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公開番号2025118107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013231
出願日2024-01-31
発明の名称水回り空間の異常検知システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47K 1/00 20060101AFI20250805BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】水回り空間の異常を適切に検知可能にすること。
【解決手段】実施形態に係る異常検知システムは、少なくとも2つ以上の水回り機器を備える水回り空間の異常検知システムにおいて、前記水回り機器の使用を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を記憶する記憶部と、前記検出結果に基づいて、前記水回り空間の使用状態を推定する推定部と、前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の状態を報知する報知部と、を備え、前記記憶部は、前記水回り空間を使用する所定の行動パターンに応じた使用モデルパターンが記憶され、前記推定部は、前記使用状態が前記使用モデルパターンから逸脱している場合、前記水回り空間に異常が生じていると推定し、前記報知部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の異常を報知する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2つ以上の水回り機器を備える水回り空間の異常検知システムにおいて、
前記水回り機器の使用を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果を記憶する記憶部と、
前記検出結果に基づいて、前記水回り空間の使用状態を推定する推定部と、
前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の状態を報知する報知部と、
を備え、
前記記憶部は、前記水回り空間を使用する所定の行動パターンに応じた使用モデルパターンが記憶され、
前記推定部は、前記使用状態が前記使用モデルパターンから逸脱している場合、前記水回り空間に異常が生じていると推定し、
前記報知部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の異常を報知する
ことを特徴とする水回り空間の異常検知システム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記2つ以上の水回り機器には、自動水栓、自動水石鹸、ハンドドライヤー、電気温水器のうち少なくとも2つの種別が含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り空間の異常検知システム。
【請求項3】
前記使用モデルパターンおよび使用状態は、前記水回り機器の使用比率、使用順序、使用回数の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の水回り空間の異常検知システム。
【請求項4】
前記使用モデルパターンは、前記水回り空間の使用者数または時間帯の少なくとも1つに応じて変更される
ことを特徴とする請求項3に記載の水回り空間の異常検知システム。
【請求項5】
前記記憶部は、前記推定部が異常と判定した回数を記憶し、
前記報知部は、前記推定部が前記水回り空間の異常を所定回数以上推定した場合に、前記水回り空間の異常として報知する
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り空間の異常検知システム。
【請求項6】
前記記憶部は、前記推定部が異常と判定した回数を記憶し、
前記報知部は、前記推定部が前記水回り空間の異常を所定回数連続して推定した場合に、前記水回り空間の異常として報知する
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り空間の異常検知システム。
【請求項7】
前記記憶部は、前記推定部が異常と判定した回数を記憶し、
前記報知部は、前記推定部が前記水回り空間の異常を所定割合以上と推定した場合に、前記水回り空間の異常として報知する
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り空間の異常検知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水回り空間の異常検知システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、吐水(水の吐出)を行う水栓機器等の水回り機器が設けられた水回り空間の管理に関する技術が提供されている。例えば、水回り空間の一例である洗面空間に複数の手洗器は配置される場合において、一部の手洗器の使用率が低くなった場合に異常と検知し、警告のメッセージを送信する技術が提供されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-025310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術には、改善の余地がある。例えば、通常時における複数の手洗器の使用率にばらつきがある場合等があり、単に使用率を用いるだけでは水回り空間の異常を適切に検知することが難しい場合がある。そのため、水回り空間の異常を適切に検知することが望まれている。
【0005】
開示の実施形態は、水回り空間の異常を適切に検知可能にする水回り空間の異常検知システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る水回り空間の異常検知システムは、少なくとも2つ以上の水回り機器を備える水回り空間の異常検知システムにおいて、前記水回り機器の使用を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を記憶する記憶部と、前記検出結果に基づいて、前記水回り空間の使用状態を推定する推定部と、前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の状態を報知する報知部と、を備え、前記記憶部は、前記水回り空間を使用する所定の行動パターンに応じた使用モデルパターンが記憶され、前記推定部は、前記使用状態が前記使用モデルパターンから逸脱している場合、前記水回り空間に異常が生じていると推定し、記報知部は、前記推定部の推定結果に基づいて、前記水回り空間の異常を報知することを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に係る水回り空間の異常検知システムによれば、水回り空間の使用状態が水回り空間を使用する所定の行動パターンに応じた使用モデルパターンから逸脱している場合、水回り空間に異常が生じていると推定する。これにより、水回り空間の異常検知システムは、水回り空間の異常を適切に検知可能にすることができる。例えば、水回り空間の異常検知システムは、通常使用時の使用者の行動パターン(使用モデルパターン)と、実際の使用状態を比較し、差異がある場合には空間に何かしらの異常があると判定する。これにより、水回り空間の異常検知システムは、洗面空間等の水回り空間全体で異常の有無を推定することができる。
【0008】
実施形態の一態様に係る水回り空間の異常検知システムにおいて、前記2つ以上の水回り機器には、自動水栓、自動水石鹸、ハンドドライヤー、電気温水器のうち少なくとも2つの種別が含まれることを特徴とする。
【0009】
実施形態の一態様に係る水回り空間の異常検知システムによれば、水回り空間に配置され得る水回り機器の使用状態を基に異常を推定することで、その水回り空間の水回り機器の使用状態を基に水回り空間の異常を推定することができる。したがって、水回り空間の異常検知システムは、水回り空間の異常を適切に検知可能にすることができる。例えば、水回り空間の異常検知システムは、水回り空間の一例である洗面空間が一般に備えている水回り機器群の使用状態を基に異常を推定することにより、水回り空間の異常を適切に検知可能にすることができる。
【0010】
実施形態の一態様に係る水回り空間の異常検知システムにおいて、前記使用モデルパターンおよび使用状態は、前記水回り機器の使用比率、使用順序、使用回数の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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