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公開番号2024132109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042769
出願日2023-03-17
発明の名称浄化システム
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類F01N 3/08 20060101AFI20240920BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】排気管に供給される窒素酸化物の増加を抑制する。
【解決手段】エンジン2の排気を浄化する浄化システムSは、空気を酸素と窒素とに分離する分離部1と、分離部1で分離された酸素からオゾンを生成するオゾン生成部3と、オゾン生成部3が生成したオゾンをエンジンの吸気管41と排気管42とに供給する供給部5と、を有する。浄化システムSは、エンジン2の排気の浄化率に応じて吸気管41及び排気管42に供給させるオゾンの量を調整する供給制御装置8を有する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの排気を浄化する浄化システムであって、
空気を酸素と窒素とに分離する分離部と、
前記分離部で分離された酸素からオゾンを生成するオゾン生成部と、
前記オゾン生成部が生成したオゾンを前記エンジンの吸気管と排気管とに供給する供給部と、
を有する浄化システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記エンジンの排気の浄化率に応じて前記吸気管及び前記排気管に供給させるオゾンの量を調整する供給制御部を有する、
請求項1に記載の浄化システム。
【請求項3】
前記吸気管へのオゾンの供給量を前記排気管へのオゾンの供給量よりも多くする供給制御部を有する、
請求項1に記載の浄化システム。
【請求項4】
前記分離部は、酸素を通過させる一方で窒素を通過させない膜を有する、
請求項1に記載の浄化システム。
【請求項5】
前記排気の温度が所定値未満の場合にオゾンを前記吸気管と前記排気管とに供給させ、前記排気の温度が所定値以上の場合にオゾンを前記吸気管と前記排気管とに供給させない供給制御部を有する、
請求項1に記載の浄化システム。
【請求項6】
前記オゾン生成部と前記排気管との間に設けられてオゾンを圧送して前記吸気管に供給する圧縮機を有する、
請求項1に記載の浄化システム。
【請求項7】
前記エンジンで燃焼せずに前記エンジンから排出されたガスと、オゾンとを反応させることにより前記ガスを浄化する浄化装置を有し、
前記供給部は、前記排気管において前記浄化装置よりも上流側にオゾンを供給する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の浄化システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの排気を浄化する浄化システムに関する。
続きを表示(約 850 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンの排気を浄化する技術が知られている。特許文献1には、空気から生成したオゾンを排気管に供給することで排気を浄化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-207316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、空気からオゾンを生成すると、空気に含まれる窒素から窒素酸化物が生成されてしまう。そのため、オゾンだけでなく窒素酸化物が排気管に供給されてしまうことがあった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、排気管に供給される窒素酸化物の増加を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様においては、エンジンの排気を浄化する浄化システムであって、空気を酸素と窒素とに分離する分離部と、前記分離部で分離された酸素からオゾンを生成するオゾン生成部と、前記オゾン生成部が生成したオゾンを前記エンジンの吸気管と排気管とに供給する供給部と、を有する浄化システムを提供する。
【0007】
前記エンジンの排気の浄化率に応じて前記吸気管及び前記排気管に供給させるオゾンの量を調整する供給制御部を有してもよい。
【0008】
前記吸気管へのオゾンの供給量を前記排気管へのオゾンの供給量よりも多くする供給制御部を有してもよい。
【0009】
前記分離部は、酸素を通過させる一方で窒素を通過させない膜を有してもよい。
【0010】
前記排気の温度が所定値未満の場合にオゾンを前記吸気管と前記排気管とに供給させ、前記排気の温度が所定値以上の場合にオゾンを前記吸気管と前記排気管とに供給させない供給制御部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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