した風車用タワーの搬送装置によって搬送する
ことを特徴とする風車用タワーの搬送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、風車用タワーの搬送装置及び搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化対策としてカーボンニュートラルとすることが目標とされており、発電においても再生可能エネルギーである風力により発電を行う風車を用いた風力発電施設の建設が行われている。
【0003】
また、風車を用いた風力発電施設においては、発電量増大させるために、風車が大型化される傾向にあり、風車のタワーの高さが100メートル(風車ブレードの直径が120メートル)にもなる大型の風車とすることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-185749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、風車が大型化した場合、タワーなどの大型の構造物を建設現場まで搬送する必要があり、このような搬送装置も大型にならざるを得ない。このような搬送装置としては、多数の車輪を具備した多軸台車が用いられているが、従来からある多軸台車にて大型の風車用タワーを搬送した場合、山道などにおける勾配、カーブなどにより搬送が困難になる場合があり、風車用タワーが落下するなどの事故も想定される。
【0006】
本発明は、上記した従来の事情に対処してなされたもので、大型の風車用タワーなども安全に搬送することのできる風車用タワーの搬送装置及び搬送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の風車用タワーの搬送装置は、風車用タワーを寝かした状態で搭載し搬送するための風車用タワーの搬送装置であって、多軸台車と、前記風車用タワーの下側側面の周方向に沿って曲面状の当接面を当接させて両側から係止する一対の係止部材と、前記係止部材を当該係止部材の角度を変更可能にそれぞれ支持する一対の支持基台と、一対の前記支持基台を近接及び離間させる方向に移動させる移動機構と、を有し、前記多軸台車上に設けられた支持装置と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
実施形態の風車用タワーの搬送方法は、風車用タワーを寝かした状態で搭載し搬送する風車用タワーの搬送方法であって、多軸台車と、前記風車用タワーの下側側面の周方向に沿って曲面状の当接面を当接させて両側から係止する一対の係止部材と、前記係止部材を当該係止部材の角度を変更可能にそれぞれ支持する一対の支持基台と、一対の前記支持基台を近接及び離間させる方向に移動させる移動機構と、を有し、前記多軸台車上に設けられた支持装置と、を具備した風車用タワーの搬送装置によって搬送することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、大型の風車用タワーなども安全に搬送することのできる風車用タワーの搬送装置及び搬送方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る風車用タワーの搬送装置の構成を模式的に示す図。
図1の風車用タワーの搬送装置の側面構成を模式的に示す図。
図1の風車用タワーの搬送装置の要部構成を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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