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公開番号2024080701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2024042077,2021208553
出願日2024-03-18,2021-12-22
発明の名称レンズ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器
出願人新思考電機有限公司
代理人TRY国際弁理士法人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240606BHJP(光学)
要約【課題】上面側の固定部に電気部品を配置することができるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ駆動装置1は、ベース25と、ベース25から立ち上がる2つの立ち上げ部121と2つの立ち上げ部121をつなぐ水平部122とを有するフレーム12と、フレーム12に取り付けられる電気部品と、を具備している。フレーム12内に、電気部品に電気接続される電気配線が形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
独立した1つの部品として前記ベースに取り付けられて固定され、前記ベースから立ち上がるように間隔をあけて対向する2つの立ち上げ部と、前記2つの立ち上げ部をつなぐ水平部と、を有する組を2組有し、4つの前記立ち上げ部が略四角形の辺上のみにあるようにこの2組が離隔しているフレームと、
レンズ体を取り付けるための取り付け部を有するキャリアであって、前記レンズ体の光軸が、前記各組の前記2つの立ち上げ部の対向方向と平行になるようにして、前記4つの立ち上げ部の間の空間に配置されたキャリアと、
前記フレームに取り付けられる電気部品と、
を具備し、
前記フレーム内に、前記電気部品に電気接続される電気配線が形成されて
おり、
前記フレームはさらに各前記組が有する水平部の間を連結する2つの連結部を前後に有し、
前記ベースは前記ベースの厚さよりも薄い金属板部材を樹脂内に配置された状態で形成され、前記金属板部材は前記キャリアに対応した位置で前記ベースの上下面側に露出し、
前記キャリアは、筒体の前部において上側部分が切り取られた形状であり、前記2つの連結部のうち前側の前記連結部はこの切り取られた部分に設けられ、前記筒体の後部における上側部分が前記2つの水平部と前記2つの連結部に囲まれた部分に収容されており、前記光軸の方向から見たときに、前記筒体とこの連結部は重なっている
ことを特徴とするレンズ駆動装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記キャリアは、前記筒体の前部においてさらに下側部分が切り取られた形状であり、前記金属板部材はこの筒体の後部における下側部分に対応した位置で前記ベースの上下面側に露出する
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項3】
前記フレームは、当該フレームの本体を樹脂とし、
前記電気配線が少なくともその一部を構成する金属部材を前記樹脂が
覆っている
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項4】
前記2つの連結部のうち後側の前記連結部は、前記2つの立ち上げ部とともに前記レンズ体からの光が通過する開口を形成している
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項5】
前記フレームの前記立ち上げ部及び前記水平部を有する2つの前記組は、同じ構造を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項6】
前記立ち上げ部の各下端は、上方に向けて切り欠かれており、この切欠部分が、前記ベースの突出部分と組み合わされて、結合構造を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項7】
請求項1~

のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置を備えたカメラ装置。
【請求項8】
請求項

に記載のカメラ装置を備えた電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートフォン等の電子機器に用いられるレンズ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
OIS(Optical Image Stabilizer)機能とAF(Auto Focus)機能とを併有するレンズ駆動装置の中には、潜望式と称されるものがある。潜望式のレンズ駆動装置では、レンズ体と画像センサが、被写体からの光の入射方向と直交する方向に並べて配置されており、被写体からの光がプリズムやミラーにより反射され、レンズ体を透過し、画像センサに集束し、画像センサにより画像信号に変換される。この種のレンズ駆動装置に関わる技術を開示した文献として、特許文献1がある。特許文献1のレンズ駆動装置は、固定部と、可動部と、弾性素子と、駆動アセンブリとを有する。固定部は、ハウジング、ベース、フレーム、および、回路素子を有し、可動部は、キャリアを有する。回路素子が、電気信号を送信して、駆動アセンブリを制御し、OIS機能とAF機能を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-139223A号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のレンズ駆動装置は、固定部のハウジングの天面(上面)にフレームが取り付けられ、このフレームに光軸と直交する方向の駆動用の磁石が配置され、可動部のキャリアに光軸と直交する方向の駆動用のコイルが配置されていた。このような構造では、天面側の固定部に電気配線を必要とする電気部品を配置することが困難であった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、上面側の固定部に電気部品を配置することができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の好適な態様であるレンズ駆動装置は、ベースと、前記ベースから立ち上がる2つの立ち上げ部と、前記2つの立ち上げ部をつなぐ水平部とを有するフレームと、前記フレームに取り付けられる電気部品と、を具備し、前記フレーム内に、前記電気部品に電気接続される電気配線が形成されている。
【0007】
この態様において、前記フレームは、当該フレームの本体を樹脂とし、前記樹脂が前記電気配線を構成する金属部材を覆っていてもよい。
【0008】
また、前記2つの立ち上げ部は、レンズ体の光軸方向で対向していてもよい。
【0009】
また、レンズ体を取り付けるための取り付け部を有するキャリアを具備し、前記キャリアの左右両側に、前記フレームが設けられていてもよい。
【0010】
また、前記左右両側のフレームを連結する連結部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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