TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024100448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004458
出願日2023-01-16
発明の名称パターン抽出方法及びパターン抽出プログラム
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類G06Q 40/12 20230101AFI20240719BHJP(計算;計数)
要約【課題】本質的パターンを効率的に抽出することを可能とするパターン抽出方法及びパターン抽出プログラムを提供する。
【解決手段】複数の書類のそれぞれに含まれる複数の項目に記入される情報間の関係をそれぞれ示す複数のパターンごとに、各パターンに対応する複数の項目間における意味の類似度を算出し、複数のパターンに含まれる第1パターンに対応する類似度が複数のパターンに含まれる第2パターンに対応する類似度よりも大きい場合、第1パターンを第2パターンよりも優先して出力する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
複数の書類のそれぞれに含まれる複数の項目に記入される情報間の関係をそれぞれ示す複数のパターンごとに、各パターンに対応する前記複数の項目間における意味の類似度を算出し、
前記複数のパターンに含まれる第1パターンに対応する前記類似度が前記複数のパターンに含まれる第2パターンに対応する前記類似度よりも大きい場合、前記第1パターンを前記第2パターンよりも優先して出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするパターン抽出方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記複数のパターンのそれぞれは、各パターンに対応する前記複数の項目に記入された各情報のうちのいずれかについての修正が行われたパターンである、
ことを特徴とするパターン抽出方法。
【請求項3】
請求項1において、
前記出力する処理では、前記類似度を用いて算出された補正信頼度が大きい順に前記複数のパターンを出力する、
ことを特徴とするパターン抽出方法。
【請求項4】
請求項3において、
前記出力する処理では、前記複数のパターンに含まれる特定のパターンに対応する正例のうち、前記出力する処理において前記特定のパターンよりも前に出力された前記複数のパターンのうちの少なくともいずれかのパターンに対応しない正例の数が所定の条件を満たさない場合、前記特定のパターンの出力を行わない、
ことを特徴とするパターン抽出方法。
【請求項5】
複数の書類のそれぞれに含まれる複数の項目に記入される情報間の関係をそれぞれ示す複数のパターンごとに、各パターンに対応する前記複数の項目間における意味の類似度を算出し、
前記複数のパターンに含まれる第1パターンに対応する前記類似度が前記複数のパターンに含まれる第2パターンに対応する前記類似度よりも大きい場合、前記第1パターンを前記第2パターンよりも優先して出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするパターン抽出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パターン抽出方法及びパターン抽出プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、市役所等の行政機関(以下、単に行政機関とも呼ぶ)には、住民税の計算に用いられる申請書類を含む多くの書類(以下、単に書類とも呼ぶ)が提出される。そして、このような行政機関の職員(以下、単に職員とも呼ぶ)は、例えば、提出された複数の書類の突き合せ(以下、突合処理とも呼ぶ)を行うことにより、複数の書類間において記入内容の不整合が存在するか否かについてのチェックを行う。
【0003】
その結果、例えば、複数の書類間において記入内容の不整合が特定された場合、職員は、当該不整合を解消するための記入内容の修正を手作業によって行う(例えば、特許文献1乃至3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-079352号公報
特開2010-182183号公報
特開平8-287152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記のような記入内容の不整合を特定する方法として、例えば、複数の書類間において不整合が存在していると判断可能な記入内容の組合せ(以下、不整合パターンとも呼ぶ)を予め形式化し、当該不整合パターンを用いることによって記入内容の不整合が存在するか否かのチェックを行うことが考えられる。不整合パターンは、例えば、複数の書類間における記入内容の関係を示す1以上の条件からなるパターンのうち、全ての条件が満たされる場合に、複数の書類間における記入内容に不整合が存在すると判断可能なパターンである。
【0006】
しかしながら、上記のような不整合パターンの形式化には、多くの工数を要する場合があり、職員の作業負担が大きくなる場合がある。そのため、職員は、この場合、例えば、書類における記入内容の修正を効率的に行うことができない可能性がある。
【0007】
さらに、上記のような不整合パターンの形式化では、職員が認識していない不整合パターンについての形式化が行われない。そのため、職員は、この場合、例えば、記入内容の不整合の特定を精度良く行うことができない可能性がある。
【0008】
これに対し、職員は、例えば、アソシエーションルール分析等の機械学習の手法を用いることによって不整合パターンを予め自動的に抽出し、抽出した不整合パターンを用いることによって記入内容に不整合が存在するか否かのチェックを行う場合がある。
【0009】
しかしながら、上記のような不整合パターンの抽出を行う場合、例えば、職員が自身の経験に基づく業務の背景知識(以下、単に背景知識とも呼ぶ)から不整合が存在していることを理解可能な不整合パターン(以下、本質的パターンとも呼ぶ)だけでなく、職員が背景知識に基づいても不整合が存在していることを理解することができない不整合パターン(以下、見かけパターンとも呼ぶ)についても抽出される場合がある。
【0010】
そのため、職員は、この場合、例えば、抽出された不整合パターンのそれぞれを検証し、抽出された不整合パターンから記入内容の修正に用いる不整合パターン(本質的パターン)を特定する必要がある。したがって、職員は、例えば、この場合においても、各書類における記入内容の修正を効率的に行うことができない可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

富士通株式会社
目標確定方法と装置
7日前
富士通株式会社
試験装置および試験方法
3日前
富士通株式会社
光受信機及び光受信方法
3日前
富士通株式会社
運転者上下車状態判断方法と装置
7日前
富士通株式会社
動作認識装置と方法及び電子機器
7日前
富士通株式会社
動作認識装置と方法及び電子機器
7日前
富士通株式会社
物品認識装置、方法及び電子機器
7日前
富士通株式会社
表示制御プログラム、方法、及び装置
3日前
富士通株式会社
3点サポートイベント検出方法と装置
7日前
富士通株式会社
ネットワーク装置及びモデル学習方法
3日前
富士通株式会社
フォークリフト状態の検出装置及び方法
7日前
富士通株式会社
制御プログラム、制御方法及び情報処理装置
3日前
富士通株式会社
基板集積導波管アンテナ及びアレイアンテナ
7日前
富士通株式会社
光送信装置、遅延制御回路、及び遅延制御方法
7日前
富士通株式会社
機械学習のためのグラフセット分析及び可視化
3日前
富士通株式会社
撮影角度決定方法および撮影角度決定プログラム
7日前
富士通株式会社
撮影角度決定方法および撮影角度決定プログラム
7日前
富士通株式会社
プログラム、情報処理方法およびクラスタシステム
今日
富士通株式会社
デバッグプログラム、情報処理装置及びデバッグ方法
2日前
富士通株式会社
光伝送ノード、波長変換器、及び波長変換器の駆動方法
7日前
富士通株式会社
情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法
3日前
富士通株式会社
情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
1日前
富士通株式会社
強化学習プログラム、強化学習方法、および情報処理装置
今日
富士通株式会社
波長変換増幅器、光通信装置、及び波長変換パワー制御方法
7日前
富士通株式会社
メタ最適化を用いた量子ニューラルネットワークのトレーニング
3日前
富士通株式会社
自動化されたパイプライン推薦のためのMLパイプラインの合成
3日前
富士通株式会社
歩行状態測定装置、歩行状態測定方法及び歩行状態測定プログラム
今日
富士通株式会社
終端抵抗調整プログラム、終端抵抗調整方法、および情報処理装置
今日
富士通株式会社
訓練データ生成プログラム,訓練データ生成方法および情報処理装置
7日前
富士通株式会社
投資計画決定プログラム、投資計画決定装置、及び投資計画決定方法
7日前
富士通株式会社
探索的及び生成的コード生成ツールを使用したMLパイプラインの生成
3日前
富士通株式会社
データベース管理方法、データベース管理プログラムおよび情報処理装置
3日前
富士通株式会社
情報レコメンドプログラム、情報レコメンド装置および情報レコメンドシステム
7日前
富士通株式会社
アニーラー・ベースのソルバーを用いた組み合わせ最適化問題の局所探索ベースの解法
3日前
富士通株式会社
コンピューティング・アルゴリズムに関する因果的効果の推定に基づくアルゴリズム的モノカルチャーの検出
3日前
個人
GPSロガー
23日前
続きを見る