TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025115702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010290
出願日2024-01-26
発明の名称発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置及び移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G09G 3/3225 20160101AFI20250731BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】電圧低下による発光への影響を軽減する。
【解決手段】発光装置は、画素信号に応じた輝度の光を発する発光素子をそれぞれ含む複数の画素回路と、画素信号を書き込む画素回路を複数の画素回路から選択する駆動回路と、複数の画素回路に電源電圧を供給するための複数の電源線と、を備える。複数の電源線は、複数の画素回路に重なる部分において第1の方向に延在する電源線を含む。複数の画素回路のうち第1の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下である。複数の画素回路のうち第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発光装置であって、
画素信号に応じた輝度の光を発する発光素子をそれぞれ含む複数の画素回路と、
前記画素信号を書き込む画素回路を前記複数の画素回路から選択する駆動回路と、
前記複数の画素回路に電源電圧を供給するための複数の電源線と、を備え、
前記複数の電源線は、前記複数の画素回路に重なる部分において第1の方向に延在する電源線を含み、
前記複数の画素回路のうち前記第1の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下であり、
前記複数の画素回路のうち前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下である、発光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の電源線は、前記複数の画素回路に重なる部分において前記第2の方向に延在する電源線をさらに含む、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の画素回路のうち前記第1の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が1つ以下であり、
前記複数の画素回路のうち前記第2の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が1つ以下である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記発光装置は、前記駆動回路から前記複数の画素回路に選択信号を供給するための複数の走査線をさらに備え、
前記複数の走査線の少なくとも何れかは、前記第1の方向及び前記第2の方向の両方に斜交する部分を含む、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記駆動回路は、長い走査線ほど高い駆動力の選択信号を供給する、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の画素回路は、複数の画素行及び複数の画素列を構成するように配されており、
前記複数の画素行のそれぞれ又は前記複数の画素列のそれぞれが前記第1の方向に平行である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の画素回路は、複数の画素行及び複数の画素列を構成するように配されており、
前記複数の画素行のそれぞれ及び前記複数の画素列のそれぞれが前記第1の方向に斜交する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか1項に記載の発光装置と、前記発光装置に接続されている能動素子と、を有することを特徴とする表示装置。
【請求項9】
複数のレンズを有する光学部と、前記光学部を通過した光を受光する撮像素子と、画像を表示する表示部と、を有し、
前記表示部は、前記撮像素子が撮像した画像を表示し、かつ、請求項1乃至7の何れか1項に記載の発光装置を有することを特徴とする光電変換装置。
【請求項10】
表示部が設けられた筐体と、前記筐体に設けられ、外部と通信する通信部と、を有し、
前記表示部は、請求項1乃至7の何れか1項に記載の発光装置を有することを特徴とする電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示面に配された各発光素子に対して近接して光検出素子を設け、画像が表示されている途中において発光素子の輝度補正を行う表示装置が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-024994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画素回路に大きな値の画素信号が書き込まれると、この画素回路の周囲の画素回路に供給される電源電圧が大きく低下しうる。この電圧低下に起因して、この周囲の画素回路に書き込まれる画素信号の値が変化し、意図された輝度の光が発せられない恐れがある。本発明の一部の側面は、電圧低下による発光への影響を軽減するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態によれば、発光装置であって、画素信号に応じた輝度の光を発する発光素子をそれぞれ含む複数の画素回路と、前記画素信号を書き込む画素回路を前記複数の画素回路から選択する駆動回路と、前記複数の画素回路に電源電圧を供給するための複数の電源線と、を備え、前記複数の電源線は、前記複数の画素回路に重なる部分において第1の方向に延在する電源線を含み、前記複数の画素回路のうち前記第1の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下であり、前記複数の画素回路のうち前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置された2つ以上の画素回路から前記駆動回路によって同じタイミングに選択される画素回路の個数が2つ以下である、発光装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
上記実施形態により、電圧低下による発光への影響が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一部の実施形態に係る発光装置の構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態に係る画素回路の構成例を説明する等価回路図。
一部の実施形態に係る発光回路の構成例を説明する等価回路図。
一部の実施形態に係る電源線の構成例を説明するレイアウト図。
一部の実施形態に係る発光回路の動作例を説明する模式図。
一部の実施形態に係る発光回路の変形例を説明する等価回路図。
一部の実施形態に係る発光装置の変形例を説明する図。
一部の実施形態に係る画素回路の構成例を示す断面図。
一部の実施形態の発光装置を用いた画像形成装置の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた光電変換装置の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた電子機器の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた照明装置の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いた移動体の一例を示す図。
一部の実施形態の発光装置を用いたウェアラブルデバイスの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
図1~図7を参照して、一部の実施形態にかかる発光装置100について説明する。以下の実施形態は、いずれも本開示の一例を示すものである。以下の説明における数値、形状、材料、構成要素の配置などは、本開示を限定するものではない。
【0010】
図1のブロック図を参照して、発光装置100の構成例について説明する。発光装置100は、所望の画像などを表示するために使用されてもよい。発光装置100は、複数の画素回路120と、駆動回路110と、信号処理回路102とを含みうる。発光装置100は、受信回路101と、メモリ103とをさらに含みうる。発光装置100は、図1に示される構成要素の一部を含まなくてもよいし、図1に示されない構成要素を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
電源装置
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
26日前
キヤノン株式会社
通信端末
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
電源装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
プログラム
14日前
キヤノン株式会社
乳酸センサ
4日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
11日前
キヤノン株式会社
液体収容容器
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録素子基板
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
続きを見る