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公開番号2025122937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018696
出願日2024-02-09
発明の名称対話処理システムおよび対話処理方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04L 67/131 20220101AFI20250815BHJP(電気通信技術)
要約【課題】キャラクタを操作するユーザにとって意図的な対話処理の開始を容易にする。
【解決手段】対話処理システム1は、ユーザ端末装置10に対応する自キャラクタの仮想空間における位置、および他キャラクタの仮想空間における位置を制御する表示制御部21と、時間的に変化する自キャラクタの仮想空間における位置および他キャラクタの仮想空間における位置を記憶するアバター情報格納部25と、自キャラクタの仮想空間における位置と、他キャラクタの仮想空間における位置との間の相対関係の時間的変化を基に、自キャラクタと他キャラクタとが互いに近づき、かつ、自キャラクタと他キャラクタとのうちの一方のキャラクタが他方のキャラクタを基準とした所定範囲内に侵入したという条件が満たされた場合に、ユーザ端末と他キャラクタに対応するユーザ端末装置10あるいは対話機能との間での対話処理を開始する対話制御部23と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末に対応するキャラクタである自キャラクタの仮想空間における位置、および他のキャラクタである他キャラクタの前記仮想空間における位置を制御する位置制御部と、
前記位置制御部による制御によって時間的に変化する前記自キャラクタの前記仮想空間における位置および前記他キャラクタの前記仮想空間における位置を記憶する記憶部と、
前記自キャラクタの前記仮想空間における位置と、前記他キャラクタの前記仮想空間における位置との間の相対関係の時間的変化を基に、前記自キャラクタと前記他キャラクタとが互いに近づき、かつ、前記自キャラクタと前記他キャラクタとのうちの一方のキャラクタが他方のキャラクタを基準とした所定範囲内に侵入したという条件が満たされた場合に、前記ユーザ端末と前記他キャラクタに対応する対話装置あるいは対話機能との間での対話処理を開始する対話制御部と、を備える、
対話処理システム。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記対話制御部は、前記一方のキャラクタが、前記他方のキャラクタから第1の距離の第1の所定範囲内に侵入した後に、前記他方のキャラクタから前記第1の距離よりも短い第2の距離の第2の所定範囲内に侵入したという条件が満たされた場合に、前記対話処理を開始する、
請求項1に記載の対話処理システム。
【請求項3】
前記記憶部は、時間的に変化する前記自キャラクタの前記仮想空間における位置および複数の前記他キャラクタの前記仮想空間における位置を記憶し、
前記対話制御部は、前記自キャラクタの前記仮想空間における位置と、複数の前記他キャラクタの前記仮想空間における位置との間のそれぞれの相対関係の時間的変化を基に、複数の前記他キャラクタに関して前記条件が満たされた場合に、前記ユーザ端末と複数の前記他キャラクタに対応する複数の対話装置あるいは複数の対話機能との間での対話処理を開始する、
請求項1に記載の対話処理システム。
【請求項4】
前記対話制御部は、前記ユーザ端末と前記他キャラクタに対応する機械学習を利用した自動対話機能との間での対話処理を実行する、
請求項1に記載の対話処理システム。
【請求項5】
位置制御部が、ユーザ端末に対応するキャラクタである自キャラクタの仮想空間における位置、および他のキャラクタである他キャラクタの前記仮想空間における位置を制御する位置制御ステップと、
記憶部が、前記位置制御部による制御によって時間的に変化する前記自キャラクタの前記仮想空間における位置および前記他キャラクタの前記仮想空間における位置を記憶する記憶ステップと、
対話制御部が、前記自キャラクタの前記仮想空間における位置と、前記他キャラクタの前記仮想空間における位置との間の相対関係の時間的変化を基に、前記自キャラクタと前記他キャラクタとが互いに近づき、かつ、前記自キャラクタと前記他キャラクタとのうちの一方のキャラクタが他方のキャラクタを基準とした所定範囲内に侵入したという条件が満たされた場合に、前記ユーザ端末と前記他キャラクタに対応する対話装置あるいは対話機能との間での対話処理を開始する対話制御ステップと、
を備える対話処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対話処理システムおよび対話処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、仮想空間内でのアバターの移動制御を可能とするシステムが開示されている。このシステムでは、2つのアバター間での距離が一定距離内に近づくと自動的に両者の間で会話関係が形成されるように制御されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-312295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のシステムおいては、ユーザの操作によって仮想空間内のキャラクタを移動させる場合に、ユーザにとって意図しないで対話処理が開始されてしまう場合があった。
【0005】
そこで、本発明では、キャラクタを操作するユーザにとって意図的な対話処理の開始を容易にする対話処理システムおよび対話処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の対話処理システムは、ユーザ端末に対応するキャラクタである自キャラクタの仮想空間における位置、および他のキャラクタである他キャラクタの仮想空間における位置を制御する位置制御部と、位置制御部による制御によって時間的に変化する自キャラクタの仮想空間における位置および他キャラクタの仮想空間における位置を記憶する記憶部と、自キャラクタの仮想空間における位置と、他キャラクタの仮想空間における位置との間の相対関係の時間的変化を基に、自キャラクタと他キャラクタとが互いに近づき、かつ、自キャラクタと他キャラクタとのうちの一方のキャラクタが他方のキャラクタを基準とした所定範囲内に侵入したという条件が満たされた場合に、ユーザ端末と他キャラクタに対応する対話装置あるいは対話機能との間での対話処理を開始する対話制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、キャラクタを操作するユーザにとって意図的な対話処理の開始を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の対話処理システム1の構成を示すブロック図である。
図2は、図1の表示制御部21によって生成され、ユーザ端末装置10において表示された仮想空間の画像の一例を示す図である。
図3は、図1のアバター情報格納部25に格納された複数のアバターの仮想空間内の位置に関する位置情報の構成の一例を示す図である。
図4は、図1の接近検知部22による接近検出処理を説明するための図である。
図5は、図1の接近検知部22による接近検出処理を説明するための図である。
図6には、図1のユーザ端末装置10におけるチャット欄によって実現される文字交換による対話機能の例を示す。
図7は、画像生成システム100による画像生成処理の手順を示すフローチャートである。
図8は、本開示の一実施の形態に係るサーバ11,12のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照しながら本開示の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】
図1は、本開示における対話処理システム1の構成を示す図である。対話処理システム1は、通信ネットワーク(図示せず)を介して、複数のユーザの使用する端末(ユーザ端末)である複数のユーザ端末装置10、複数のサーバ装置である仮想空間提供サーバ11及びサーバ12の間でデータ通信が可能なように構成されている。同図においては、便宜上、複数のユーザが使用する複数のユーザ端末装置10のうち1つのユーザ端末装置10のみ図示されている。対話処理システム1は、後述するように、ユーザ端末装置10を使用するユーザに対して、仮想空間内における当該ユーザに対応するキャラクタである自キャラクタと当該仮想空間内に存在する他キャラクタとの間の対話機能を提供する通信システムである。対話処理システムの提供する対話機能としては、音声による対話機能のほか、文字交換、コード交換、あるいは絵柄交換による対話機能、仮想空間内でのキャラクタによるジェスチャー表現による対話機能等、様々な対話機能、あるいはこれらを組み合わせたものを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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