TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025101254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217971
出願日2023-12-25
発明の名称染毛料組成物
出願人タカラベルモント株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類A61K 8/81 20060101AFI20250630BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪全体を均一に染色することができるとともに、頭皮への垂れ落ちを抑制することができる染毛料組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】酸性染料を含有する染毛料組成物であって、成分(A)として、アクリロイルジメチルタウリン酸塩を含むコポリマーを含有し、成分(B)として、サクシノグリカン、キサンタンガム、及び寒天からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、成分(C)として、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、及び加水分解水添デンプンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、成分(A)の含有量と成分(B)の含有量の比が、成分(A):成分(B)=1:0.05~1:5である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
酸性染料を含有する染毛料組成物であって、
成分(A)として、アクリロイルジメチルタウリン酸塩を含むコポリマーを含有し、
成分(B)として、サクシノグリカン、キサンタンガム、及び寒天からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、
成分(C)として、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、及び加水分解水添デンプンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、
前記成分(A)の含有量と前記成分(B)の含有量の比が、成分(A):成分(B)=1:0.05~1:5であることを特徴とする染毛料組成物。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記成分(C)の含有量が0.1質量%以上20質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の染毛料組成物。
【請求項3】
前記成分(A)が、ポリアクリレートクロスポリマー-6であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の染毛料組成物。
【請求項4】
前記成分(B)が、サクシノグリカンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の染毛料組成物。
【請求項5】
成分(D)として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその誘導体の少なくとも一方を含有し、前記成分(D)の含有量が0.01質量%以上0.5質量%以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の染毛料組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪の染色処理において使用される染毛料組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、毛髪を染色する染毛料として、酸性染料を用いた染毛料が使用されている。この酸性染料を用いた染毛料は、酸化染毛剤によるアレルギー等の安全性上の問題を解消し、強いアルカリ剤や過酸化水素によるダメージを避けることができ、また、毛髪にハリやコシを付与することができるため、ヘアーマニキュアや白髪染め等に広く用いられている。
【0003】
ここで、このような酸性染料を用いた染毛料を使用する際に、毛髪に塗布された染毛料組成物の垂れ落ちを抑制して、染毛料組成物の地肌への染着を抑制するために、増粘剤を含有する染毛料組成物が提案されている。
【0004】
より具体的には、サクシノグルカンと、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びカルボキシビニルポリマーの少なくとも一方を含有し、ヒドロキシプロピルメチルセルロースとカルボキシビニルポリマーを所定量で含有する染毛料組成物が提案されている。そして、このような構成により、毛髪に塗布された染毛料組成物の垂れ落ちを抑制することができると記載されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3694593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1に記載の染毛料組成物においては、垂れ落ちを抑制するために、粘度を高くする必要があるため、櫛やハケなどの塗布用具を用いて、染毛料組成物を毛髪に塗布する際に、毛髪に対して染毛料組成物を広範囲かつ均一に塗布することが困難になり、毛髪に対する染色ムラが生じるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、毛髪に対する染色ムラを抑制して、毛髪全体を均一に染色することができるとともに、頭皮への垂れ落ちを抑制することができる染毛料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の染毛料組成物は、酸性染料を含有する染毛料組成物であって、成分(A)として、アクリロイルジメチルタウリン酸塩を含むコポリマーを含有し、成分(B)として、サクシノグリカン、キサンタンガム、及び寒天からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、成分(C)として、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、及び加水分解水添デンプンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有し、成分(A)の含有量と成分(B)の含有量の比が、成分(A):成分(B)=1:0.05~1:5であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、毛髪全体を均一に染色することができるとともに、頭皮への垂れ落ちを抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において、適宜、変更して適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
嚥下鍛錬装置
15日前
個人
前腕誘導装置
4日前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
歯の修復用材料
29日前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
陣痛緩和具
15日前
株式会社大野
骨壷
19日前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
株式会社松風
口腔用組成物
12日前
個人
高気圧環境装置
1か月前
株式会社ニデック
検眼装置
12日前
個人
形見の製造方法
1か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
13日前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
13日前
東ソー株式会社
歯科ブランク
1か月前
健栄製薬株式会社
外用組成物
20日前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
1か月前
東ソー株式会社
歯科ブランク
1か月前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
1か月前
株式会社コーセー
油性化粧料
12日前
株式会社成和化成
油性化粧料
14日前
株式会社バンダイ
固形入浴剤
1か月前
サンスター株式会社
外用組成物
20日前
サンスター株式会社
外用組成物
20日前
サンスター株式会社
外用組成物
20日前
個人
頭皮マッサージ装置
1か月前
クラシエ株式会社
洗浄剤組成物
22日前
個人
デンタルウエハーシート。
1か月前
個人
ヘアケア用品セット
1か月前
株式会社マンダム
化粧料組成物
19日前
株式会社MBDI
尿吸収パッド
1か月前
日本精化株式会社
水分散組成物
1か月前
クラシエ株式会社
皮膚用化粧料
1か月前
クラシエ株式会社
皮膚用化粧料
22日前
続きを見る