TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025127176
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023745
出願日
2024-02-20
発明の名称
フォークリフト
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66F
9/24 20060101AFI20250825BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】小型の形態を維持しつつ、複数の電装品を保温することができるフォークリフトを提供する。
【解決手段】フォークリフトは、車体と、前記車体に取り付けられ、上下方向に延びるマストと、前記マストに支持されたフォークと、複数の電装品と、複数の前記電装品を集約して内部に収容する筐体、及び前記筐体の内面に配置され、複数の前記電装品を囲う断熱材を有する保温ボックスと、前記筐体内に設けられ、前記筐体内を加熱するヒータと、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に取り付けられ、上下方向に延びるマストと、
前記マストに支持されたフォークと、
複数の電装品と、
複数の前記電装品を集約して内部に収容する筐体、及び前記筐体の内面に配置され、複数の前記電装品を囲う断熱材を有する保温ボックスと、
前記筐体内に設けられ、前記筐体内を加熱するヒータと、
を備えるフォークリフト。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記マストは、前記車体の幅方向に対向して2本設けられ、
前記保温ボックスは、水平方向よりも上下方向に長く形成されるとともに、2本の前記マストよりも後方かつ、2本の前記マストの前記幅方向の中間に配置されている、
請求項1に記載のフォークリフト。
【請求項3】
前記保温ボックスは、前記筐体の内部に配置され、前記断熱材によって囲われた内側筐体をさらに有し、
前記ヒータは、前記内側筐体の外周面に設けられた第1ヒータを含む、
請求項1又は2に記載のフォークリフト。
【請求項4】
前記筐体内に配置されたファンをさらに備え、
前記ヒータは、前記ファンの付近に配置された第2ヒータを含む、
請求項1又は2に記載のフォークリフト。
【請求項5】
前記筐体内に配置され、前記筐体内の温度を検知する温度センサと、
前記温度センサの測定値が所定の閾値以上である場合に、前記ヒータを稼働させ、前記温度センサの測定値が所定の閾値未満である場合に前記ヒータを停止させるヒータ制御システムと、
をさらに備える請求項1又は2に記載のフォークリフト。
【請求項6】
複数の前記電装品のうち発熱量が比較的多い前記電装品は、前記筐体内の角部に配置されている、
請求項1又は2に記載のフォークリフト。
【請求項7】
前記筐体内の前記電装品が収容される収容空間は、上下方向よりも水平方向に長い、請求項1又は2に記載のフォークリフト。
【請求項8】
前記筐体は、
前記マストの後方に配置され、後方に向けて開口した、複数の前記電装品が収容される箱型の筐体本体と、
前記筐体本体の開口を開閉可能に設けられた扉と、
を有する、請求項1又は2に記載のフォークリフト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フォークリフトに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動運転フォークリフトが開示されている。このフォークリフトは、小型化を目的としたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-136684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、フォークリフトを冷凍庫内等の低温環境下で使用する場合、フォークリフトを構成する制御基板等の電装品を保温する必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示されるような小型のフォークリフトでは、電装品を保温するための機構を配置するスペースを確保することが困難とされていた。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、小型の形態を維持しつつ、複数の電装品を保温することができるフォークリフトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係るフォークリフトは、車体と、前記車体に取り付けられ、上下方向に延びるマストと、前記マストに支持されたフォークと、複数の電装品と、複数の前記電装品を集約して内部に収容する筐体、及び前記筐体の内面に配置され、複数の前記電装品を囲う断熱材を有する保温ボックスと、前記筐体内に設けられ、前記筐体内を加熱するヒータと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のフォークリフトによれば、小型の形態を維持しつつ、複数の電装品を保温することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係るフォークリフトが導入される低温倉庫の概略構成図である。
本開示の第1実施形態に係るフォークリフトの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るフォークリフトを第1方向後側からみた模式図である。
本開示の第1実施形態に係る保温ボックスの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた断面図である。
本開示の第1実施形態に係る筐体を第1方向後側から見た断面図である。
本開示の第1実施形態に係る筐体を第2方向から見た断面図である。
本開示の第1実施形態に係る筐体を上下方向から見た断面図である。
本開示の第1実施形態に係る筐体の扉を第1方向前側から見た正面図である。
本開示の第1実施形態に係る中板の斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る内側筐体の斜視図である。
本開示の第2実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた図である。
本開示の第2実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第2方向からみた図である。
本開示のその他実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた図である。
本開示のその他実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた図である。
本開示のその他実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた図である。
本開示のその他実施形態に係る保温ボックスの内部構造を第1方向後側からみた図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態に係るフォークリフト1について、図1~図11を参照して説明する。
図1に示すように、フォークリフト1は、低温倉庫2内で用いられている。本実施形態の低温倉庫2は、冷凍庫であり、冷凍室3と、前室4とを備える。
冷凍室3の温度は、例えば-25℃~-20℃程度に設定されている。冷凍室3には、複数の棚5が設置されている。棚5には、複数の貨物Mが載置されている。冷凍室3内では、フォークリフト1が貨物Mを運搬する。フォークリフト1には、走行・荷役バッテリ6(図2参照)が搭載されている。フォークリフト1は、走行・荷役バッテリ6の電力により走行する。本実施形態のフォークリフト1は、自動運転フォークリフトである。フォークリフト1の構成については、後に詳細に説明する。
【0010】
冷凍室3に隣接して前室4が設けられている。冷凍室3と前室4との間には、開閉可能な区画扉3aが設けられている。区画扉3aが開放されると、フォークリフト1は、冷凍室3と前室4とを行き来することができる。前室4の温度は、例えば+1℃~+2℃程度に設定されている。前室4には、貨物置き場4aが設けられている。貨物置き場4aには、貨物Mが一時的に載置される。前室4では、フォークリフト1や作業者が貨物Mを運搬する。また、前室4には、搬出扉4bが設けられている。作業者やフォークリフト1は、搬出扉4bから前室4の外に貨物Mを搬出する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
三菱重工業株式会社
ポンプ
13日前
三菱重工業株式会社
復水器
27日前
三菱重工業株式会社
冷却システム
6日前
三菱重工業株式会社
位置計測方法
3日前
三菱重工業株式会社
水素製造装置
5日前
三菱重工業株式会社
搬送システム
今日
三菱重工業株式会社
電動ターボ機械
17日前
三菱重工業株式会社
フォークリフト
今日
三菱重工業株式会社
対向ピストンエンジン
1か月前
三菱重工業株式会社
電動コンプレッサ装置
19日前
三菱重工業株式会社
鋳造方法および鋳造品
28日前
三菱重工業株式会社
電解セル、及び電解装置
13日前
三菱重工業株式会社
高揚力装置および航空機
1か月前
三菱重工業株式会社
電解セル、及び電解装置
1か月前
三菱重工業株式会社
推進薬プラントシステム
今日
三菱重工業株式会社
電解セル、及び電解装置
13日前
三菱重工業株式会社
炭化炉及びその制御方法
3日前
三菱重工業株式会社
燃焼器及びガスタービン
26日前
三菱重工業株式会社
計測装置、及び積層造形装置
1か月前
三菱重工業株式会社
蓋操作装置、細胞培養システム
24日前
三菱重工業株式会社
制御システム、および制御方法
25日前
三菱重工業株式会社
液浸冷却装置及びその運用方法
19日前
三菱重工業株式会社
細胞培養設備、細胞培養システム
20日前
三菱重工業株式会社
蓄熱空調システムおよび制御方法
1か月前
三菱重工業株式会社
液浸冷却システム及びその制御方法
1か月前
三菱重工業株式会社
制御装置、制御方法及びプログラム
25日前
三菱重工業株式会社
評価方法、評価装置及びプログラム
25日前
三菱重工業株式会社
加水分解反応システム及び制御方法
19日前
三菱重工業株式会社
計算方法、解析装置及びプログラム
28日前
三菱重工業株式会社
水素製造プラント及び水素製造方法
1か月前
三菱重工業株式会社
ガス処理設備及びガス処理設備方法
7日前
三菱重工業株式会社
燃料噴射装置および往復動内燃機関
6日前
三菱重工業株式会社
配管内部の付着物除去装置および方法
1か月前
三菱重工業株式会社
制御装置、制御方法、及びプログラム
7日前
三菱重工業株式会社
積み付けパターン作成装置および方法
4日前
三菱重工業株式会社
風車翼補修装置、及び、風車翼補修方法
4日前
続きを見る
他の特許を見る