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公開番号
2025121086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016298
出願日
2024-02-06
発明の名称
中継コネクタ及びコネクタ組立体
出願人
ヒロセ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
31/06 20060101AFI20250812BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の外部装置が接続される場合にコネクタ数や配線数を減らす。
【解決手段】中継コネクタ(10)には、内部コネクタ用の1つの内側嵌合口(12)及び外部コネクタ用のn個の外側嵌合口(13)が形成されたハウジング(11)と、1つの内側嵌合口に一方の接点部(38a)を位置付け、n個の外側嵌合口のいずれかに他方の接点部(38b)を位置付けた非分岐端子(36)と、1つの内側嵌合口に一方の接点部(34a)を位置付け、n個の外側嵌合口のそれぞれにn個に分岐した他方の接点部(34b)を位置付けた分岐端子(31)と、が設けられている。非分岐端子が内部コネクタの端子と外部コネクタの端子を1対1で接続し、分岐端子が内部コネクタの他の端子とn個の外部コネクタの他の端子を1対nで接続する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内側の1つの内部コネクタと筐体外側のn個の外部コネクタを接続する中継コネクタであって、
前記内部コネクタ用の1つの内側嵌合口及び前記外部コネクタ用のn個の外側嵌合口が形成されたハウジングと、
1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のいずれかに他方の接点部を位置付けた非分岐端子と、
1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のそれぞれにn個に分岐した他方の接点部を位置付けた分岐端子と、を備え、
前記非分岐端子が前記内部コネクタの端子と前記外部コネクタの端子を1対1で接続し、前記分岐端子が前記内部コネクタの他の端子とn個の前記外部コネクタの他の端子を1対nで接続することを特徴とする中継コネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記非分岐端子が信号端子であり、前記分岐端子が電源端子であることを特徴とする請求項1に記載の中継コネクタ。
【請求項3】
前記筐体には前記ハウジングが入り込む開口が形成され、
前記ハウジングの外壁には片持ちバネ状の取付片が形成され、
前記取付片の先端には前記ハウジングの取付方向に向かって高くなるように階段状の斜面が形成され、前記筐体の開口縁に前記階段状の斜面が押し付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継コネクタ。
【請求項4】
前記分岐端子には前記ハウジングに挿し込まれる板状のベース部が形成され、
前記分岐端子の一方の接点部は前記ベース部から前記内側嵌合口に突き出したピン形状に形成され、前記分岐端子の他方の接点部は前記ベース部から前記外側嵌合口に突き出したピン形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継コネクタ。
【請求項5】
前記ベース部から前記内側嵌合口に一対の保持片が突き出しており、
前記分岐端子が前記ハウジングに挿し込まれる際に前記一対の保持片が治具による保持を受け付けることを特徴とする請求項4に記載の中継コネクタ。
【請求項6】
前記分岐端子は一対の分岐端子であり、前記非分岐端子が複数の非分岐端子であり、
前記ハウジングには上下方向にて前記一対の分岐端子の間に前記複数の非分岐端子が位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継コネクタ。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記内側嵌合口を介して前記分岐端子及び前記非分岐端子が挿込可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継コネクタ。
【請求項8】
筐体内側の1つの内部コネクタと、筐体外側のn個の外部コネクタと、前記内部コネクタと前記外部コネクタを接続する中継コネクタと、を備えたコネクタ組立体であって、
前記中継コネクタは、
前記内部コネクタ用の1つの内側嵌合口及び前記外部コネクタ用のn個の外側嵌合口が形成されたハウジングと、
1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のいずれかに他方の接点部を位置付けた非分岐端子と、
1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のそれぞれにn個に分岐した他方の接点部を位置付けた分岐端子と、を有し、
前記非分岐端子が前記内部コネクタの端子と前記外部コネクタの端子を1対1で接続し、前記分岐端子が前記内部コネクタの他の端子とn個の前記外部コネクタの他の端子を1対nで接続することを特徴とするコネクタ組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中継コネクタ及びコネクタ組立体に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に電子機器の筐体パネルには、パネル内側の内部装置とパネル外側の外部装置を接続するために中継コネクタが設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の筐体パネルには開口が形成されており、筐体パネルの開口に中継コネクタが取り付けられている。中継コネクタには、パネル内側及びパネル外側にそれぞれ嵌合口が形成されている。パネル内側の嵌合口には内部装置用の内部コネクタが嵌合され、パネル外側の嵌合口には外部装置用の外部コネクタが嵌合されている。内部コネクタの各端子及び外部コネクタの各端子が中継コネクタの各端子を介して1対1で電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-127429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の電子機器では、外部装置の接続数に応じて中継コネクタ数や配線数が増えるという不具合があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数の外部装置が接続される場合にコネクタ数や配線数を減らすことができる中継コネクタ及びコネクタ組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の中継コネクタは、筐体内側の1つの内部コネクタと筐体外側のn個の外部コネクタを接続する中継コネクタであって、前記内部コネクタ用の1つの内側嵌合口及び前記外部コネクタ用のn個の外側嵌合口が形成されたハウジングと、1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のいずれかに他方の接点部を位置付けた非分岐端子と、1つの前記内側嵌合口に一方の接点部を位置付け、n個の前記外側嵌合口のそれぞれにn個に分岐した他方の接点部を位置付けた分岐端子と、を備え、前記非分岐端子が前記内部コネクタの端子と前記外部コネクタの端子を1対1で接続し、前記分岐端子が前記内部コネクタの他の端子とn個の前記外部コネクタの他の端子を1対nで接続することで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の中継コネクタによれば、中継コネクタの1つの内側嵌合口に1つの内部コネクタが嵌合され、中継コネクタのn個の外側嵌合口にn個の外部コネクタが嵌合される。1つの中継コネクタで1つの内部コネクタとn個の外部コネクタが接続されることでコネクタ数を抑えることができる。また、1つの内部コネクタの端子と1つの外部コネクタの端子が非分岐端子を介して1対1で電気的に接続され、1つの内部コネクタの他の端子とn個の外部コネクタの他の端子が分岐端子を介して1対nで電気的に接続される。分岐端子によって他の端子同士が1対nで接続されることで内部コネクタに連なる配線数を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の各コネクタを筐体外側から見た斜視図である。
本実施形態の各コネクタを筐体内側から見た斜視図である。
本実施形態の内部コネクタの斜視図である。
本実施形態の外部コネクタの斜視図である。
本実施形態の中継コネクタの斜視図である。
本実施形態の中継コネクタの後面図である。
本実施形態の中継コネクタの断面図である。
本実施形態の電源線用の端子の接続状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態の中継コネクタ、内部コネクタ、外部コネクタを備えたコネクタ組立体について説明する。図1は、本実施形態の各コネクタを筐体外側から見た斜視図である。図2は、本実施形態の各コネクタを筐体内側から見た斜視図である。なお、図1では、1つの外部コネクタが中継コネクタに嵌合した状態を示している。また、以下の説明では、筐体のパネルを挟んで、内部コネクタ側を筐体内側、外部コネクタ側を筐体外側として説明する。また、各図では、中継コネクタの前側を矢印FR、中継コネクタの後側を矢印RE、中継コネクタの上側を矢印U、中継コネクタの下側を矢印LO、中継コネクタの左側を矢印L、中継コネクタの右側を矢印Rで示している。
【0010】
図1及び図2に示すように、電子機器の筐体のパネル1には単一の中継コネクタ10が取り付けられている。中継コネクタ10によって筐体内側の1つの内部コネクタ40と筐体外側の4つ(n個)の外部コネクタ70が接続される。中継コネクタ10のハウジング11の後部がパネル1から筐体内側に突き出して、筐体内側のハウジング11の後部には内部コネクタ40用の1つの内側嵌合口12が形成されている。中継コネクタ10のハウジング11の前部がパネル1から筐体外側に突き出し、筐体外側のハウジング11の前部には外部コネクタ70用の4つの外側嵌合口13が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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