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公開番号2025088020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202421
出願日2023-11-30
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01M 50/519 20210101AFI20250604BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発熱部品の放熱性とバスバーの取付け性を向上する。
【解決手段】本開示の蓄電装置10は、複数の蓄電素子21を含む蓄電素子ユニット20と、蓄電素子ユニット20を保持する保持部材80と、保持部材80の外側面に対向して固定される回路基板60と、回路基板60に設けられて保持部材80に熱的に接続される発熱部品と、フィット部45を有して回路基板60に接続されるバスバー40と、を備える。回路基板60は、保持部材80に対向する第1面60Aと、第1面60Aとは反対側の第2面60Bと、を有し、バスバー40は、フィット部45が第2面60Bに圧入されることで回路基板60に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電素子を含む蓄電素子ユニットと、
前記蓄電素子ユニットを保持する保持部材と、
前記保持部材の外側面に対向して固定される回路基板と、
前記回路基板に設けられて前記保持部材に熱的に接続される発熱部品と、
フィット部を有して前記回路基板に接続されるバスバーと、を備える蓄電装置であって、
前記回路基板は、前記保持部材に対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、
前記バスバーは、前記フィット部が前記第2面に圧入されることで前記回路基板に接続される、蓄電装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記保持部材は、前記蓄電素子ユニットを囲む環状に形成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記保持部材は、前記複数の蓄電素子が並ぶ第1方向において前記蓄電素子ユニットを挟む一対の拘束板を有し、一方の前記拘束板の外側面に対向して前記回路基板が固定されている、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電素子それぞれは、一対の端子を有し、
前記バスバーは、一方の前記端子に固定される固定面を有する、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記回路基板には、貫通孔が形成され、
前記フィット部は、前記貫通孔に嵌合するプレスフィットピンである、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
バスバーを回路基板に電気的に接続するために、ボルト締結や半田付けなどが行われている。ボルト締結の例として、特開2023-32753号公報では、バスバーと回路基板とが導電性の端子台を介して電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-32753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バスバーのボルト締結は、締結トルク管理の難しさから手作業での締め付けが必要となり、ボルト位置合わせ、トルク管理、バリ除去などの手間がかかる(図9に、バスバー1と回路基板2をボルト3で接続する様子を示す)。半田付けでは、バスバーの熱容量が大きいため、半田が付きにくく完了に時間がかかるとともに、半田ボールの除去などの手間がかかる(図10に、バスバー4と回路基板5を半田6で接続する様子を示す)。
【0005】
車載バッテリーなどの蓄電装置は管理装置を備え、管理装置の回路基板には、バスバーに加え、半導体スイッチなどの発熱部品が取り付けられる。半導体スイッチは、ディレーティング動作などで通電能力を犠牲にすれば発熱を抑制できることが知られているが、このような発熱部品の放熱に関し、改善の余地がある。
【0006】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、発熱部品の放熱性とバスバーの取付け性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の蓄電装置は、複数の蓄電素子を含む蓄電素子ユニットと、前記蓄電素子ユニットを保持する保持部材と、前記保持部材の外側面に対向して固定される回路基板と、前記回路基板に設けられて前記保持部材に熱的に接続される発熱部品と、フィット部を有して前記回路基板に接続されるバスバーと、を備える。前記回路基板は、前記保持部材に対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、前記バスバーは、前記フィット部が前記第2面に圧入されることで前記回路基板に接続される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、発熱部品の放熱性とバスバーの取付け性を両立・向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
蓄電装置の構成例を示す斜視図である。
保持部材の斜視図である。
保持部材の平面図である。
発熱部品が放熱シートに覆われた状態を示す平面図である。
回路基板の平面図である。
バスバーの斜視図である。
回路基板にバスバーが接続された状態を示す斜視図である。
発熱部品と放熱シートとが回路基板と保持部材とで挟まれた状態を示す断面図であって、図4のA-Aの位置で切断した断面図である。
従来のボルト締結を示す斜視図である。
従来の半田付けを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本実施形態の概要)
(1)本開示の蓄電装置は、複数の蓄電素子を含む蓄電素子ユニットと、前記蓄電素子ユニットを保持する保持部材と、前記保持部材の外側面に対向して固定される回路基板と、前記回路基板に設けられて前記保持部材に熱的に接続される発熱部品と、フィット部を有して前記回路基板に接続されるバスバーと、を備える。前記回路基板は、前記保持部材に対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、前記バスバーは、前記フィット部が前記第2面に圧入されることで前記回路基板に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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