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公開番号2024147065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059836
出願日2023-04-03
発明の名称演奏操作表示システム、電子楽器、情報処理装置及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G10H 1/00 20060101AFI20241008BHJP(楽器;音響)
要約【課題】操作に基づいた演奏の効果をユーザが視認できるようにする。
【解決手段】演奏操作表示システムによれば、電子楽器の制御部は、ユーザによる押鍵/離鍵操作及びペダル部のペダル操作のタイミングに基づいて、操作された鍵に対するペダル効果の有無を判定し、操作された鍵の押鍵/離鍵情報及び押鍵/離鍵された鍵に対するペダル効果の有無を示す情報を通信部により情報処理装置に送信する。情報処理装置の制御部は、電子楽器2から受信した情報に基づいて、電子楽器において操作された鍵を示す情報及びペダル効果を有する鍵を示す情報を表示部に表示する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置と、電子楽器と、を備える演奏操作表示システムであって、
前記電子楽器は、
複数の操作子及び少なくとも一つ以上のペダルを有し、ユーザによる前記操作子の操作及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、演奏音を出力し、
前記電子楽器及び前記情報処理装置の一方は、前記操作子の操作及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無を判定し、
前記情報処理装置は、前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無の判定結果に基づいて、前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を表示部に表示させる、
演奏操作表示システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記電子楽器は、さらに、前記ペダルの踏み込み量が変化した場合に前記踏み込み量を取得して前記情報処理装置に通知し、
前記情報処理装置は、さらに、前記ペダルの踏み込み量を示す情報を前記表示部に表示する、
請求項1に記載の演奏操作表示システム。
【請求項3】
前記電子楽器は、鍵盤楽器であり、
前記情報処理装置は、前記表示部に鍵盤画像を表示し、前記鍵盤画像における押鍵された鍵の第1領域に当該鍵が押鍵されたことを示す所定の表示を行い、前記鍵盤画像における前記ペダルの効果を有する鍵の前記第1領域とは異なる第2領域に当該鍵が前記ペダルの効果を有することを示す表示を行う、請求項1に記載の演奏操作表示システム。
【請求項4】
前記電子楽器は、さらに、前記ペダルの踏み込み量が変化した場合に前記踏み込み量の情報を取得して前記情報処理装置に通知し、
前記情報処理装置は、さらに、前記ペダルの踏み込み量を示すインジケータを前記表示部に表示する、
請求項3に記載の演奏操作表示システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記電子楽器において操作された前記操作子を示す情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の演奏操作表示システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記ペダルが複数である場合、前記ペダルの効果を有する鍵がどのペダルの効果を有するのかを識別可能に表示する、請求項1に記載の演奏操作表示システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、所定の楽曲のお手本となる演奏において操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を含むお手本データを取得し、取得したお手本データと、前記楽曲を前記ユーザが演奏した際に操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報に基づいて、前記ユーザにより操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を、前記お手本となる演奏における前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報と比較可能に前記表示部に表示する、請求項1に記載の演奏操作表示システム。
【請求項8】
前記情報処理装置は、前記電子楽器において操作された前記操作子を示す情報を、前記お手本となる演奏における前記操作子を示す情報と比較可能に前記表示部に表示させる、請求項7に記載の演奏操作表示システム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、前記お手本データと、前記楽曲を前記ユーザが演奏した際に操作された前記操作子の操作情報及び前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無を示す情報と、に基づいて、前記お手本の演奏と前記ユーザの演奏との前記操作子の操作及び前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無の差分を演算し、前記差分を示す情報を前記表示部に強調表示する、請求項7に記載の演奏操作表示システム。
【請求項10】
前記電子楽器は、前記ペダルの種類を複数有し、
前記電子楽器及び前記情報処理装置の一方は、前記操作子の操作、前記ペダルの種類及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無を判定する、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の演奏操作表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、演奏操作表示システム、電子楽器、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが、自身が演奏した各鍵に対するタッチの強さやペダル操作を視覚的に認識できるようにするために、自身の押鍵操作とペダル操作、お手本の押鍵操作をLED等の表示部を用いて可視化する練習支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-61006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電子鍵盤楽器には、一般的に3本のペダルが付いており、それぞれ異なる効果がある。例えば、ダンパーペダルは、踏む(踏み込む)と押鍵された鍵の音が長く鳴り続け、鍵から手を放してもペダルが踏み込まれている間は響きが続く。ソステヌートペダルは、ペダルを踏んだ時に弾いていた鍵の音のみ響かせる一方、ペダルを踏んだ後に押鍵された鍵には影響しない。ソフトペダルは、踏むと押鍵された鍵の音の響きを弱め柔らかくする。
【0005】
しかしながら、演奏中どのタイミングでペダル操作をすればよいか、ペダルを踏んだ時にどの鍵に対して効果が出ているのかなどは、特に鍵盤楽器の初学者にとって分かりにくい。特許文献1では、ユーザのペダル操作を可視化することはできるが、ペダルを踏んだ場合にどの鍵に対して効果が出ているのかをユーザが視覚的に認識することはできない。
【0006】
本発明の課題は、操作に基づいた演奏の効果をユーザが視認できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の演奏操作表示システムは、
情報処理装置と、電子楽器と、を備え、前記電子楽器は、複数の操作子及び少なくとも一つ以上のペダルを有し、ユーザによる前記操作子の操作及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、演奏音を出力し、前記電子楽器及び前記情報処理装置の一方は、前記操作子の操作及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無を判定し、前記情報処理装置は、前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無の判定結果に基づいて、前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を表示部に表示させる。
【0008】
本発明の電子楽器は、
複数の操作子と、
少なくとも一つ以上のペダルと、
ユーザによる前記操作子の操作及び前記ペダルの操作のタイミングに基づいて、操作された前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無を判定し、表示部に表示させるために前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を出力する制御部と、
を備える。
【0009】
本発明の情報処理装置は、
ユーザによる電子楽器の操作子の操作及びペダルの操作のタイミングに基づいて得られる、前記操作子に対する前記ペダルの効果の有無の判定結果に基づいて、前記操作子に対する前記ペダルの効果に関する情報を表示部に表示させる制御部、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、操作に基づいた演奏の効果をユーザが視認することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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