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公開番号2024004448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2023060668
出願日2023-04-04
発明の名称モジュール式時計
出願人ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
代理人個人
主分類G04B 27/00 20060101AFI20240109BHJP(時計)
要約【課題】その外観が着用者によって容易に変更され、信頼できる耐水性を備え、モジュールが交換された後、時計を設定する必要がない、モジュール式時計を提供すること。
【解決手段】中央部10と、背面11と、ダイアル、時間表示手段、風防および第1の磁気歯車手段を備える表示モジュール12と、表示モジュールの磁気歯車手段と協働するように配置された第2の磁気歯車手段を有する時計ムーブメントを備える時計モジュール13と、一対のホーン20、30において中央部と一体式の第1および第2のブレスレット・ストランドとを少なくとも備えるモジュール式時計1に関する。表示モジュールおよび時計モジュールは、他方の頂部に装着されており、表示モジュールは、それが中央部に対して固定されるように装着されており、時計モジュールは、時間を設定するために、それが背面と表示モジュールとの間で回転することができるように装着されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中央部(10)と、
背面(11)と、
ダイアル、時間表示手段、風防および第1の磁気歯車手段を備える表示モジュール(12)と、
前記表示モジュール(12)の前記磁気歯車手段と協働するように配置された第2の磁気歯車手段を有する時計ムーブメントを備える時計モジュール(13)と、
一対のホーン(20、30)において前記中央部(10)と一体式の第1のブレスレット・ストランドおよび第2のブレスレット・ストランドとを少なくとも備えるモジュール式時計(1)であって、
前記表示モジュール(12)および前記時計モジュール(13)は、他方の頂部に装着され、前記表示モジュール(12)は、それが前記中央部(10)に対して固定されるように装着されており、前記時計モジュール(13)は、時間を設定するために、それが前記背面(11)と前記表示モジュール(12)との間で回転することができるように装着されていることを特徴とする、モジュール式時計(1)。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記磁気歯車手段は、少なくとも1つの磁石を有する第1の分車を備え、前記第1の分車は、前記第2の磁気歯車手段の第2の分車と協働するように配置され、前記第2の分車もまた少なくとも1つの磁石を有することを特徴とする、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項3】
前記表示モジュール(12)および前記時計モジュール(13)は共に耐水性である、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項4】
前記表示モジュール(12)および前記時計モジュール(13)は共に耐水性である、請求項2に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項5】
前記時計モジュールは、特定された角度位置に前記時計モジュールを維持するために、前記表示モジュール(12)または前記中央部(10)と一体式の弾性手段と協働する環状の角度位置決め歯部を備える、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項6】
前記時間表示手段は、時針(3)および分針(4)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項7】
前記時計モジュール(13)の回転をロックするための手段を備え、前記ロック手段は、中央部のホーンの各対(20、30)の間の前記ブレスレット・ストランドの一部によって形成されており、前記時計モジュールと協働していることを特徴とする、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項8】
前記回転ロック手段は、前記時計モジュール(13)の外側周辺部に形成された溝(40)を備えることを特徴とする、請求項7に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項9】
前記時計モジュール(13)の前記外側周辺部に形成された前記溝(40)は、Nx60個のノッチを備え、Nは厳密にゼロより大きいことを特徴とする、請求項8に記載のモジュール式時計(1)。
【請求項10】
前記表示モジュールに面する前記時計モジュールの面は、非強磁性プレートによって閉鎖される、請求項1に記載のモジュール式時計(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モジュール式機械部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【0002】
より具体的には、本発明は、複数の互換性のあるモジュールによって形成されたモジュール式機械時計に関する。
【背景技術】
【0003】
時計の外観は一般的に、中央部の形状および/または色、竜頭、ならびに場合によってはガラス、ダイアルおよび針によって決まる。ブレスレットもまた、時計の審美的な外観の一因となり得る。
【0004】
今日、例えば自分の服装に合うように、または他の時計のモデルと差をつけるために、自分の時計の外観を変えることが可能であることが着用者にとって特に関心のあることである。
【0005】
よって、最新の流行にふさわしくなるように、着用者によってその外観を容易に変更することができる、および/またはカスタマイズすることができる時計を提案することに関心がある。
【0006】
同様に、外側の部品は、時計が日々着用される際に擦り傷または他の摩耗を負うことが多いのに対して、ムーブメントは完璧な状態のままである。よって、ケースがひどく損傷した場合、またはひどく摩耗した場合、着用者は、それを交換するために専門店に行かなければならない。
【0007】
モジュール式時計は、例えば、欧州特許文献第0862098号から知られており、そこでは、時計の外観は、様々な度合いの容易さで変更することができる。そのような時計は、ダイアル、針および保護ガラスが装着された表示モジュールと、ムーブメントを収容する時計モジュールとを備え、2つのモジュールは、互いから取り外し可能であるように設計されている。したがって、そのような時計はよって、時計モジュールを保護しつつ、その表示モジュールの外観を変更することを可能にする。
【0008】
この解決法は、ある程度満足のいくものであるが、2つのモジュール間の防水性に関して問題が生じる。より具体的には、そのような時計の耐水性は、時計モジュールの外側に延びる複数の心棒のために、決して信頼できるものではない。同様に、そのような解決法は、表示ケースが別のものと交換される際、これは表示針を切り離すことを示唆するために問題を提起し、これは、時計モジュールが再度組み立てる際に明らかになる針の脱同期化につながる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
欧州特許文献第0862098号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の主な目的は、その外観が着用者によって容易に変更され、信頼できる耐水性を備え、モジュールが交換された後、時計を設定する必要がない、モジュール式時計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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