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公開番号2025121442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016802
出願日2024-02-07
発明の名称ステータ、モータ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 3/34 20060101AFI20250813BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】インシュレータの装着工程の作業性を向上可能なステータを提供する。
【解決手段】ステータ20は、円筒状の円筒部211と、円筒部211の外周面から径方向外側に突出する複数の歯部212と、歯部212の先端から周方向に突出する曲面部213と、隣り合う歯部212の間に形成されたスロットと、を有するステータコア21と、ステータコア21を軸方向両側から挟む一対のインシュレータ22、23と、インシュレータ22、23を介してステータコア21に巻回される巻線と、を備える。インシュレータ22、23は、軸方向に直交する面で構成される基部と、基部からステータコア21のスロットを囲むコア内面部215に沿って軸方向に延出する複数の壁部と、を有する。壁部と円筒部211との間の径方向クリアランス及び壁部と曲面部213との間の径方向クリアランスは、壁部と歯部212との間の周方向クリアランスよりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状の円筒部と、前記円筒部の外周面から径方向外側に突出する複数の歯部と、前記歯部の先端から周方向に突出する曲面部と、隣り合う前記歯部の間に形成されたスロットと、を有するステータコアと、前記ステータコアを軸方向両側から挟む一対のインシュレータと、前記インシュレータを介して前記ステータコアに巻回される巻線と、を備え、
前記インシュレータは、軸方向に直交する面で構成される基部と、前記基部から前記ステータコアの前記スロットを囲むコア内面部に沿って軸方向に延出する複数の壁部と、を有し、
前記壁部と前記円筒部との間の径方向クリアランス及び前記壁部と前記曲面部との間の径方向クリアランスは、前記壁部と前記歯部との間の周方向クリアランスよりも大きいステータ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記インシュレータは、前記壁部から前記コア内面部に向かって突出して突出端が前記コア内面部に当接する複数の突出部を有する、請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記突出部は、前記曲面部に当接する曲面部突出部と、前記円筒部に当接する円筒部突出部と、を含む、請求項2に記載のステータ。
【請求項4】
前記突出部は、前記歯部に当接する歯部突出部、を含む、請求項2に記載のステータ。
【請求項5】
前記突出部は、当該前記突出部の突出端に向かって突出量が漸減する挿入傾斜部を有する、請求項2に記載のステータ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のステータを備えたモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ステータ及びモータに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ロータのマグネットに環囲されるステータコアを有し、ブラシレスDCモータに使用されるステータが知られている。例えば、特許文献1には、ステータコアと、ステータコアを絶縁する絶縁部材と、ステータコアに巻き回されたコイルとを有するステータが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-052814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のステータでは、ステータコアの各スロットに樹脂製フィルムからなる絶縁シートを挿入し、その上で、ステータコアの上面と下面にティース部の一部をカバーする樹脂製のカバーを被せている。このため、特許文献1のステータは、ステータコアに絶縁用の部材を装着する装着工程における作業性の観点からは改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、インシュレータの装着工程の作業性を向上可能なステータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様のステータは、円筒状の円筒部と、円筒部の外周面から径方向外側に突出する複数の歯部と、歯部の先端から周方向に突出する曲面部と、隣り合う歯部の間に形成されたスロットと、を有するステータコアと、ステータコアを軸方向両側から挟む一対のインシュレータと、インシュレータを介してステータコアに巻回される巻線と、を備える。インシュレータは、軸方向に直交する面で構成される基部と、基部からステータコアのスロットを囲むコア内面部に沿って軸方向に延出する複数の壁部と、を有する。壁部と円筒部との間の径方向クリアランス及び壁部と曲面部との間の径方向クリアランスは、壁部と歯部との間の周方向クリアランスよりも大きい。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、インシュレータの装着工程の作業性を向上可能なステータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に係るロータを備えたモータを模式的に示す側断面図である。
図1のステータコアとインシュレータを示す分解斜視図である。
図2の第1インシュレータを示す斜視図である。
図2の第2インシュレータを示す斜視図である。
図1のステータの軸方向に直交する面で切断した断面図である。
図1のステータの軸方向に平行な面で切断した断面図である。
図1のステータのステータコアと巻線を示す図である。
図1のステータのステータコアと巻線を展開して示す展開図である。
図1のロータのハウジングを示す斜視図である。
図1のロータのマグネットを示す図である。
図1のロータのハウジングにマグネットを圧入する工程を示す断面図である。
図1のロータのハウジングにマグネットを圧入した状態を示す斜視図である。
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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