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公開番号
2025111082
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005244
出願日
2024-01-17
発明の名称
糸巻量調節具及びスプール
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
89/015 20060101AFI20250723BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣糸巻回胴部との間で空転が生じることのない糸巻量調節具を提供する。
【解決手段】本発明に係る糸巻量調節具20は、魚釣用リールのスプール5の釣糸巻回胴部5aに装着され、釣糸巻回胴部の外周面に沿って配設される複数の分割体21,22を備えている。複数の分割体21,22の少なくとも1つには、釣糸巻回胴部5aに対して着脱可能に固定する固定構造30が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
魚釣用リールのスプールの釣糸巻回胴部に装着され、前記釣糸巻回胴部の外周面に沿って配設される複数の分割体を備えた糸巻量調節具であって、
前記複数の分割体の少なくとも1つには、前記釣糸巻回胴部に対して着脱可能に固定する固定構造が設けられていることを特徴とする糸巻量調節具。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記固定構造は、前記釣糸巻回胴部に形成された凹部と嵌合するように、前記分割体の内面に形成された凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の糸巻量調節具。
【請求項3】
前記分割体の内面に形成された凸部の突出量は、前記釣糸巻回胴部の肉厚よりも長く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の糸巻量調節具。
【請求項4】
前記固定構造は、前記釣糸巻回胴部に対して前記分割体を固定するネジ部材を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の糸巻量調節具。
【請求項5】
前記複数の分割体は、前記釣糸巻回胴部に装着された際、各分割体の端面間に隙間が生じるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の糸巻量調節具。
【請求項6】
前記複数の分割体は、半円筒形状の2部品で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の糸巻量調節具。
【請求項7】
魚釣用リールに対して着脱可能に取り付けられるスプールであって、
前記スプールの釣糸巻回胴部には、巻回される釣糸の巻回量を調節する分割体で構成される糸巻量調節具が着脱可能に固定され、
前記釣糸巻回胴部には、前記糸巻量調節具の内面に形成された凸部と嵌合する凹部と、前記糸巻量調節具を固定するネジ部材用のネジ孔が形成されていることを特徴とするスプール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用リールのスプールに装着され、釣糸巻回胴部に巻回される釣糸の巻回量を調節する糸巻量調節具(ラインアジャスターとも称される)、及び、それに適したスプールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、魚釣用リールのスプールに装着される糸巻量調節具が知られている。糸巻量調節具は、釣糸が巻回される前のスプールの釣糸巻回胴部に装着されるものであり、例えば、特許文献1に開示されている構成が知られている。この公報に開示されている糸巻量調節具は、ある程度の肉厚を備えた円筒形状に構成されており、これを釣糸巻回胴部に装着することで、釣糸巻回胴部の高さが調節される。これにより、下巻きと称される手間のかかる作業を無くし、また、あまり使用されることのない下側の釣糸を省略することが可能となる。
【0003】
特許文献1に開示されている糸巻量調節具は、釣糸巻回胴部に装着できるように、2つの半円筒形状に形成された分割体を、釣糸巻回胴部の表面に沿わせて、両分割体を円筒形状に一体化するように構成されている。このため、各分割体には、互いに対向する端面に、係合爪と、この係合爪と係合する係合溝が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3076427号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来の糸巻量調節具は、2つの分割体を周方向で?み合わせているだけであるため、釣糸巻回胴部に対して空転(スプールに対して滑り回転)してしまう。特に、両軸受型リールでは、キャスティング操作をする際、又は、魚が掛かって釣糸を巻き取る際、空転が生じると、糸ふけ、糸巻き力が低下する等の問題が生じてしまう。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、釣糸巻回胴部との間で空転が生じることのない糸巻量調節具、及び、それに適したスプールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る糸巻量調節具は、魚釣用リールのスプールの釣糸巻回胴部に装着され、前記釣糸巻回胴部の外周面に沿って配設される複数の分割体を備えており、前記複数の分割体の少なくとも1つには、前記釣糸巻回胴部に対して着脱可能に固定する固定構造が設けられていることを特徴とする。
【0008】
上記した糸巻量調節具は、複数の分割体を、スプールの釣糸巻回胴部の外周面に沿うように配設する。釣糸巻回胴部と複数の分割体の少なくとも1つには、固定構造が設けられており、この固定構造によって糸巻量調節具は、釣糸巻回胴部の外周面に対して固定される。したがって、実釣時において、糸巻量調節具が釣糸巻回胴部に対して空転することはない。
【0009】
また、上記したスプールは、糸巻量調節具とともに、パーツ部品として魚釣用リールに着脱することが可能である。このように、パーツ部品であるスプールには、釣糸巻回胴部に、巻回される釣糸の巻回量を調節する分割体で構成される糸巻量調節具を着脱可能に固定することが可能であり、前記釣糸巻回胴部には、前記糸巻量調節具の内面に形成された凸部と嵌合する凹部と、前記糸巻量調節具を固定するネジ部材用のネジ孔が形成されていることを特徴とする。
【0010】
上記した構成によれば、魚釣用リールに着脱され、糸巻量調節具が固定可能なパーツ部品となるスプールが得られる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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