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公開番号
2025116403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010805
出願日
2024-01-29
発明の名称
EV充電ケーブル収納構造
出願人
株式会社TOKO
代理人
弁理士法人大手門国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250801BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コネクタの導通部分を保護した状態でコンパクトに収納することができ、更にコネクタの収納および取り出し作業も迅速に行え、収納空間のスリム化も図れるEV充電ケーブル収納構造を提供すること。
【解決手段】収納ボックスは、EV充電ケーブルAのコネクタCを正面側から差し込み装着して保持可能なコネクタホルダ2を鉛直面Sに付設すると共に、前記コネクタホルダ2の下部と鉛直面Sをバネ蝶番3を介して接続して、前記コネクタCをコネクタホルダ2に装着したとき、コネクタCおよびEV充電ケーブルAの自重でコネクタホルダ2が下向きに回動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
EV充電ケーブルのコネクタを正面側から差し込み装着して保持可能なコネクタホルダが鉛直面に付設されると共に、前記コネクタホルダの下部と鉛直面がバネ蝶番を介して接続されて、前記コネクタがコネクタホルダに装着されたとき、コネクタおよびEV充電ケーブルの自重でコネクタホルダが下向きに回動する、EV充電ケーブル収納構造。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記バネ蝶番がブラケットを介して前記鉛直面に取り付けられている、請求項1記載の EV充電ケーブル収納構造。
【請求項3】
前記バネ蝶番として、両羽根部が所定の開き角度から閉方向に付勢されるものが使用されると共に、前記ブラケットとして、前記鉛直面に取り付けられる第一面部と、この第一面部に連続し、前記バネ蝶番の一方の羽根部が取り付けられる段差状の第二面部と、この第二面部に連続し、前記バネ蝶番のコネクタホルダが取着された他方の羽根部またはコネクタホルダが閉状態で当接する第三面部とを備えたものが使用されている、請求項2記載のEV充電ケーブル収納構造。
【請求項4】
開閉扉を備えた正面部、背面部及び両側面部の内側に収納空間が形成された収納ボックスが使用されると共に、前記鉛直面となる前記背面部の内側にコネクタホルダが付設されている、請求項1または2に記載のEV充電ケーブル収納構造。
【請求項5】
前記収納ボックスの両側面部が、背面部側のコーナー材と正面部側のコーナー材との間に1以上の中間板材を連結して構成されている、請求項4記載のEV充電ケーブル収納構造。
【請求項6】
前記収納ボックスの背面部が、背面部側のコーナー材の間に前記両側面部と同種の中間板材を連結して構成されている、請求項5記載のEV充電ケーブル収納構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、不使用時のEV充電ケーブルを収納するためのEV充電ケーブル収納構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般家庭などにおいて家庭用電源を用いて電気自動車の充電を行う場合、電源と電気自動車を接続するためのEV充電ケーブルを備えた充電設備が使用される。この充電設備の EV充電ケーブルは、住宅や充電設備と自動車を接続できるだけの長さが必要となるが、不使用時にはコンパクトに収納する必要があるため、住宅や車庫にケーブル収納具を設けて巻き取った状態で収納するのが一般的である。
【0003】
例えば、従来においては、特許文献1のようにEV充電ケーブルのコネクタを垂れ下げた状態で収納するものも公知となっているが、この構造ではコネクタが露出した状態となるため、雨水や外気によってコネクタに錆が生じ、導通不良の原因となる。そのため、コネクタを装着して導通部分を保護するコネクタホルダを備えたケーブル収納具も従来提案されている(特許文献2~4参照)。
【0004】
しかしながら、上記従来のケーブル収納具においては、コネクタをコネクタホルダに対して前後向きまたは前後斜め向きに装着する構造であったため、収納ボックスに奥行が必要となり収納空間をスリム化することが難しかった。一方、従来においては、コネクタを左右横向きに収納するケーブル収納具も存在したが(特許文献4・5参照)、この構造ではコネクタの脱着作業をスムーズに行うことが難しかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-43717号公報
特開2014-33576号公報
特開2015-208090号公報
特許第5756904号公報
特開2013-42573号公報
特許第5936311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を解決することを課題としており、要約するとコネクタの導通部分を保護した状態でコンパクトに収納することができ、更にコネクタの収納および取り出し作業も迅速に行え、収納空間のスリム化も図れるEV充電ケーブル収納構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決する手段として、EV充電ケーブルAのコネクタCを正面側から差し込み装着して保持可能なコネクタホルダ2を鉛直面Sに付設すると共に、前記コネクタホルダ2の下部と鉛直面Sをバネ蝶番3を介して接続して、前記コネクタCをコネクタホルダ2に装着したとき、コネクタCおよびEV充電ケーブルAの自重でコネクタホルダ2が下向きに回動するように構成を採用した(効果は後述する)。
【0008】
本発明は、上記バネ蝶番3をブラケット4を介して上記鉛直面Sに取り付けることで、ブラケット4によりコネクタホルダ2と鉛直面Sの間にコネクタCの持ち手部分Hの収納スペースを形成することができる。
【0009】
本発明は、上記バネ蝶番3として、両羽根部31が所定の開き角度から閉方向に付勢されるものを使用すると共に、上記ブラケット4として、上記鉛直面Sに取り付けられる第一面部41と、この第一面部41に連続し、上記バネ蝶番3の一方の羽根部31が取り付けられる段差状の第二面部42と、この第二面部42に連続し、上記バネ蝶番3のコネクタホルダ2が取着された他方の羽根部31またはコネクタホルダ2が閉状態で当接する第三面部43とを備えたものを使用できる。
【0010】
これにより上記コネクタホルダ2が上方(起立方向)に回動したときには上記バネ蝶番3の羽根部31をブラケット4の第三面部43に当接させることで回動を制止でき、また上記コネクタホルダ2が下方(傾倒方向)に回動したときには両羽根部31が所定の開き角度まで開くことで、鉛直面SにコネクタCの持ち手部分Hが衝突する前に回動を制止できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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