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公開番号2024101987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023188843
出願日2023-11-02
発明の名称センシング装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20240723BHJP(車両一般)
要約【課題】生産性の高いセンシング装置の提供。
【解決手段】車両に対して装置ベースが固定可能に構成されるセンシング装置は、車両の外界をセンシングする複数のセンサユニット40と、各センサユニット40を装置ベースに対して個別に装着するための複数の装着ブラケット41とを、備える。各センサユニット40は、個別のセンサ識別子を設定するための設定回路400を、有する。各装着ブラケット41は、対応するセンサユニット40の設定回路400との電気接続状態に応じて、対応するセンサユニット40のセンサ識別子を選択するパターン構造P1,P2を、個別に形成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両(2)に対して装置ベース(3)が固定可能に構成されるセンシング装置(1)であって、
前記車両の外界をセンシングする複数のセンサユニット(40,2040,3040,4040,5040,6040)と、
各前記センサユニットを前記装置ベースに対して個別に装着するための複数の装着ブラケット(41,2041,3041,4041,5041,6041)とを、備え、
各前記センサユニットは、個別のセンサ識別子(ID1,ID2,ID3,ID4)を設定するための設定回路(400,2400,3400)を、有し、
各前記装着ブラケットは、対応する前記センサユニットの前記設定回路との電気接続状態に応じて、対応する前記センサユニットの前記センサ識別子を選択するパターン構造(P1,P2,P3,P4)を、個別に形成するセンシング装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
各前記装着ブラケット(41,2041)は、対応する前記センサユニット(40,2040)と螺着される螺子部(411a,2411a,2411b)を、有し、対応する前記センサユニットの前記設定回路(400,2400)との電気接続状態を相異ならせる個別の当該螺子部により、前記パターン構造を形成する請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項3】
各前記装着ブラケットは、前記螺子部の長さに応じて前記設定回路との電気接続状態を相異ならせる前記パターン構造を、形成する請求項2に記載のセンシング装置。
【請求項4】
各前記装着ブラケットは、複数ずつの前記螺子部(2411a,2411b)を有し、各前記螺子部の長さの組み合わせに応じて前記設定回路(2400)との電気接続状態を相異ならせる前記パターン構造を、形成する請求項3に記載のセンシング装置。
【請求項5】
各前記装着ブラケット(3041,4041,5041,6041)は、対応する前記センサユニット(3040,4040,5040,6040)のグランド部(3401c)に電気接続されるグランドターミナル(3411c,4411c)、及び対応する前記センサユニットの前記設定回路(3400)に電気接続される接続ターミナル(3411a,3411b,4411a,4411b)のうち、少なくとも前記グランドターミナルを、有し、前記グランドターミナルと前記接続ターミナルとの相異なる個別の電気接続パターンにより、前記パターン構造を形成する請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項6】
各前記装着ブラケットは、複数ずつの前記接続ターミナルを有し、前記グランドターミナルと各前記接続ターミナルとの電気接続パターンが相異なる前記パターン構造を、形成する請求項5に記載のセンシング装置。
【請求項7】
各前記装着ブラケットは、対応する前記センサユニットに対して筒状に嵌着されるコネクタ部(3411,4411,5411)を、有し、対応する前記パターン構造を、当該コネクタ部に内包する請求項5に記載のセンシング装置。
【請求項8】
各前記装着ブラケット(3041)は、対応する前記センサユニット(3040)と前記装置ベースとの間を連結するブラケット本体(41a)を、前記コネクタ部(3411)と一体に有する請求項7に記載のセンシング装置。
【請求項9】
各前記装着ブラケット(4041,5041,6041)は、対応する前記センサユニット(4040,5040,6040)と前記装置ベースとの間を連結するブラケット本体(41a)を、前記コネクタ部(4411,5411)と別体に有する請求項7に記載のセンシング装置。
【請求項10】
各前記装着ブラケットは、対応する前記センサユニットとの間における前記コネクタ部の挟持状態で、対応する前記センサユニットに対して前記ブラケット本体を螺子留めする挟持螺子部(4413)を、有する請求項9に記載のセンシング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用のセンシング装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の外界をセンシングする複数のセンサユニットを備えたセンシング装置は、広く知られている。このようなセンシング装置の一種として特許文献1には、車両に対して固定可能に構成される装置ベースとなるハウジングに、各センサユニットが装着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10099630号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の開示装置では、各センサユニットからのセンサ信号を識別して処理するためには、それら各センサユニットに個別のセンサ識別子を設定する必要がある。こうした各センサユニットのセンサ識別子を設定するには、センシング装置の生産時において装置ベースに装着された各センサユニットに対して、さらなる後処理によりセンサ識別子を記憶させる手法が、考えられる。しかし、この手法では、センシング装置の生産性が低下してしまう。
【0005】
本開示の課題は、生産性の高いセンシング装置を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、課題を解決するための本開示の技術的手段について、説明する。尚、特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
本開示の一態様は、
車両(2)に対して装置ベース(3)が固定可能に構成されるセンシング装置(1)であって、
車両の外界をセンシングする複数のセンサユニット(40,2040,3040,4040,5040,6040)と、
各センサユニットを装置ベースに対して個別に装着するための複数の装着ブラケット(41,2041,3041,4041,5041,6041)とを、備え、
各センサユニットは、個別のセンサ識別子(ID1,ID2,ID3,ID4)を設定するための設定回路(400,2400,3400)を、有し、
各装着ブラケットは、対応するセンサユニットの設定回路との電気接続状態に応じて、対応するセンサユニットのセンサ識別子を選択するパターン構造(P1,P2,P3,P4)を、個別に形成する。
【0008】
このように本開示の一態様では、各センサユニットを装置ベースに対して個別に装着するための複数装着ブラケットが、個別のセンサ識別子を設定するための設定回路を、有する。そこで一態様の各装着ブラケットによると、対応するセンサユニットの設定回路との電気接続状態に応じて、対応するセンサユニットのセンサ識別子を選択するパターン構造が、個別に形成される。これにより各センサユニットでは、対応する装着ブラケットを介した装置ベースへの装着処理に伴って、それぞれ個別なパターン構造と設定回路との電気接続状態に応じたセンサ識別子が、選択され得る。故に、センシング装置の生産性を高めることが、可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態によるセンシング装置の車両への搭載状態を模式的に示す斜視図である。
第一実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第一実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第一実施形態によるセンシング装置の電気的構成を示す回路図である。
第一実施形態によるセンシング装置の電気的構成を示す回路図である。
第二実施形態によるセンシング装置の車両への搭載状態を模式的に示す斜視図である。
第二実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第二実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第二実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第二実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第二実施形態によるセンシング装置の電気的構成を示す回路図である。
第二実施形態によるセンシング装置の電気的構成を示す回路図である。
第二実施形態によるセンシング装置系の電気的構成を示す回路図である。
第二実施形態によるセンシング装置の電気的構成を示す回路図である。
第三実施形態によるセンシング装置の車両への搭載状態を模式的に示す斜視図である。
第三実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第三実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第三実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第三実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第四実施形態によるセンシング装置の車両への搭載状態を模式的に示す斜視図である。
第四実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第四実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第四実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第四実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
図21のXXV-XXV線断面図である。
第五実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第五実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第五実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第五実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
図26のXXX-XXX線断面図である。
第六実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第六実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第六実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
第六実施形態によるセンシング装置の機械的構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態を図面に基づき説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことで、重複する説明を省略する場合がある。また、各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。さらに、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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