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公開番号2025117825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012763
出願日2024-01-31
発明の名称充電通知サーバー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バッテリセンサの搭載の有無に関わらず、車両についてバッテリの充電要否を判断して通知を行うことが充電通知サーバーを提供する。
【解決手段】車両に搭載されたバッテリに関する通知を行う充電通知サーバーであって、車両から、バッテリの蓄電率であるバッテリSOCを含む第1車両データおよびバッテリSOCを含まない第2車両データのいずれかを受信する第1受信部と、第1受信部が第2車両データを受信した場合、車両に接続される外部機器から、バッテリの充電状態に関する情報を受信する第2受信部と、バッテリの充電状態に関する情報をバッテリSOCに換算する換算部と、バッテリSOCに基づいてバッテリの充電の要否を判断する判断部と、バッテリの充電が必要と判断された場合、バッテリの充電要求を送信する送信部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されたバッテリに関する通知を行う充電通知サーバーであって、
前記車両から、前記バッテリの蓄電率であるバッテリSOCを含む第1車両データおよび前記バッテリSOCを含まない第2車両データのいずれかを受信する第1受信部と、
前記第1受信部が前記第2車両データを受信した場合、前記車両に接続される外部機器から、前記バッテリの充電状態に関する情報を受信する第2受信部と、
前記バッテリの充電状態に関する情報を前記バッテリSOCに換算する換算部と、
前記バッテリSOCに基づいて前記バッテリの充電の要否を判断する判断部と、
前記バッテリの充電が必要と判断された場合、前記バッテリの充電要求を送信する送信部と、を備える、充電通知サーバー。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第1受信部は、前記バッテリSOCを取得できるセンサを搭載した車両から前記第1車両データを受信し、前記センサを搭載していない車両から前記第2車両データを受信する、請求項1に記載の充電通知サーバー。
【請求項3】
前記判断部は、前記第1受信部が受信した前記バッテリSOCまたは前記換算部が換算した前記バッテリSOCと、前記車両の駐車期間における駐車1日当たりの平均暗電流値と、に基づいて、前記バッテリの充電の要否を判断する、請求項1または2に記載の充電通知サーバー。
【請求項4】
前記送信部は、前記車両を保管する車両販売店に前記バッテリの充電要求を送信する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の充電通知サーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載されたバッテリに関する通知を行うサーバーなどに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、車両販売店の在庫車両において補充電のタイミングを車両ごとに通知することで充電の未実施を防止するシステムが開示されている。このシステムでは、車両に搭載されたバッテリセンサで取得したバッテリの状態を含む車両データをサーバーが受信し、この車両データに基づいてサーバーがバッテリの充電の要否を判断し、充電が必要であると判断した場合に、サーバーが車両を在庫に持つ車両販売店に対してバッテリの充電要求を通知することを行う。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
発明推進協会公開技報公技番号2023-500561号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1に記載されたシステムでは、サーバーは、バッテリセンサを搭載していない車両からバッテリの状態を含む車両データを受信できない。このため、サーバーは、バッテリセンサを搭載していない車両についてバッテリの充電要否を判断することができず、必要な通知を行うことができない。
【0005】
ここで、バッテリセンサを搭載する車両の管理システムとは異なる管理システムによって、バッテリセンサを搭載していない車両のバッテリを管理することが考えられる。しかしながら、この場合、複数の管理システムを用いて複数の車両のバッテリを管理しなければならなくなり、車両販売店などにとって車両の管理や情報把握が煩雑になるという課題がある。
【0006】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、バッテリセンサの搭載の有無に関わらず、複数の車両についてバッテリの充電要否を判断して通知を行うことができる、充電通知サーバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両に搭載されたバッテリに関する通知を行う充電通知サーバーであって、車両から、バッテリの蓄電率であるバッテリSOCを含む第1車両データおよびバッテリSOCを含まない第2車両データのいずれかを受信する第1受信部と、第1受信部が第2車両データを受信した場合、車両に接続される外部機器から、バッテリの充電状態に関する情報を受信する第2受信部と、バッテリの充電状態に関する情報をバッテリSOCに換算する換算部と、バッテリSOCに基づいてバッテリの充電の要否を判断する判断部と、バッテリの充電が必要と判断された場合、バッテリの充電要求を送信する送信部と、を備える、充電通知サーバーである。
【発明の効果】
【0008】
本開示の充電通知サーバーによれば、バッテリの充電状態に関する情報をバッテリSOCに換算する機能を有しているため、バッテリセンサの搭載の有無に関わらず、複数の車両についてバッテリの充電要否を判断して必要な通知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る充電通知サーバーを含む車両管理システムの概略構成図
車両が実行する処理を説明するフローチャート
計測器が実行する処理を説明するフローチャート
充電通知サーバーが実行する処理を説明するフローチャート
車両販売店が実行する処理を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の充電通知サーバーは、バッテリの蓄電率(SOC)をセンサで測定できないセンサ非搭載車両については、センサ非搭載車両に外部接続された計測器で測定できるバッテリ情報を取得し、このバッテリ情報から導出されるバッテリのSOCに基づいてバッテリの充電要否を判断する。これにより、センサ搭載車両もセンサ非搭載車両も同一の車両管理システムによって充電に関する通知を行うことができる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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