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公開番号2025020662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124176
出願日2023-07-31
発明の名称厨房装置
出願人富士工業株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類F24C 7/00 20060101AFI20250205BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】より広い範囲にわたって異常を検出することが可能な厨房装置を提供する。
【解決手段】厨房装置は、厨房に設けられている。この厨房装置は、前記厨房装置の周囲の状態に関する周囲情報を取得する取得部131と、取得した前記周囲情報に基づいて、前記厨房装置の周囲の状態の異常の有無を判定する判定部132と、前記異常があると判定されたとき、前記異常に関する異常情報を出力する出力部133とを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
厨房に設けられた厨房装置であって、
前記厨房装置の周囲の状態に関する周囲情報を取得する取得部と、
取得した前記周囲情報に基づいて、前記厨房装置の周囲の状態の異常の有無を判定する判定部と、
前記異常があると判定されたとき、前記異常に関する異常情報を出力する出力部と
を備える厨房装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記周囲情報は、前記厨房装置の周囲に設けられた機器の状態に関する情報を含む請求項1に記載の厨房装置。
【請求項3】
前記周囲情報は、前記厨房装置の周囲の人の存在の有無に関する人情報をさらに含む請求項2に記載の厨房装置。
【請求項4】
前記出力部は、前記厨房装置の周囲に人が存在しないとき、外部の電子機器に送信することにより、前記異常情報を出力する請求項3に記載の厨房装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記厨房装置の周囲に人が存在せず、かつ、前記機器が特定の状態にあるとき、前記異常があると判定し、
前記異常があると判定されたとき、前記出力部は、外部の電子機器に送信することにより、前記異常情報を出力する請求項3に記載の厨房装置。
【請求項6】
前記機器は、加熱調理器を含み、
前記周囲情報は、前記加熱調理器が加熱状態にあるか否かに関する加熱情報を含む請求項2または5に記載の厨房装置。
【請求項7】
前記周囲情報は、前記厨房装置の周囲の空気に関する空気情報をさらに含み、
前記判定部は、前記厨房装置の周囲の空気に含まれる所定のガスの濃度が所定の値を超え、かつ、前記加熱調理器が前記加熱状態にあるとき、前記異常があると判定する請求項6に記載の厨房装置。
【請求項8】
前記周囲情報は、前記加熱調理器近傍における調理器具の有無に関する調理器具情報をさらに含み、
前記判定部は、前記加熱調理器近傍に前記調理器具が設けられておらず、かつ、前記加熱調理器が前記加熱状態にあるとき、前記異常があると判定する請求項6に記載の厨房装置。
【請求項9】
前記加熱調理器が加熱状態にあるか否かは、前記加熱調理器近傍の温度を検知する検知部からの情報に基づいて推定される請求項6に記載の厨房装置。
【請求項10】
前記加熱調理器が加熱状態にあるか否かは、前記加熱調理器の加熱状態を制御する制御部からの情報に基づいて推定される請求項6に記載の厨房装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、厨房装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コンビニエンスストア、スーパーおよびデパート等の店舗内または家庭内の厨房では、加熱調理がなされる。厨房での加熱調理等に伴って発生した油煙、臭気および水蒸気等は、たとえば、換気装置によって室外に排出される(たとえば、特許文献1)。たとえば、ユーザーが、加熱調理器および換気装置を操作する。厨房内には、加熱調理器および換気装置の他にも、様々な機器が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-91167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような厨房内では、より広い範囲にわたって異常を検出できることが望ましい。
【0005】
そこで、本発明では、より広い範囲にわたって異常を検出することが可能な厨房装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る厨房装置は、厨房に設けられている。この厨房装置は、前記厨房装置の周囲の状態に関する周囲情報を取得する取得部と、取得した前記周囲情報に基づいて、前記厨房装置の周囲の状態の異常の有無を判定する判定部と、前記異常があると判定されたとき、前記異常に関する異常情報を出力する出力部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る厨房装置では、周囲の状態に関する周囲情報に基づいて、異常の有無が判定される。したがって、より広い範囲にわたって異常を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る換気システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図1に示した換気装置および加熱調理器の正面構成の一例を表す図である。
図2に示した換気装置および加熱調理器の右側断面図である。
図2に示した操作受付部の構成の一例を示す図である。
図1に示した加熱調理器の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示した電子機器の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示した換気装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図7に示した制御部による処理の一例を示すフローチャートである。
変形例1に係る換気装置の制御部による処理の一例を示すフローチャートである。
変形例2に係る換気装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また、以下の説明では、重力方向の上下を、単に上下と称する。
【0010】
<実施形態>
〔換気システム1の構成〕
図1は、一実施形態に係る換気システム1の概略構成の一例を表している。換気システム1は、換気装置100および加熱調理器200を有している。換気装置100および加熱調理器200は、たとえば、互いに有線または無線で通信可能に構成されている。換気装置100および加熱調理器200はそれぞれ、たとえば、さらに、ネットワークを介して電子機器300と接続可能に構成されている。換気システム1は、たとえば、建物内の厨房に設置され、厨房の換気を行う。ここでは、換気装置100が、本発明の厨房装置の一具体例に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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