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公開番号2025044338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023151853
出願日2023-09-20
発明の名称建物ユニットの雨天輸送方法
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類E04B 1/348 20060101AFI20250326BHJP(建築物)
要約【課題】主に、雨天時に、雨天専用の防水シートを用いずに、建物ユニットを濡らさず輸送し得るようにする。
【解決手段】
建物ユニット3の雨天輸送方法は、建物ユニット3に上から梱包用のポリフィルムカバー11を被せる。そして、ポリフィルムカバー11を押え部材10で押さえる。建物ユニット3にポリフィルムカバー11を被せた状態を保持して、雨天時に建物ユニット3を輸送する。
押え部材10は、ネット状の押えカバー33としても良い。
ポリフィルムカバー11は、耐風強度を有する厚みとされ、押え部材10は、荷締用ベルト37としても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物ユニットに上から梱包用のポリフィルムカバーを被せると共に、
前記ポリフィルムカバーを押え部材で押さえることにより、
前記建物ユニットに前記ポリフィルムカバーを被せた状態を保持して、雨天時に前記建物ユニットを輸送することを特徴とする建物ユニットの雨天輸送方法。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建物ユニットの雨天輸送方法であって、
前記押え部材は、ネット状の押えカバーとされることを特徴とする建物ユニットの雨天輸送方法。
【請求項3】
請求項1に記載の建物ユニットの雨天輸送方法であって、
前記ポリフィルムカバーは、耐風強度を有する厚みとされ、
前記押え部材は、荷締用ベルトとされることを特徴とする建物ユニットの雨天輸送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、建物ユニットの雨天輸送方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
住宅などの建物には、ユニット建物によって構成されたものがある。ユニット建物は、予め工場で製造した直方体状の建物ユニットを建築現場へ搬送して、建築現場で組み合わせて設置することにより、短期間のうちに構築できるようにした建物である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなユニット建物では、工場で出荷された建物ユニットの建築現場への輸送から、建築現場でユニット建物を据付けて建物の外形が完成までの間に、建物ユニットの内部に雨水が入り込まないように防水する必要がある。
【0004】
そのために、特許文献1では、例えば、雨天時に、建物ユニットに、建物ユニットの上面および側面全体を覆う大きさおよび形状の雨天用の防水シートを被せて、建物ユニットを出荷するようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平5-17003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献では、雨天時に建物ユニットに、建物ユニットの上面および側面全体を覆う大きさおよび形状の雨天用の防水シートを被せて輸送するようにしているが、防水シートは、雨天専用に作られたもの(レインカバー)を使っていた。そのため、雨天専用の防水シートは、製造にコストがかかっている。また、雨天専用の防水シートは、建物ユニットへの着脱に手間と時間とを要する程度の厚みがあったため、取扱いが容易ではなかった。
【0007】
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題に対して、本発明は、
建物ユニットに上から梱包用のポリフィルムカバーを被せると共に、
前記ポリフィルムカバーを押え部材で押さえることにより、
前記建物ユニットに前記ポリフィルムカバーを被せた状態を保持して、雨天時に前記建物ユニットを輸送する建物ユニットの雨天輸送方法を特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、上記構成によって、雨天時に、雨天専用の防水シートを用いずに、建物ユニットを濡らさず輸送できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1にかかる建物ユニットの雨天輸送方法の全体斜視図である。
実施例2にかかる建物ユニットの雨天輸送方法の全体斜視図である。
実施例3にかかる建物ユニットの雨天輸送方法の全体斜視図である。
(a)は最初の建物ユニットを基礎に据付けた状態を示す斜視図、(b)は最初に基礎に据付けた建物ユニットのポリフィルムカバーをめくり上げる状態などを示す斜視図である。
最初に基礎に据付けた建物ユニットの下部に長尺の止水材を取付ける状態を示す斜視図である。
隣接する建物ユニットを基礎に据付ける途中に空中で停止させた状態を示す斜視図である。
隣接する建物ユニットのポリフィルムカバーをめくり上げる状態を示す斜視図である。
隣接する建物ユニットの上部に長尺の止水材を取付ける状態を示す斜視図である。
隣接する建物ユニットを基礎に据付けた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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