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公開番号2024110340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-15
出願番号2023014882
出願日2023-02-02
発明の名称性能情報収集プログラム、性能情報収集方法、及び情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06F 11/34 20060101AFI20240807BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報処理装置が性能情報を計測及び送信する負担を軽減する。
【解決手段】性能分析の対象の情報処理装置は、実行する複数のプロセスのそれぞれを識別するための第1の識別情報と、複数のプロセスの各利用者を識別するための第2の識別情報とを取得し、複数のプロセスに含まれる1以上の先行プロセスと他のプロセスとの間で第1の識別情報及び第2の識別情報の双方が一致する場合には、情報処理装置について予め定められた複数の性能情報のなかで先行プロセスに付随して計測された第1の性能情報と少なくとも一部が異なる第2の性能情報を他のプロセスに付随して計測する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
性能分析の対象の情報処理装置において実行される複数のプロセスのそれぞれを識別するための第1の識別情報と、前記複数のプロセスの各利用者を識別するための第2の識別情報とを取得し、
前記複数のプロセスに含まれる1以上の先行プロセスと他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致する場合には、前記対象の情報処理装置について予め定められた複数の性能情報のなかで前記先行プロセスに付随して計測された第1の性能情報と少なくとも一部が異なる第2の性能情報を前記他のプロセスに付随して計測する、
処理をコンピュータに実行させる、性能情報収集プログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の何れか一方を親ノードとし他方を子孫ノードとして含む木構造のデータ構造を生成し、
前記木構造を用いた深さ優先探索を用いて、前記先行プロセスと前記他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報を比較し、
前記比較の結果に基づいて、前記先行プロセスと前記他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致するか否かを判断する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の性能情報収集プログラム。
【請求項3】
前記木構造の前記データ構造は、
前記第1の識別情報を前記子孫ノードとし、前記第2の識別情報を前記親ノードとし、前記複数の性能情報のうちで計測された性能情報をそれぞれ葉ノードとして含む、
請求項2に記載の性能情報収集プログラム。
【請求項4】
前記先行プロセスと前記他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致し、前記複数の性能情報のうちで前記第1の性能情報と異なる性能情報が全て計測済みである場合には、前記他のプロセスに付随する前記複数の性能情報の計測を抑制する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の性能情報収集プログラム。
【請求項5】
前記先行プロセスと前記他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致し、前記複数の性能情報のうちで前記第1の性能情報と異なる性能情報が全て計測済みである場合には、前記他のプロセスに付随して前記第1の性能情報を再計測する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の性能情報収集プログラム。
【請求項6】
性能分析の対象の情報処理装置において実行される複数のプロセスのそれぞれを識別するための第1の識別情報と、前記複数のプロセスの各利用者を識別するための第2の識別情報とを取得し、
前記複数のプロセスに含まれる1以上の先行プロセスと他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致する場合には、前記対象の情報処理装置について予め定められた複数の性能情報のなかで前記先行プロセスに付随して計測された第1の性能情報と少なくとも一部が異なる第2の性能情報を前記他のプロセスに付随して計測する、
処理をコンピュータが実行する、性能情報収集方法。
【請求項7】
性能分析の情報処理装置が実行する複数のプロセスのそれぞれを識別するための第1の識別情報と、前記複数のプロセスの各利用者を識別するための第2の識別情報とを取得し、
前記複数のプロセスに含まれる1以上の先行プロセスと他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致する場合には、前記情報処理装置について予め定められた複数の性能情報のなかで前記先行プロセスに付随して計測された第1の性能情報と少なくとも一部が異なる第2の性能情報を前記他のプロセスに付随して計測する、
プロセッサを有する、情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、性能情報収集プログラム、性能情報収集方法、及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
計算プロセスを実行する情報処理装置から取得した性能情報(パフォーマンス情報)に基づいて性能低下原因等を発見するシステム性能分析が知られている。システム性能分析においては、性能分析の対象となる情報処理装置において、ジョブに含まれる各プロセスに付随して性能情報が計測される。計測して得られた性能情報が分析装置(例えば、収集サーバ)に送信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2007/060721号
特開平11-327953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
計測すべき性能情報の種類数の増加に伴って、性能分析の対象となる情報処理装置が性能情報を計測する負担及び性能情報を分析装置に送信する負担が増大する。
【0005】
1つの側面では、本発明は、対象の情報処理装置が性能情報を計測及び送信する負担を軽減することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、性能情報収集プログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させる。前記処理は、性能分析の対象の情報処理装置において実行される複数のプロセスのそれぞれを識別するための第1の識別情報と、前記複数のプロセスの各利用者を識別するための第2の識別情報とを取得する。また、前記処理は、前記複数のプロセスに含まれる1以上の先行プロセスと他のプロセスとの間で前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の双方が一致する場合には、前記対象の情報処理装置について予め定められた複数の性能情報のなかで前記先行プロセスに付随して計測された第1の性能情報と少なくとも一部が異なる第2の性能情報を前記他のプロセスに付随して計測する。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本発明は、性能分析の対象の情報処理装置が性能情報を計測及び送信する負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバを実現するコンピュータのハードウェア(HW)構成例を示すブロック図である。
図1に示すシステムにおけるシステム性能分析について説明する図である。
比較例におけるターゲットサーバにおけるカウンタ数と性能情報の種類数との関係を示す図である。
一実施形態に係る複数の性能情報と性能情報セットとの関係の一例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバによるプロセス同一性判断処理の一例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバによる性能情報の計測処理の一例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバの機能構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る木構造に基づくデータ探索の一例を示す図である。
一実施形態に係る木構造への新たなノードの追加処理の一例を示す図である。
一実施形態に係る木構造に基づくデータ探索の他の例を示す図である。
一実施形態に係る木構造への新たな葉ノードの追加処理の一例を示す図である。
複数の性能情報のうちで複数の性能情報が全て計測済みである場合の処理の第1例を示す図である。
複数の性能情報のうちで複数の性能情報が全て計測済みである場合の処理の第2例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバによる性能情報収集処理の動作例を示すフローチャートである。
一実施形態に係るターゲットサーバによるプロセス同一性判断処理の動作例を示す図である。
一実施形態に係るターゲットサーバによる性能情報選択及び計測処理の動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形又は技術の適用を排除する意図はない。例えば、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。なお、以下の説明で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
【0010】
[A]システムの一例の説明
図1は、一実施形態に係るシステム1の構成例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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