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公開番号
2025108911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002442
出願日
2024-01-11
発明の名称
モデル記述形式修正装置およびモデル記述形式修正方法
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
8/74 20180101AFI20250716BHJP(計算;計数)
要約
【課題】モデルの記述形式の修正を図る際にそのモデルの性能を向上させる。
【解決手段】モデル記述形式修正装置101は、類似モデルデータ抽出部40とモデル表示部60とを含む。類似モデルデータ抽出部40は、記述形式を修正するための解析対象である解析対象モデルの情報と、解析対象モデルと比較するための複数の比較対象モデルの情報と、に基づいて、複数の比較対象モデルのうち解析対象モデルの振る舞いに類似した振る舞いを表す2つ以上の類似モデルを抽出する。モデル表示部60は、その2つ以上の類似モデルの性能を示す性能データと、その性能についての基準を示す基準データを含むモデル選択条件と、に基づいて2つ以上の類似モデルから選択される特定の類似モデルの記述形式に、解析対象モデルの記述形式を修正する、または、解析対象モデルの記述形式を修正することを促す。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
システムの振る舞いが抽象化されて表されたモデルの記述形式の修正を図るモデル記述形式修正装置であって、
前記記述形式を修正するための解析対象である解析対象モデルの情報と、前記解析対象モデルと比較するための複数の比較対象モデルの情報と、に基づいて、前記複数の比較対象モデルのうち前記解析対象モデルの前記振る舞いに類似した振る舞いを表す2つ以上の類似モデルを抽出する類似モデルデータ抽出部と、
前記2つ以上の類似モデルの性能を示す性能データと、前記性能についての基準を示す基準データを含むモデル選択条件と、に基づいて前記2つ以上の類似モデルから選択される特定の類似モデルの前記記述形式に、前記解析対象モデルの前記記述形式を修正する、または、前記解析対象モデルの前記記述形式を修正することを促すモデル表示部と、を備える、モデル記述形式修正装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記性能データは、前記2つ以上の類似モデルに基づいて生成されるソースコードの前記性能を示すデータを含み、
前記モデル選択条件の前記基準データは、前記ソースコードの前記性能についての前記基準を示すデータを含む、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項3】
前記モデル表示部は、前記特定の類似モデルの前記記述形式に、前記解析対象モデルの前記記述形式を統一して修正する、または、前記解析対象モデルの前記記述形式を統一して修正することを促す、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項4】
前記解析対象モデルが入力されるモデル入力部と、
前記解析対象モデルに基づいて解析対象ソースコードを生成するソースコード生成部と、
前記複数の比較対象モデルと、前記複数の比較対象モデルに基づいて生成された複数の比較対象ソースコードと、前記複数の比較対象ソースコードの各々の前記性能を示す前記性能データと、を格納するデータベース部と、
前記モデル選択条件が入力されるモデル選択条件入力部と、をさらに備え、
前記類似モデルデータ抽出部は、前記解析対象ソースコードと前記複数の比較対象ソースコードとを比較して、前記2つ以上の類似モデルを抽出し、
前記モデル表示部は、前記2つ以上の類似モデルの前記性能データと前記モデル選択条件とに基づいて前記特定の類似モデルを選択する際に、前記特定の類似モデルの前記記述形式で前記解析対象モデルの前記記述形式を修正することによって、前記解析対象ソースコードの前記性能が向上するように、前記特定の類似モデルを選択する、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項5】
前記モデル表示部は、前記2つ以上の類似モデルに基づいて生成されるソースコードの前記性能と前記解析対象モデルに基づいて生成される解析対象ソースコードの前記性能とを、数値データで表示する、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項6】
前記モデル表示部は、前記2つ以上の類似モデルと前記解析対象モデルとの差分箇所をハイライトで表示する、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項7】
前記解析対象モデルは、前記データベース部に格納された前記複数の比較対象モデルのうちの1つの比較対象モデルである、請求項4に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項8】
前記モデルで記述された前記システムの前記振る舞いの試験に関する試験仕様が入力される試験データ入力部と、
前記解析対象モデルが前記試験仕様を満たすか否かを検証するモデル自動試験部と、
前記解析対象ソースコードが前記試験仕様を満たすか否かを検証するソースコード自動試験部と、
前記解析対象モデルおよび前記解析対象ソースコードが前記試験仕様を満たした場合に、前記解析対象モデルおよび前記解析対象ソースコードを前記データベース部に格納するデータベース作成部と、をさらに備える、請求項4に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項9】
前記システムの前記振る舞いが自然言語で記述された入力仕様と、前記複数の比較対象モデルの前記振る舞いが前記自然言語でそれぞれ記述された複数の比較対象仕様と、に基づいて、前記複数の比較対象モデルのうち前記入力仕様に類似する比較対象仕様を有する少なくとも1つの第1比較対象モデルを抽出する類似仕様抽出部と、
前記システムの前記振る舞いを試験するための入力試験データと、前記複数の比較対象モデルの前記振る舞いをそれぞれ試験するための複数の比較対象試験データと、に基づいて、前記複数の比較対象モデルのうち前記入力試験データに類似する比較対象試験データを有する少なくとも1つの第2比較対象モデルを抽出する類似試験データ抽出部と、をさらに備え、
前記モデル表示部は、前記少なくとも1つの第1比較対象モデルおよび前記少なくとも1つの第2比較対象モデルの各々の前記性能を示す前記性能データと、前記性能についての前記基準を示す前記基準データを含むと前記モデル選択条件とに基づいて、前記少なくとも1つの第1比較対象モデルおよび前記少なくとも1つの第2比較対象モデルのうちいずれかの比較対象モデルの前記記述形式の流用を促す、請求項1に記載のモデル記述形式修正装置。
【請求項10】
システムの振る舞いが抽象化されて表されたモデルの記述形式の修正を図るモデル記述形式修正装置であって、
前記システムの前記振る舞いが自然言語で記述された入力仕様と、複数の比較対象モデルの前記振る舞いが前記自然言語でそれぞれ記述された複数の比較対象仕様と、に基づいて、前記複数の比較対象モデルのうち前記入力仕様に類似する比較対象仕様を有する少なくとも1つの第1比較対象モデルを抽出する類似仕様抽出部と、
前記システムの前記振る舞いを試験するための入力試験データと、前記複数の比較対象モデルの前記振る舞いをそれぞれ試験するための複数の比較対象試験データと、に基づいて、前記複数の比較対象モデルのうち前記入力試験データに類似する比較対象試験データを有する少なくとも1つの第2比較対象モデルを抽出する類似試験データ抽出部と、
前記少なくとも1つの第1比較対象モデルおよび前記少なくとも1つの第2比較対象モデルの各々の性能を示す性能データと、前記性能についての基準を示す基準データを含むモデル選択条件とに基づいて、前記少なくとも1つの第1比較対象モデルおよび前記少なくとも1つの第2比較対象モデルのうちいずれかの比較対象モデルの前記記述形式の流用を促すモデル表示部と、を備える、モデル記述形式修正装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モデル記述形式修正装置およびモデル記述形式修正方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モデル記述形式を統一化するモデル記述形式修正装置が開示されている。特許文献1に記載のモデル記述形式修正装置は、作成されたモデルから生成されるコードと同じまたは類似するコードが、他のモデルに存在するか否かを判定する。そして、同じまたは類似するコードが他のモデルに存在する場合、その作成されたモデルの記述形式は他のモデルの記述形式に統一される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-201040号公報
特開2011-86147号公報
特開2012-38022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モデルの記述形式が統一された場合、その統一後のモデルに基づいて生成されるソースコードにおいては、リソース使用量、処理時間等の性能が悪化する可能性がある。
【0005】
本開示は、上記の課題を解決するため、モデルの記述形式の修正を図る際にそのモデルの性能を向上させることができるモデル記述形式修正装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るモデル記述形式修正装置は、システムの振る舞いが抽象化されて表されたモデルの記述形式の修正を図る。モデル記述形式修正装置は、類似モデルデータ抽出部とモデル表示部とを含む。類似モデルデータ抽出部は、記述形式を修正するための解析対象である解析対象モデルの情報と、解析対象モデルと比較するための複数の比較対象モデルの情報と、に基づいて、複数の比較対象モデルのうち解析対象モデルの振る舞いに類似した振る舞いを表す2つ以上の類似モデルを抽出する。モデル表示部は、その2つ以上の類似モデルの性能を示す性能データと、その性能についての基準を示す基準データを含むモデル選択条件と、に基づいて2つ以上の類似モデルから選択される特定の類似モデルの記述形式に、解析対象モデルの記述形式を修正する、または、解析対象モデルの記述形式を修正することを促す。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、モデルの記述形式の修正を図る際に、そのモデルの性能を向上させることができるモデル記述形式修正装置が提供される。
【0008】
本開示の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるモデルの記述例を示す図である。
実施の形態1におけるモデル記述形式修正装置の構成を示す機能ブロック図である。
実施の形態1のデータベース部に格納されるモデルに関連する情報の一例を示す図である。
モデル記述形式修正装置に含まれる処理回路の構成の一例を示す図である。
モデル記述形式修正装置に含まれる処理回路の構成の別の一例を示す図である。
実施の形態1におけるモデル記述形式修正方法の類似モデルデータ抽出処理を示すフローチャートである。
実施の形態1におけるモデル記述形式修正方法のモデル表示処理を示すフローチャートである。
実施の形態2におけるモデル記述形式修正装置の構成を示す機能ブロック図である。
試験データの一例を示す図である。
実施の形態3におけるモデル記述形式修正装置の構成を示す機能ブロック図である。
実施の形態3のデータベース部に格納されるモデルに関連する情報の一例を示す図である。
実施の形態3におけるモデル記述形式修正方法のモデル表示処理を示すフローチャートである。
実施の形態3の変形例におけるモデル記述形式修正装置の構成を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施の形態1>
モデルベース開発は、ソフトウェアおよびハードウェアの開発手法の1つであり、自動車業界等を中心に活用されている。モデルベース開発においては、開発対象製品の振る舞いは、自然言語で記述されず図つまりモデルで記述される。モデルの記述には、モデリングツールが使用される。例えば、MathWorks社製のSimulinkは、ブロック線図を用いたモデリングツールである。モデリングツールは、数値的なシミュレーションを実施する機能、および、モデルからC言語などのソースコードを生成する機能を有する。それらの機能によって、開発が効率化され、品質も向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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