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公開番号
2024168491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085214
出願日
2023-05-24
発明の名称
情報検証プログラム、情報処理装置および情報処理システム
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類
G06F
16/907 20190101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】投稿情報の信頼度を高精度に算出する。
【解決手段】情報処理装置1の処理部2は、テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報と、第2情報のメタデータ13とを含む投稿情報10を取得する。処理部2は、第1情報に基づいて、発生した事象を特定する。処理部2は、特定された事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲30を特定する。処理部2は、特定された影響範囲30とメタデータ13とに基づいて投稿情報10の信頼度を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに、
テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報と、前記第2情報のメタデータとを含む投稿情報を取得し、
前記第1情報に基づいて、発生した事象を特定し、
前記事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲を特定し、
前記影響範囲と前記メタデータとに基づいて前記投稿情報の第1信頼度を算出する、
処理を実行させる情報検証プログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記メタデータは、前記第2情報が作成された作成位置を含み、
前記影響範囲の特定では、前記事象による地理的な影響の範囲を示す前記影響範囲を特定し、
前記第1信頼度の算出では、前記影響範囲と前記作成位置との位置関係に基づいて前記第1信頼度を算出する、
請求項1記載の情報検証プログラム。
【請求項3】
前記メタデータは、前記第2情報が作成された作成位置を含み、
前記影響範囲の特定では、前記影響範囲として前記事象の発生範囲を特定し、
前記第1信頼度の算出では、前記発生範囲と前記作成位置との位置関係に基づいて前記第1信頼度を算出する、
請求項1記載の情報検証プログラム。
【請求項4】
前記メタデータは、前記第2情報が作成された作成時刻を含み、
前記影響範囲の特定では、前記第1情報の時制が過去形の場合、前記作成時刻における前記発生範囲を特定し、前記第1情報の時制が現在形の場合、前記投稿情報が投稿された投稿時刻における前記発生範囲を特定する、
請求項3記載の情報検証プログラム。
【請求項5】
前記作成位置と、前記投稿情報が投稿された投稿位置との距離に基づいて、前記投稿情報の第2信頼度を算出し、
前記第1信頼度と前記第2信頼度とに基づいて、前記投稿情報の総合信頼度を算出する、
処理を前記コンピュータにさらに実行させる請求項3記載の情報検証プログラム。
【請求項6】
前記メタデータは、前記第2情報が作成された作成時刻を含み、
前記作成時刻と、前記投稿情報が投稿された投稿時刻との差に基づいて、前記投稿情報の第3信頼度を算出する処理を、前記コンピュータにさらに実行させ、
前記総合信頼度は、前記第1信頼度、前記第2信頼度および前記第3信頼度に基づいて算出される、
請求項5記載の情報検証プログラム。
【請求項7】
テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報と、前記第2情報のメタデータとを含む投稿情報を取得し、
前記第1情報に基づいて、発生した事象を特定し、
前記事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲を特定し、
前記影響範囲と前記メタデータとに基づいて前記投稿情報の第1信頼度を算出する、処理部、
を有する情報処理装置。
【請求項8】
テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報とを含む投稿情報の投稿を受け付け、前記第1情報と前記第2情報を投稿画面に表示させる第1情報処理装置と、
前記投稿情報を前記第1情報処理装置から取得し、前記第1情報に基づいて、発生した事象を特定し、前記事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲を特定し、前記影響範囲と、前記第2情報のメタデータとに基づいて、前記投稿情報の第1信頼度を算出する第2情報処理装置と、
を有する情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報検証プログラム、情報処理装置および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、一般のユーザから投稿された投稿情報を投稿画面に表示させる投稿サービスが広く普及している。例えば、SNS(Social Networking Service、Social Mediaとも呼ばれる)では、テキスト情報だけでなく画像情報や音声情報も含む投稿情報を投稿可能なサービスもある。
【0003】
このような投稿情報は、災害発生時などの緊急時には各地の被災状況に関する有力な情報源となり得る。一方で、投稿情報の中に偽情報が含まれ得るという問題がある。このため、投稿情報の信頼性や正確性を検証し、偽情報をリアルタイムに検出することが要求されている。
【0004】
このような技術の一例として、次のような投稿評価方法が提案されている。この投稿評価方法では、投稿情報に含まれるテキスト情報から所定の現象の有無に関する第1の情報を抽出し、高信頼情報から当該現象の有無に関する第2の情報を抽出し、第1の情報と第2の情報との比較によって投稿情報の正確性指標を計算する。
【0005】
また、投稿情報の利用に関しては、例えば、裁判に関する追加的な情報をソーシャルネットから検索するデータ解析プラットフォームが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-122297号公報
米国特許出願公開第2014/344172号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、投稿情報の信頼性を高信頼情報との比較によって検証する方法では、例えば電車の遅延やトイレの混雑など、特定の場所で発生した事象に関しては、その事象を示す投稿情報の信頼性を比較的精度よく検証できる。しかし、災害などの地理的または時間的に広範囲に影響が生じる事象に関しては、投稿情報が正しい場合であっても、その投稿情報が示す事象の発生場所や発生時刻と、高信頼情報から得られる発生場所や発生時刻とが一致しないことが多くなる。このため、このような事象を示す投稿情報の信頼性を精度よく検証できないという問題がある。
【0008】
1つの側面では、本発明は、投稿情報の信頼度を高精度に算出可能な情報検証プログラム、情報処理装置および情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの案では、コンピュータに、テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報と、第2情報のメタデータとを含む投稿情報を取得し、第1情報に基づいて、発生した事象を特定し、事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲を特定し、影響範囲とメタデータとに基づいて投稿情報の第1信頼度を算出する、処理を実行させる情報検証プログラムが提供される。
【0010】
また、1つの案では、上記の情報検証プログラムに基づく処理と同様の処理を実行する情報処理装置が提供される。
さらに、1つの案では、第1情報処理装置と第2情報処理装置とを有する情報処理システムが提供される。第1情報処理装置は、テキスト情報である第1情報と、画像情報または音声情報の少なくとも一方である第2情報とを含む投稿情報の投稿を受け付け、第1情報と第2情報を投稿画面に表示させる。第2情報処理装置は、投稿情報を第1情報処理装置から取得し、第1情報に基づいて、発生した事象を特定し、事象による、地理的な影響または時間的な影響の少なくとも一方の範囲を示す影響範囲を特定し、影響範囲と、第2情報のメタデータとに基づいて、投稿情報の第1信頼度を算出する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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