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公開番号2024060139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167295
出願日2022-10-19
発明の名称到達時刻推定システム、到達時刻推定方法およびプログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20240424BHJP(信号)
要約【課題】複数のエリアが存在する空間において利用者のエリアごとの到達時刻を推定する技術が提供されることが望まれる。
【解決手段】空間内に存在する複数のエリアのうち利用者が存在するエリアである基準エリアを示す情報を取得するとともに、前記利用者が前記基準エリアに存在する時刻を基準時刻として取得する取得部と、前記複数のエリアに含まれる二つのエリア間ごとに前記二つのエリアの一方から他方に前記利用者が移動するために要する移動時間推定値を保持する移動時間推定データと、前記基準エリアを示す情報と、前記基準時刻とに基づいて、前記利用者が前記複数のエリアのうち前記基準エリア以外の1または2以上のエリアそれぞれに到達する時刻を1または2以上の到達時刻として推定する推定部と、を備える、到達時刻推定システムが提供される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
空間内に存在する複数のエリアのうち利用者が存在するエリアである基準エリアを示す情報を取得するとともに、前記利用者が前記基準エリアに存在する時刻を基準時刻として取得する取得部と、
前記複数のエリアに含まれる二つのエリア間ごとに前記二つのエリアの一方から他方に前記利用者が移動するために要する移動時間推定値を保持する移動時間推定データと、前記基準エリアを示す情報と、前記基準時刻とに基づいて、前記利用者が前記複数のエリアのうち前記基準エリア以外の1または2以上のエリアそれぞれに到達する時刻を1または2以上の到達時刻として推定する推定部と、
を備える、到達時刻推定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記到達時刻推定システムは、前記利用者が前記複数のエリアそれぞれに存在した時刻を含んだ時系列移動データに基づいて、前記移動時間推定データを生成する生成部を備える、
請求項1に記載の到達時刻推定システム。
【請求項3】
前記生成部は、前記時系列移動データに基づいて、前記二つのエリア間に対応する移動所要時間の代表値を前記二つのエリア間に対応する移動時間推定値として算出する、
請求項2に記載の到達時刻推定システム。
【請求項4】
前記生成部は、前記二つのエリア間に対応する複数の移動所要時間が偶数存在する場合、前記複数の移動所要時間の二つの中央値のうちの最小値を、前記二つのエリア間に対応する前記代表値として算出する、
請求項3に記載の到達時刻推定システム。
【請求項5】
前記生成部は、前記二つのエリア間に対応する複数の移動所要時間が奇数存在する場合、前記複数の移動所要時間の中央値を、前記二つのエリア間に対応する前記代表値として算出する、
請求項3に記載の到達時刻推定システム。
【請求項6】
前記到達時刻推定システムは、前記利用者が前記複数のエリアそれぞれに存在した時刻を含んだ時系列移動データに基づいて、あらかじめ用意された複数の候補データから、前記移動時間推定データを選択する選択部を備える、
請求項1に記載の到達時刻推定システム。
【請求項7】
前記選択部は、前記時系列移動データに基づいて移動時間データを生成し、前記移動時間データとの一致度が最も高い候補データを、前記移動時間推定データとして選択する、
請求項6に記載の到達時刻推定システム。
【請求項8】
前記選択部は、前記移動時間データと前記複数の候補データそれぞれとの間における前記二つのエリア間ごとのユークリッド距離の合計値を前記一致度として算出する、
請求項7に記載の到達時刻推定システム。
【請求項9】
前記到達時刻推定システムは、前記複数のエリアのうち前記到達時刻と現在時刻との関係が所定の関係を満たすエリアに対応する提示情報が前記利用者に提示されるように制御する提示制御部を備える、
請求項1に記載の到達時刻推定システム。
【請求項10】
前記推定部は、前記移動時間推定データと、前記基準エリアを示す情報と、前記基準時刻と、前記利用者の所定の区間の移動時間とに基づいて、前記1または2以上の到達時刻を推定する、
請求項1に記載の到達時刻推定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、到達時刻推定システム、到達時刻推定方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、人の位置に応じて人に対して情報提供を行う技術が知られている。このような情報提供を行う技術においては、ビーコンが利用されることがある。ビーコンは、信号を発信する装置である。
【0003】
例えば、特許文献1には、店舗内に固定されたビーコンから送信された信号が、利用者が携帯する情報端末によって検出されると、その信号が検出されたエリアに応じた情報を情報端末に表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、車両に設置されたビーコンから送信された信号が、利用者が携帯する情報端末によって検出されると、車両が近くにあることを情報端末に通知する技術が開示されている。
【0004】
特許文献1および特許文献2に開示されている技術は、物理的なエリアを形成し、そのエリアに利用者が存在することが検出された場合に、そのエリアに対応する情報を利用者に提示する技術である。
【0005】
このような技術において、利用者が存在するエリアが検出されてからエリアに対応する情報が利用者に提示されるまでには、ある程度の時間が必要である。そのため、一例として利用者が空間内を(例えば、歩行により)移動したとしても、エリアに対応する情報が利用者に提示される時刻が、利用者がエリアに存在する時刻よりも遅くならないように、1つのビーコンに対応するエリアを広く設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6836254号公報
特開2019-100712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、小売店の個々の売り場などのように、狭いエリアごとに異なる情報提示が行われる場合もあり得る。かかる場合には、利用者による移動が原因となり、エリアに対応する情報が利用者に提示される時刻が、利用者がエリアに存在する時刻よりも遅くなってしまうという問題がある。
【0008】
そこで、複数のエリアが存在する空間において利用者のエリアごとの到達時刻を推定する技術が提供されることが望まれる。一例として、このように推定された到達時刻に応じた情報提示が行われることにより、エリアに対応する情報が利用者に提示される時刻が、利用者がエリアに存在する時刻よりも遅くなってしまう可能性が低減され得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、空間内に存在する複数のエリアのうち利用者が存在するエリアである基準エリアを示す情報を取得するとともに、前記利用者が前記基準エリアに存在する時刻を基準時刻として取得する取得部と、前記複数のエリアに含まれる二つのエリア間ごとに前記二つのエリアの一方から他方に前記利用者が移動するために要する移動時間推定値を保持する移動時間推定データと、前記基準エリアを示す情報と、前記基準時刻とに基づいて、前記利用者が前記複数のエリアのうち前記基準エリア以外の1または2以上のエリアそれぞれに到達する時刻を1または2以上の到達時刻として推定する推定部と、を備える、到達時刻推定システムが提供される。
【0010】
前記到達時刻推定システムは、前記利用者が前記複数のエリアそれぞれに存在した時刻を含んだ時系列移動データに基づいて、前記移動時間推定データを生成する生成部を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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