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公開番号
2025085454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199345
出願日
2023-11-24
発明の名称
抵抗素子及び抵抗器
出願人
KOA株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
H01C
3/00 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】抵抗線の端部がキャップ端子に溶接される溶接個所に発生する引き剥しの力を緩和することができる抵抗素子及び抵抗器を提供する。
【解決手段】抵抗素子2は、柱状の本体部211と、本体部211の長手方向の両側に位置する一対の被装着部213と、を有する抵抗体21と、それぞれ一対の被装着部213に装着された一対のキャップ端子22と、本体部211の外周面に巻回された抵抗線24と、を備え、キャップ端子22は、抵抗線24の端部242が溶接される溶接可能領域222を有し、溶接可能領域222と本体部211の外周面との間には、高低差が存在し、本体部211と一方のキャップ端子22aとの間には、中間部214aが設けられ、正面視において、中間部214aは、外周面が被装着部213の外周面と一致する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
柱状の本体部と、前記本体部の長手方向の両側に位置する一対の被装着部と、を有する抵抗体と、
それぞれ一対の前記被装着部に装着された一対のキャップ端子と、
それぞれ一対の前記キャップ端子に設けられた一対の端子板と、
前記本体部の外周面に巻回された抵抗線と、を備え、
前記キャップ端子は、前記抵抗線の端部が溶接される溶接可能領域を有し、
前記溶接可能領域と前記本体部の外周面との間には、高低差が存在し、
前記本体部と一方の前記キャップ端子との間には、中間部が設けられ、
正面視において、前記中間部は、外周面が前記被装着部の外周面と一致し、又は、前記本体部内に収まるように外周面が前記被装着部の外周面から突出する、
抵抗素子。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記中間部は、前記本体部の端面と一方の前記キャップ端子の開口との間に位置する、
請求項1に記載の抵抗素子。
【請求項3】
一対の前記端子板の間の間隔は、前記本体部の長手方向の長さよりも大きい、
請求項1に記載の抵抗素子。
【請求項4】
正面視において前記中間部の外周面が前記被装着部の外周面と一致する場合に、前記中間部の長手方向の長さと前記被装着部の長手方向の長さとの合計長さは、前記キャップ端子の深さよりも大きい、
請求項1に記載の抵抗素子。
【請求項5】
他方の前記本体部と他方の前記被装着部との間には、前記中間部が設けられている、
請求項1に記載の抵抗素子。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の抵抗素子と、
前記抵抗素子が収容されたケースと、を備える、
抵抗器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抵抗素子及び抵抗器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、絶縁体と、絶縁体の両端に設けられた一対のキャップ端子と、端部がキャップ端子に溶接されるとともに絶縁体に巻き付けられた抵抗線と、を備える抵抗素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-95529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の抵抗素子では、キャップ端子と絶縁体との高低差により、抵抗線の端部がキャップ端子に溶接される溶接個所に抵抗線の端部がキャップ端子から引き剥そうとする方向に引き剥しの力(以下、単に引き剥しの力ともいう)が発生し、溶接強度が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、この問題点に着目してなされたものであり、抵抗線の端部がキャップ端子に溶接される溶接個所に発生する引き剥しの力を緩和することができる及び抵抗素子及び抵抗器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様によれば、柱状の本体部と、前記本体部の長手方向の両側に位置する一対の被装着部と、を有する抵抗体と、それぞれ一対の前記被装着部に装着された一対のキャップ端子と、それぞれ一対の前記キャップ端子に設けられた一対の端子板と、前記本体部の外周面に巻回された抵抗線と、を備え、前記キャップ端子は、前記抵抗線の端部が溶接される溶接可能領域を有し、前記溶接可能領域と前記本体部の外周面との間には、高低差が存在し、前記本体部と一方の前記キャップ端子との間には、中間部が設けられ、正面視において、前記中間部は、外周面が前記被装着部の外周面と一致し、又は、前記本体部内に収まるように外周面が前記被装着部の外周面から突出する抵抗素子が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の態様によれば、抵抗線の端部がキャップ端子に溶接される溶接個所に発生する引き剥しの力を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る抵抗器の構成分解図である。
図2は、図1におけるII-II線に沿う断面図である。
図3は、本実施形態に係る抵抗素子の側面図である。
図4は、抵抗体の正面図である。
図5は、抵抗線が省略された抵抗素子の正面図である。
図6は、第1変形例に係る抵抗素子の側面図である。
図7は、第2変形例に係る抵抗素子の側面図である。
図8は、第3変形例に係る抵抗素子の斜視図である。
図9は、第4変形例に係る抵抗素子の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態(以下、単に実施形態ともいう)について説明する。本明細書においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付する。
【0010】
まず、図1から図5を参照しながら本実施形態に係る抵抗器1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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