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公開番号
2025104975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223199
出願日
2023-12-28
発明の名称
コネクタ装置およびプラグコネクタ
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/642 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】キーコード構造を有する構成とした場合であってもプラグハウジング上に吸着領域を確保することが可能なコネクタ装置およびプラグコネクタを得る。
【解決手段】コネクタ装置C1は、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2とを備えている。ここで、プラグコネクタ1が備えるプラグハウジング10の上面10aには、平坦面16が形成されており、この平坦面16には上方に突出するコード突起17が形成されている。このとき、コード突起17の前端面171と平坦面16の前端161との間の第1間隔D1の長さL1が、コード突起17の後端面172と平坦面16の後端162との間の第2間隔D2の長さL2と異なるようにしている。そして、平坦面16における第1間隔D1および第2間隔D2のうちの長さが長い方の領域に、内側端163と外側端164との間の全体に亘って平坦となる吸着領域R1が形成されている。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
プラグコネクタと、
前記プラグコネクタに対して前後軸に沿って相対移動させることで前記プラグコネクタが嵌合することが可能なレセプタクルコネクタと、
を備え、
前記プラグコネクタは、
上下軸の上方と下方にそれぞれ位置する上面と下面とを有するプラグハウジングと、
前記プラグハウジングの内部空間に、一部を前記前後軸の後方から表出した状態で収容されるプラグ端子と、
前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとが嵌合した状態で、前記プラグコネクタの前記レセプタクルコネクタに対する前記前後軸に沿った相対移動を規制することが可能なロック部と、
を備え、
前記レセプタクルコネクタは、
前記プラグハウジングを収容することが可能な相手側内部空間を有するレセプタクルハウジングと、
前記プラグ端子と電気的に接続することが可能なレセプタクル端子と、
前記ロック部に係合する被ロック部と、
を備え、
前記プラグハウジングは、
前記上面に形成された平坦面と、
前記平坦面から上方に突出するコード突起と、
前記平坦面と左右軸において隣接し、前記ロック部が形成されたロック領域と、
を備え、
前記レセプタクルハウジングは、前記相手側内部空間の上側内面に形成されて前記コード突起を収容することが可能なコード凹部を備え、
前記平坦面は、前方の最端に位置する前端と、前記前端よりも後側に位置する後端と、前記左右軸において前記ロック領域側に位置する内側端と、前記内側端よりも前記左右軸の外側に位置する外側端と、を周囲に有し、
前記コード突起は、前方に位置する前端面と、後方に位置する後端面と、を有し、
前記コード突起の前記前端面と前記平坦面の前記前端との間の第1間隔の長さと前記コード突起の前記後端面と前記平坦面の前記後端との間の第2間隔の長さとが異なっており、
前記平坦面における前記第1間隔および前記第2間隔のうちの長さが長い方の領域に、前記内側端と前記外側端との間の全体に亘って平坦となる吸着領域が形成されている、
コネクタ装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第1間隔の長さが前記第2間隔の長さよりも短い、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記吸着領域は、前記ロック領域に対して前記左右軸の一方側に形成された第1吸着領域と、前記ロック領域に対して前記左右軸の他方側に形成された第2吸着領域と、を有し、
前記プラグコネクタの重心は、平面視において前記第1吸着領域と前記第2吸着領域の間に位置する、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記第1間隔の長さがゼロよりも大きい、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項5】
前記コード突起は、前記平坦面の前記内側端または前記外側端と繋がるように形成されており、
前記平坦面には、前記吸着領域と連設し、前記コード突起と前記外側端との間または前記コード突起と前記内側端との間の全体に亘って平坦となる横領域が形成されている、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項6】
前記プラグ端子は、前記プラグハウジングの下方において被接続部材に接続可能な実装部を有し、
前記プラグハウジングは、前記プラグコネクタの下端において被接続部材が配置される収容凹部を有する、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項7】
前記ロック領域は、前記プラグコネクタに前記前後軸に沿ってスライドできるように保持されて前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとの嵌合の完了を確認することが可能なスライド部材が挿入される挿入空間を有する、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置で用いられるプラグコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ装置およびプラグコネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ装置として、以下の特許文献1に示すように、プラグハウジングを有するプラグコネクタと、プラグハウジングを嵌合させることが可能なレセプタクルハウジングを有するレセプタクルコネクタと、を備えるものが知られている。
【0003】
この特許文献1では、プラグハウジングの天壁にガイド凹部が設けられており、レセプタクルハウジングの天壁内側にガイド突部が設けられている。そして、ガイド突部をガイド凹部に挿入ガイドさせながらプラグハウジングをレセプタクルハウジングに挿入嵌合させることで、プラグコネクタがレセプタクルコネクタに嵌合されるようにしている。
【0004】
このようなガイド突部およびガイド凹部は、互いに対応するプラグコネクタとレセプタクルコネクタとを嵌合させることはできるが、対応していないプラグコネクタをレセプタクルコネクタに嵌合させることはできないようにするためのキーコード構造としての機能も有している。したがって、この特許文献1には、キーコード構造を有するコネクタ装置が開示されていることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第16/088308号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、上記の特許文献1では、プラグハウジングにはプラグ端子が保持されており、プラグハウジングに保持されたプラグ端子をケーブルなどの被接続部材の導体に電気的に接続させることで、プラグコネクタが被接続部材上に実装されるようにしている。
【0007】
このように、プラグコネクタを被接続部材上に実装する際には、ロボットアームなどの実装設備によってプラグコネクタを吸着して被接続部材上に移動させる場合がある。
【0008】
そして、キーコード構造を有するプラグコネクタとした場合であっても、プラグハウジング上に吸着領域を確保できるようにするのが好ましい。
【0009】
そこで、本開示は、キーコード構造を有する構成とした場合であってもプラグハウジング上に吸着領域を確保することが可能なコネクタ装置およびプラグコネクタを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様にかかるコネクタ装置は、プラグコネクタと、前記プラグコネクタに対して前後軸に沿って相対移動させることで前記プラグコネクタが嵌合することが可能なレセプタクルコネクタと、を備え、前記プラグコネクタは、上下軸の上方と下方にそれぞれ位置する上面と下面とを有するプラグハウジングと、前記プラグハウジングの内部空間に、一部を前記前後軸の後方から表出した状態で収容されるプラグ端子と、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとが嵌合した状態で、前記プラグコネクタの前記レセプタクルコネクタに対する前記前後軸に沿った相対移動を規制することが可能なロック部と、を備え、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグハウジングを収容することが可能な相手側内部空間を有するレセプタクルハウジングと、前記プラグ端子と電気的に接続することが可能なレセプタクル端子と、前記ロック部に係合する被ロック部と、を備え、前記プラグハウジングは、前記上面に形成された平坦面と、前記平坦面から上方に突出するコード突起と、前記平坦面と左右軸において隣接し、前記ロック部が形成されたロック領域と、を備え、前記レセプタクルハウジングは、前記相手側内部空間の上側内面に形成されて前記コード突起を収容することが可能なコード凹部を備え、前記平坦面は、前方の最端に位置する前端と、前記前端よりも後側に位置する後端と、前記左右軸において前記ロック領域側に位置する内側端と、前記内側端よりも前記左右軸の外側に位置する外側端と、を周囲に有し、前記コード突起は、前方に位置する前端面と、後方に位置する後端面と、を有し、前記コード突起の前記前端面と前記平坦面の前記前端との間の第1間隔の長さと前記コード突起の前記後端面と前記平坦面の前記後端との間の第2間隔の長さとが異なっており、前記平坦面における前記第1間隔および前記第2間隔のうちの長さが長い方の領域に、前記内側端と前記外側端との間の全体に亘って平坦となる吸着領域が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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