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公開番号2025069651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179491
出願日2023-10-18
発明の名称遊技機、遊技システム
出願人株式会社北電子
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250423BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者のバイタル情報から遊技者の感情を推定し、その感情に基づいた情報を出力可能な遊技機、遊技システムを提供する。
【解決手段】遊技機100は、遊技者Pに有利な特定遊技状態を発生可能であり、遊技者Pのバイタル情報を検出可能な検出手段70と、バイタル情報に基づいて遊技者Pの感情を推定可能な推定手段20と、推定手段20によって推定された遊技者Pの感情に基づいて所定情報を出力可能な出力手段8と、を備え、出力手段8は、推定手段20によって推定された遊技者Pの感情に所定のストレス感情が含まれている場合に、遊技者Pの遊技継続に対する注意喚起情報を出力可能な構成としてある。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
遊技者に有利な特定遊技状態を発生可能な遊技機において、
遊技者のバイタル情報を検出可能な検出手段と、
前記バイタル情報に基づいて遊技者の感情を推定可能な推定手段と、
前記推定手段によって推定された遊技者の感情に基づいて所定情報を出力可能な出力手段と、
を備え、
前記出力手段は、
前記推定手段によって推定された遊技者の感情に所定のストレス感情が含まれている場合に、遊技者の遊技継続に対する注意喚起情報を出力可能である
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 960 文字）【請求項２】
遊技者による遊技期間を特定可能な期間特定手段を備え、
前記推定手段は、
前記期間特定手段により特定された遊技期間のうち、特定期間において検出された前記バイタル情報に基づかずに遊技者の感情を推定可能である
ことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
【請求項３】
遊技者に有利な特定遊技状態を発生可能な遊技機において、
遊技者のバイタル情報を検出可能な検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記バイタル情報に関する特定情報を出力可能な出力手段と、
を備え、
前記出力手段は、
前記特定情報として、遊技者が所持する携帯端末で読み取り可能な情報を出力可能である
ことを特徴とする遊技機。
【請求項４】
前記出力手段は、
遊技の履歴に関する情報を前記バイタル情報とともに前記特定情報として出力可能である
ことを特徴とする請求項３に記載の遊技機。
【請求項５】
遊技者による遊技期間を特定可能な期間特定手段を備え、
前記出力手段は、
前記期間特定手段により特定された遊技期間における前記バイタル情報を前記特定情報として出力可能である
ことを特徴とする請求項４に記載の遊技機。
【請求項６】
前記出力手段は、
前記期間特定手段により特定された遊技期間のうち、特定期間において検出された前記バイタル情報を前記特定情報として出力しない
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技機。
【請求項７】
請求項３から請求項６に記載の遊技機が有する前記出力手段によって出力された前記特定情報を、前記携帯端末を介して受信可能な情報処理装置を含む遊技システムであって、
複数の遊技機に対して機種タイプを設定可能な設定手段と、
前記特定情報によって特定可能な前記バイタル情報に基づいて遊技者の感情を推定可能な推定手段と、
を備え、
前記設定手段は、
前記推定手段によって推定された遊技者の感情に基づいて、前記機種タイプを設定可能である
ことを特徴とする遊技システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機、遊技システムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、遊技機から送信されるアウト等の遊技情報を用いて、遊技機を評価するシステムが開示されている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１７６５８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の遊技機には、改良すべき余地があった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を達成するため、本発明の遊技機は、遊技者に有利な特定遊技状態を発生可能な遊技機において、遊技者のバイタル情報を検出可能な検出手段と、前記バイタル情報に基づいて遊技者の感情を推定可能な推定手段と、前記推定手段によって推定された遊技者の感情に基づいて所定情報を出力可能な出力手段と、を備え、前記出力手段は、前記推定手段によって推定された遊技者の感情に所定のストレス感情が含まれている場合に、遊技者の遊技継続に対する注意喚起情報を出力可能である構成としてある。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
第１実施形態の遊技機の外観を示す正面図である。
第１実施形態の遊技機の内部構成を示す斜視図である。
第１実施形態の遊技機の制御構成を示すブロック図である。
第１実施形態の感情分析処理を示すフローチャートである。
第１実施形態のバイタルデータの調整要素の一例を示す図である。
第１実施形態の感情ごとに数値化した図の一例である。
第１実施形態の注意喚起情報画面の一例を示す図である。
第１実施形態の遊技結果・感情分析結果画面の一例を示す図である。
第２実施形態の遊技システムの概略構成を示す図である。
第２実施形態の店舗端末、サーバ装置及びユーザ端末それぞれの制御構成を示す図である。
第２実施形態のホールコン出力ＢＯＸから送信されるデータ（パチンコ機用）の一例を示す図である。
第２実施形態のホールコン出力ＢＯＸから送信されるデータ（パチスロ機用）の一例を示す図である。
第２実施形態の感情分析結果における出力処理の一例を示すシーケンス図である。
第２実施形態の二次元コード画面の一例を示す図である。
第２実施形態のランキング表示画面の一例を示す図である。
第２実施形態の注意喚起情報画面の一例を示す図である。
第２実施形態の遊技結果・感情分析結果画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
［第１実施形態］
［遊技機の構成］
以下、図１～図３を参照しながら、遊技機１００の一例として示すパチスロ機１００ｂの構成について説明する。
遊技機１００は、正面側が開口した筐体１ｂと、筐体１ｂの正面側を開閉できるように覆う前扉１ａとで構成される。
前扉１ａの上部には、遊技に同期した発光による演出を行うトップランプ５０を備え、トップランプ５０の中央内部には、遊技者Ｐの「バイタルデータ（バイタル情報）」を検出するバイタルセンサ７０を備えている。
トップランプ５０の下方には、遊技に応じた表示による演出を行う表示器８を備え、その表示器８の左右には、音声を出力するスピーカ９等が内蔵されている。
【０００８】
前扉１ａの中央部には、遊技者Ｐに停止ボタン５の操作順序をナビゲートするナビランプ１２と、後方を視認可能な表示窓６とが形成されており、この表示窓６を透して、変動表示手段の一例として機能するリール４１に表された図柄を視認できる。
また、表示窓６の下方には、遊技に使用可能な遊技媒体（遊技価値）の総数を表示する遊技媒体数表示装置７と、ベット数が設定されたことやベット数をＬＥＤの点灯により遊技開始前に報知するベット数ランプ２ｆとの報知手段を備えている。
【０００９】
さらに下方には、前側に突出する段部が形成され、この段部の上面には、掛け数を設定するベットボタン２ａやＭＡＸベットボタン２ｂと、遊技者Ｐの操作により表示器８で表示されている演出等に変化を与えるための演出ボタン２ｇとを備えている。
段部の前面には、遊技者Ｐが精算を行う際に押下する精算ボタン２ｄと、遊技者Ｐがゲームを開始する際に操作するスタートレバー３と、リール４１を停止させる際に遊技者Ｐが押下する停止ボタン５とを備えている。
【００１０】
段部の下方には、機種名を表す文字や関連するキャラクタの絵柄等が表示される下パネル６０を備え、この下パネル６０の裏側には、下パネル６０を後方から照らす発光手段（例えば、ＬＥＤ）を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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