TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023158540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-30
出願番号2022068451
出願日2022-04-18
発明の名称光学積層体
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 5/30 20060101AFI20231023BHJP(光学)
要約【課題】偏光子と位相差層と粘着剤層とをこの順に有する光学積層体であって、耐屈曲性に優れた光学積層体を提供すること。
【解決手段】偏光子と、該偏光子の第1主面側に配置された保護層と、該偏光子の第2主面側にこの順に配置された位相差層および粘着剤層と、を有し、該粘着剤層の、ポリイミド被着体に対する、25℃および引張速度300mm/分の条件での第1の180°剥離試験における粘着力と、25℃および引張速度100mm/分の条件での第2の180°剥離試験における粘着力と、25℃および引張速度10mm/分の条件での第3の180°剥離試験における粘着力とに基づき、外挿法によって求められる、引張速度0での粘着力Fが、1N/10mm以上であり、25℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における200%伸長時の歪み応力S200が15N/cm2以下であり、該保護層から該位相差層までの厚みの該粘着剤層の厚みに対する比が、0.3~3.0である、光学積層体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
偏光子と、該偏光子の第1主面側に配置された保護層と、該偏光子の第2主面側にこの順に配置された位相差層および粘着剤層と、を有し、
該粘着剤層の、ポリイミド被着体に対する、
25℃および引張速度300mm/分の条件での第1の180°剥離試験における粘着力と、
25℃および引張速度100mm/分の条件での第2の180°剥離試験における粘着力と、
25℃および引張速度10mm/分の条件での第3の180°剥離試験における粘着力と、に基づき、外挿法によって求められる、引張速度0での粘着力Fが、1N/10mm以上であり、
25℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における200%伸長時の歪み応力S200が15N/cm

以下であり、
該保護層から該位相差層までの厚みの該粘着剤層の厚みに対する比が、0.3~3.0である、
光学積層体。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記保護層から前記位相差層までの厚みが、20μm~60μmである、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項3】
前記保護層から前記粘着剤層までの厚みが、110μm以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項4】
前記偏光子の厚みが、10μm以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項5】
前記保護層の厚みが、45μm以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項6】
前記位相差層が、前記偏光子の前記2主面側からこの順に配置されたλ/2板である液晶化合物の配向固化層とλ/4板である液晶化合物の配向固化層とを含む、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項7】
前記位相差層が、逆分散波長特性を示す液晶化合物の配向固化層を含む、請求項1に記載の光学積層体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、偏光板と位相差層と粘着剤層とをこの順に有する光学積層体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置およびエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置、無機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。画像表示装置には、代表的には偏光板および位相差板が用いられている。実用的には、偏光板と位相差板とを一体化した位相差層付偏光板が広く用いられており、位相差層付偏光板には、隣接する部材に貼り合わせるための粘着剤層がさらに設けられる(例えば、特許文献1)。
【0003】
一方、スマートフォン用およびタブレット端末用に、繰り返し折り曲げ可能(フォルダブル)な画像表示装置の開発が進んでいる。このような画像表示装置では、耐屈曲性のさらなる向上が求められており、位相差層付偏光板についても優れた耐屈曲性を有することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3325560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、偏光板と位相差層と粘着剤層とをこの順に有する光学積層体であって、耐屈曲性に優れた光学積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下に記載する光学積層体を提供する。
[1] 偏光子と、該偏光子の第1主面側に配置された保護層と、該偏光子の第2主面側にこの順に配置された位相差層および粘着剤層と、を有し、
該粘着剤層の、ポリイミド被着体に対する、
25℃および引張速度300mm/分の条件での第1の180°剥離試験における粘着力と、
25℃および引張速度100mm/分の条件での第2の180°剥離試験における粘着力と、
25℃および引張速度10mm/分の条件での第3の180°剥離試験における粘着力と、に基づき、外挿法によって求められる、引張速度0での粘着力Fが、1N/10mm以上であり、
25℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における200%伸長時の歪み応力S200が15N/cm

以下であり、
該保護層から該位相差層までの厚みの該粘着剤層の厚みに対する比が、0.3~3.0である、
光学積層体。
[2] 上記保護層から上記位相差層までの厚みが、20μm~60μmである、[1]に記載の光学積層体。
[3] 上記保護層から上記粘着剤層までの厚みが、110μm以下である、[1]または[2]に記載の光学積層体。
[4] 上記偏光子の厚みが、10μm以下である、[1]から[3]のいずれかに記載の光学積層体。
[5] 上記保護層の厚みが、45μm以下である、[1]から[4]のいずれかに記載の光学積層体。
[6] 上記位相差層が、上記偏光子の上記2主面側からこの順に配置されたλ/2板である液晶化合物の配向固化層とλ/4板である液晶化合物の配向固化層とを含む、[1]から[5]のいずれかに記載の光学積層体。
[7] 上記位相差層が、逆分散波長特性を示す液晶化合物の配向固化層を含む、[1]から[5]のいずれかに記載の光学積層体。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、所定の特性を有する粘着剤層を用い、かつ、位相差層付偏光板と粘着剤層との厚みの比を所定の範囲内とすることにより、偏光板と位相差層と粘着剤層とをこの順に有する光学積層体であって、耐屈曲性に優れた光学積層体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)~(c)はそれぞれ、本発明の1つの実施形態に係る光学積層体の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。また、図面は説明をより明確にするため、実施の形態に比べ、各部の幅、厚み、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書中で、数値範囲を表す「~」は、その上限及び下限の数値を含む。また、本明細書中では、[偏光子/保護層]または[保護層/偏光子/保護層]の構成を有する積層体を偏光板と称する場合があり、また、偏光板と位相差層との積層体を位相差層付偏光板と称する場合がある。
【0010】
(用語および記号の定義)
本明細書における用語および記号の定義は下記の通りである。
(1)屈折率(nx、ny、nz)
「nx」は面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率であり、「nz」は厚み方向の屈折率である。
(2)面内位相差(Re)
「Re(λ)」は、23℃における波長λnmの光で測定した面内位相差である。例えば、「Re(550)」は、23℃における波長550nmの光で測定した面内位相差である。Re(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Re(λ)=(nx-ny)×dによって求められる。
(3)厚み方向の位相差(Rth)
「Rth(λ)」は、23℃における波長λnmの光で測定した厚み方向の位相差である。例えば、「Rth(550)」は、23℃における波長550nmの光で測定した厚み方向の位相差である。Rth(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Rth(λ)=(nx-nz)×dによって求められる。
(4)Nz係数
Nz係数は、Nz=Rth/Reによって求められる。
(5)角度
本明細書において角度に言及するときは、当該角度は基準方向に対して時計回りおよび反時計回りの両方を包含する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社シグマ
レンズ鏡筒
今日
東レ株式会社
投影画像表示部材
6日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒および撮像装置
今日
日産自動車株式会社
熱・電気応答性調光素子
7日前
株式会社村上開明堂
金属塩析出型素子
7日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光体
今日
株式会社NTTドコモ
表示装置
6日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光シート
6日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
今日
横浜リーディングデザイン合資会社
投影光学系及び露光装置
1日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
今日
TOPPANホールディングス株式会社
調光ユニット
今日
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
今日
キヤノン株式会社
光学装置および撮像装置
今日
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
6日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
1日前
キヤノン株式会社
光走査装置及び画像形成装置
6日前
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
表示装置
6日前
株式会社デンソー
ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御方法
6日前
ハイマックス テクノロジーズ リミテッド
光学素子及び光学素子の製造方法
6日前
京セラ株式会社
空中像表示装置
今日
株式会社フジクラ
光アセンブリおよび光アセンブリの製造方法
7日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置及び表示システム
6日前
ソニーグループ株式会社
ズームレンズ、および撮像装置
6日前
住友電気工業株式会社
光モジュール及び光モジュールの製造方法
1日前
住友電気工業株式会社
光モジュール及び光モジュールの製造方法
6日前
株式会社ニコン
撮像素子
6日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよびそれを有する撮像装置、撮像システム
1日前
日産化学株式会社
液晶配向剤、液晶配向膜及び液晶表示素子
6日前
パイオニア株式会社
光走査装置
6日前
株式会社ANOVA
光学素子および装置
6日前
株式会社ニコン
光学系および光学機器
1日前
マクセル株式会社
撮像レンズ系及び撮像装置
1日前
三菱電線工業株式会社
光コネクタ構造及びそれを有する光ファイバケーブル
1日前
株式会社JVCケンウッド
ヘッドマウントディスプレイ
今日
ミツミ電機株式会社
光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
6日前
続きを見る