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公開番号2024027049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-29
出願番号2022129760
出願日2022-08-16
発明の名称検査選別装置及び選別装置
出願人株式会社 システムスクエア
代理人個人
主分類B07C 5/346 20060101AFI20240221BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】気体噴出部の配置を柔軟に設定可能な検査選別装置を提供する。
【解決手段】所定の搬送方向に検査対象物を搬送する搬送部と、検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、検査対象物を経た電磁波を検出する電磁波検出部と、検出された電磁波に基づき検査対象物を検査する検査部と、気体を供給する気体供給部と、気体を複数の吐出口に分配する気体分配部と、吐出口からの気体の吐出を制御する複数の噴出制御部と、電磁波検出部の搬送下流に設けられ、搬送方向に交差する方向に配列される複数の気体噴出部と、吐出口と気体噴出部との間を1対1で連通する流路であり、吐出口から吐出された気体を気体噴出部に導き噴出させる複数の連通部と、検査部での検査結果に基づき、選別対象物を特定し噴出制御部を制御する選別制御部と、を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
検査対象物の検査結果に基づき特定された選別対象物に向けて気体を噴出することで選別を行う検査選別装置であって、
所定の搬送方向に前記検査対象物を搬送する搬送部と、
前記検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、
前記検査対象物を経た前記電磁波を検出する電磁波検出部と、
前記電磁波検出部で検出された前記電磁波に基づき前記検査対象物を検査する検査部と、
前記気体を供給する気体供給部と、
供給された前記気体を複数の吐出口に分配する気体分配部と、
前記吐出口からの前記気体の吐出を制御する前記複数の噴出制御部と、
前記電磁波検出部の搬送下流に設けられ、前記搬送方向に交差する方向に配列される前記複数の気体噴出部と、
前記吐出口と前記気体噴出部との間を1対1で連通する流路であり、前記吐出口から吐出された前記気体を前記気体噴出部に導き噴出させる前記複数の連通部と、
前記検査部における検査結果に基づき、前記選別対象物を特定し前記噴出制御部を制御する選別制御部と、
を備える検査選別装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記搬送部はコンベアである請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項3】
前記電磁波はX線である請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項4】
前記複数の前記気体噴出部の位置を調整可能に支持する位置調整部を更に備える請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項5】
前記位置調整部は、前記複数の前記気体噴出部の位置を一体的に調整可能とされている請求項4に記載の検査選別装置。
【請求項6】
前記位置調整部は、前記複数の前記気体噴出部を2以上のグループに分けたグループごとに一体的に位置を調整可能とされている請求項4に記載の検査選別装置。
【請求項7】
前記位置調整部は、前記気体噴出部ごとに位置を調整可能とされている請求項4に記載の検査選別装置。
【請求項8】
前記噴出制御部は、前記気体の噴出を所定の方法により報知する請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項9】
前記気体噴出部は、前記気体の噴出を所定の方法により報知する請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項10】
前記気体噴出部からの前記気体の噴出を検知して報知する報知部を備える請求項1に記載の検査選別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物に照射され、検査対象物を経て検出された電磁波に基づき検査対象物の検査を行い、その検査結果に基づき選別を行う検査選別装置及び選別装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
検査対象物である粒状体を搬送するコンベアにおいて、搬送方向に直交する幅方向に一定間隔で区切られた複数の領域を観念し、領域ごとに気体噴出部(ノズル)を設けて、粒状体のX線透過画像に基づき除去が必要な異物を含む粒状体が存在する領域を特定し、特定された領域の気体噴出部に当該粒状体が到達するタイミングを見計らって当該気体噴出部から気体を噴出させることで、当該粒状体に力を作用させて除去する検査装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-164722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
気体噴出部が複数設けられる場合、気体の供給源からの気体を複数に分配する気体分配部、及び、気体分配部の複数の出口のそれぞれに、気体の噴出を制御するバルブである噴出制御部が設けられて、それぞれの噴出制御部に気体噴出部が直結される。すなわち、気体分配部、噴出制御部及び気体噴出部が一体構成されている。そのため、気体噴出部の配置を柔軟に設定することができなかった。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、気体噴出部の配置を柔軟に設定可能な検査選別装置及び選別装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の検査選別装置は、検査対象物の検査結果に基づき特定された選別対象物に向けて気体を噴出することで選別を行う検査選別装置であって、所定の搬送方向に検査対象物を搬送する搬送部と、検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、検査対象物を経た電磁波を検出する電磁波検出部と、電磁波検出部で検出された電磁波に基づき検査対象物を検査する検査部と、気体を供給する気体供給部と、供給された気体を複数の吐出口に分配する気体分配部と、吐出口からの気体の吐出を制御する複数の噴出制御部と、電磁波検出部の搬送下流に設けられ、搬送方向に交差する方向に配列される複数の気体噴出部と、吐出口と気体噴出部との間を1対1で連通する流路であり、吐出口から吐出された気体を気体噴出部に導き噴出させる複数の連通部と、検査部における検査結果に基づき、選別対象物を特定し噴出制御部を制御する選別制御部と、を備える。
【0007】
搬送部はコンベアであってもよい。
【0008】
電磁波はX線であってもよい。
【0009】
複数の気体噴出部の位置を調整可能に支持する位置調整部を更に備えてもよい。
【0010】
位置調整部は、複数の気体噴出部の位置を一体的に調整可能とされていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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