TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025020365
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-12
出願番号
2024196640,2023009296
出願日
2024-11-11,2023-01-25
発明の名称
時計または宝飾品の外装コンポーネントおよびそのような外部コンポーネントの製造方法
出願人
モントレー ブレゲ・エス アー
代理人
個人
主分類
G04B
19/06 20060101AFI20250204BHJP(時計)
要約
【課題】時計、特に複雑な装飾を有する、文字盤、クリスタルまたは背面クリスタルの、外装コンポーネントを提供する。
【解決手段】時計または宝飾品の外装コンポーネント10において、透明材料で製作された基板100を含み、基板100は、外面102と反対側の内面101を含む、外装コンポーネント10であって、内面101は、
その表面全体に広がる構造加工部103を有し、外装コンポーネント10は、装飾を形成するように、内面101の表面の一部分上に堆積された、「内側金属層104」と呼ばれる少なくとも1つの金属層を含み、内側金属層104によって覆われていない内面101の表面の部分は、反射防止コーティング107で覆われている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
時計または宝飾品の外装コンポーネント(10)において、透明材料で製作された基板
を備え、前記基板(100)は、外面(102)と反対側の内面(101)を含む、外装
コンポーネント(10)であって、
前記内面(101)または外面(102)の一方は、その表面全体に広がる構造加工部
(103)を有し、前記外装コンポーネント(10)は、装飾を形成するように、前記構
造加工部(103)の一部分に堆積された少なくとも1つの金属層を含み、前記内側金属
層(104)によって覆われていない前記構造加工部(103)の部分は、反射防止コー
ティング(107)で覆われていることを特徴とする、外装コンポーネント(10)。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記内面(101)は、その表面全体にわたり前記構造加工部(103)を含むととも
に、「内側金属層(104)」と呼ばれる、金属層を含む、請求項1に記載の外装コンポ
ーネント(10)。
【請求項3】
前記基板(100)の外面(102)が研磨されている、請求項2に記載の外装コンポ
ーネント(10)。
【請求項4】
基板(100)の外面(102)の表面の一部分に堆積された、「外側金属層(105
)」と呼ばれる、少なくとも1つの金属層を備え、前記外側金属層(105)は、前記外
面(102)を覆う前記反射防止コーティング(107)で覆われているか、または前記
外面(102)を覆う前記反射防止コーティング(107)上に堆積されている、請求項
2に記載の外装コンポーネント(10)。
【請求項5】
前記内側金属層(104)は、前記反射防止コーティング(107)で覆われている、
請求項2に記載の外装コンポーネント(10)。
【請求項6】
請求項1に記載の外装コンポーネント(10)によって形成されていることを特徴とす
る、時計文字盤。
【請求項7】
時計または宝飾品の外装コンポーネント(10)を製造する方法であって、
構造加工部(103)を生成するように、基板(100)の内面(101)の表面全体
を構造加工するステップと、
装飾を形成するように、前記内面(101)の表面の一部分上に、「内側金属層(10
4)」と呼ばれる少なくとも1つの金属層を堆積させるステップと、
前記基板(100)の前記内面(101)上、少なくとも、前記内側金属層(104)
によって覆われていない前記基板(100)の前記内面(101)の部分上に、反射防止
コーティング(107)を堆積させるステップと
を含む、製造方法。
【請求項8】
装飾を形成するように、前記基板(100)の前記外面(102)の一部分上に「外側
金属層(105)」と呼ばれる金属層を堆積させるステップであって、前記外面(102
)上に反射防止コーティング(107)を堆積させる前または後に実行される、ステップ
を含む、請求項7に記載の製造方法。
【請求項9】
前記外面(102)は、予備研磨ステップの間に研磨される、請求項7に記載の製造方
法。
【請求項10】
前記反射防止コーティング(107)を堆積させるステップの間に、前記内側金属層(
104)は、前記反射防止コーティング(107)によって覆われる、請求項8に記載の
製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計製作法の分野、または宝石類の分野に属し、より具体的には、時計また
は宝飾品の外装コンポーネント、およびそのような外装コンポーネントを製造するための
方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特に、時計製作法の分野においては、時計、特には文字盤用の外装コンポーネントは、
一般に、基板の表面上に堆積された薄層で製作された装飾を有する。
【0003】
特に、詳細さのレベルに応じて、これらの装飾は、製作するのが複雑な場合があり、手
作業で達成するのは難しいレベルの精度を必要とすることがある。したがって、装飾品の
製作には、自動化されたツール、例えば、デジタル制御加工手段の使用が必要になること
があり、これは、ユニークな時計を得るための芸術や工芸のスキルの実施を特徴とする、
高級時計の製造と両立しない場合がある。
【0004】
さらに、特定の装飾は、自動化されたツールを使用しても、その複雑さ、およびそれら
の製作に必要とされる精度の故に、技術的に製作不能である可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この文脈の範囲において、本発明の目的は、時計、特に複雑な装飾を有する、文字盤、
クリスタルまたは背面クリスタルの、外装コンポーネントを製作することである。
【0006】
より一般的には、本発明は、複雑な装飾を有する宝飾品の製作を簡略化することを目的
とする限りにおいて、宝石類の分野における同じ課題に取り組む。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の欠点を解決するとともに、この目的のために、時計または宝飾品の外
装コンポーネントであって、透明な材料で製作された基板を備え、前記基板は、外面と反
対側の内面を含む、外装コンポーネントに関する。前記内面または外面の一方は、その表
面全体に広がる構造加工部(structuring)を有し、前記外装コンポーネントは、装飾を
形成するように、構造加工部の一部分に堆積された少なくとも1つの金属層を含み、内側
金属層によって覆われていない構造加工部の部分は、反射防止コーティングで覆われてい
る。
【0008】
本発明は、内面の表面上にレリーフまたは凹凸を生成するように適合された任意の方法
によって、構造加工部を製作することを可能にする。実際、反射防止コーティングの効果
は、金属層で覆われていない内面の表面の部分に存在する構造加工部の視覚的外観を消滅
させることであり、これは例えば構造加工部の手動生産を可能にする。
【0009】
より具体的には、基板を通して透明に見える金属層のみがテクスチャのある外観を有す
るように、金属層で覆われていない表面の部分上に在り得る内面の構造加工部をマスキン
グすることが本発明によって探索される。換言すると、本発明は、金属層を例外として、
外装コンポーネント全体の透明性を保証することを可能にする。構造加工部の製作におい
て本発明が大きな自由度を許容することが理解される。
【0010】
構造加工部の目的は、前記の反射をより多く拡散させるために、光の反射、特に金属層
によって引き起こされる、鏡面反射を低減することである。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー及び時計
6日前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
7日前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
8日前
カシオ計算機株式会社
ケース機器、時計及びケース機器の製造方法
17日前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー、時計及びギヤアッシーの製造方法
6日前
セイコーエプソン株式会社
時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法
6日前
カシオ計算機株式会社
時計、情報処理装置、時刻表示方法及びプログラム
8日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、時計、情報処理方法、時刻表示方法及びプログラム
8日前
ブランパン・エス アー
巻真を位置決めするための内部停止具を備えた設定及び巻き上げ機構を備える時計ムーブメント
今日
ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
エナメル加工された時計部品の製造方法
3日前
ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
改善されたインデックスシステムを含む時計調節部材、時計ムーブメント及び時計
2日前
センナ バイオサイエンシーズ インク.
新規ペプチドとその使用
15日前
他の特許を見る