TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025101073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217647
出願日2023-12-25
発明の名称植物茎誘引用クリップ
出願人積水樹脂株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A01G 9/12 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】実の重みで開くことがなく、確実に植物の茎を誘引することができる植物茎誘引用クリップを提供する。
【解決手段】一端側が閉じ側又は開き側に付勢され、中間部において互いに回転自在に枢支連結される第1部材3及び第2部材4を備え、第1部材3及び第2部材4は、一端側に設けられ一端側を閉じることで植物茎を囲んで支持する一対の茎支持部31,41と、他端側に設けられ閉じ側に付勢された一対の茎支持部を開き側に操作する又は開き側に付勢された一対の茎支持部31,41を閉じ側に操作するための一対の摘み部42,32と、一対の茎支持部31,41が閉じられたときにロックするロック機構7と、ロック機構7のロックを解除するロック解除部8と、を備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端側が閉じ側又は開き側に付勢され、中間部において互いに回転自在に枢支連結される第1部材及び第2部材を備え、
前記第1部材及び前記第2部材は、一端側に設けられ該一端側を閉じることで植物茎を囲んで支持する一対の茎支持部と、他端側に設けられ閉じ側に付勢された前記一対の茎支持部を開き側に操作する又は開き側に付勢された前記一対の茎支持部を閉じ側に操作するための一対の摘み部と、前記一対の茎支持部が閉じた状態をロックするロック機構と、を備えていることを特徴とする植物茎誘引用クリップ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、前記一対の摘み部のうちの一方の摘み部に設けた被係止部と、他方の摘み部に設けられ前記一対の茎支持部が閉じられたときに該被係止部に係止する係止部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の植物茎誘引用クリップ。
【請求項3】
前記被係止部及び前記係止部は、前記一対の摘み部の間に位置していることを特徴とする請求項2に記載の植物茎誘引用クリップ。
【請求項4】
前記第1部材及び前記第2部材の一端側が、開き側に付勢され、開き側に付勢された前記一端側を前記一対の摘み部の操作により閉じたときに前記ロック機構がロックすることを特徴とする請求項1または2に記載の植物茎誘引用クリップ。
【請求項5】
前記ロック機構のロックを解除するロック解除部を更に備え、前記ロック解除部は、前記被係止部及び前記係止部のそれぞれに設けられ両者の係止を解除操作する操作部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の植物茎誘引用クリップ。
【請求項6】
前記操作部は、前記被係止部及び前記係止部よりも一端側でかつ前記一対の摘み部の間に位置していることを特徴とする請求項5に記載の植物茎誘引用クリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上から吊り下げられた誘引紐に沿って上方へ伸びるように植物の茎を誘引するために使用する植物茎誘引用クリップに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の植物茎誘引用クリップは、一端側が開閉できるように中間部において互いに回転自在に枢支される第1及び第2の挟持体と、該2つの挟持体を閉じる方向に付勢するばねと、を備えている。
【0003】
前記第1及び第2の挟持体は、一端側に形成され、前記ばねの付勢力により閉じて植物の茎の周りを囲むことで該茎の伸びる方向を規制するための一対の茎支持部と、前記ばねの付勢力で閉じられている茎支持部を該ばねの付勢力に抗して開放操作するために他端側に形成される一対の摘み部と、前記中間部と前記茎支持部との間に形成され上から吊り下げられた誘引紐を挟持する一対の紐止め部と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5671579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、トマトやキュウリ等の実のなる植物は、成長していくにつれて実が大きくなって重量も重くなっていく。そのため、実の重みが茎を介して茎支持部に加わると、実の重みに耐えきれず、ばねの付勢力で閉じられている茎支持部が開いてしまい、茎を誘引することが出来なくなるという不都合が発生していた。因みに、閉じている茎支持部が実の重みで開くことがないようにばねの付勢力を大きく設定することが考えられるが、茎支持部を開くときに、ばねの大きな付勢力に抗する力で摘み部を操作しなければならないため、操作がし難く、特に多数の植物茎誘引用クリップを操作しなければならない場合に、大きな負担になってしまうという不都合がある。そのため、ばねの付勢力を大きく設定することができず、改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、実の重みで開くことがなく、確実に植物の茎を誘引することができる植物茎誘引用クリップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る植物茎誘引用クリップは、一端側が閉じ側又は開き側に付勢され、中間部において互いに回転自在に枢支連結される第1部材及び第2部材を備え、前記第1部材及び前記第2部材は、一端側に設けられ該一端側を閉じることで植物茎を囲んで支持する一対の茎支持部と、他端側に設けられ閉じ側に付勢された前記一対の茎支持部を開き側に操作する又は開き側に付勢された前記一対の茎支持部を閉じ側に操作するための一対の摘み部と、前記一対の茎支持部が閉じた状態をロックするロック機構と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、一対の茎支持部が閉じたときにロック機構でロックすることによって、植物の実の重みで一対の茎支持部が開くことを確実に防止できる。
【0009】
また、本発明に係る植物茎誘引用クリップは、前記ロック機構が、前記一対の摘み部のうちの一方の摘み部に設けた被係止部と、他方の摘み部に設けられ前記一対の茎支持部が閉じられたときに該被係止部に係止する係止部と、を備えていてもよい。
【0010】
かかる構成によれば、一対の茎支持部が閉じられたときに、一対の摘み部のうちの一方に設けた被係止部に他方に設けられた係止部が係止することで、一対の茎支持部が開くことがないようにロックできる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
釣り用ルアー
2日前
個人
釣り用ルアー
2日前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
有限会社マイク
囲い罠
8日前
井関農機株式会社
圃場作業機
4日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
2日前
株式会社シマノ
釣竿
3日前
松山株式会社
草刈作業機
1日前
株式会社村岡水産
釣り用ワーム
2日前
花王株式会社
抗菌剤組成物
1日前
鹿島建設株式会社
エビ類育成漁礁
3日前
井関農機株式会社
水田引水管理システム
2日前
株式会社クボタ
収穫機
3日前
株式会社クボタ
移植機
4日前
株式会社クボタ
移植機
4日前
有限会社マドネスジャパン
ポッパー
2日前
株式会社クボタ
収穫機
8日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社サンメイト
動物用排尿処理材
8日前
株式会社クボタ
移植機
3日前
株式会社クボタ
作業装置
3日前
株式会社クボタ
作業車両
3日前
株式会社クボタ
作業車両
3日前
株式会社クボタ
作業車両
3日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
井関農機株式会社
作業車両の遠隔操作システム
4日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
株式会社クボタ
圃場作業車
2日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
続きを見る