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公開番号2025155810
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025002155
出願日2025-01-07
発明の名称二次電池用電極及びその製造方法
出願人三星エスディアイ株式会社,SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H01M 4/02 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】二次電池用電極及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電極は、基材と、基材の一面に配置される、活物質を含む第1の組成物塗工部と、基材の一面に配置され、第1の組成物塗工部と接触し、基材が露出される第1の未塗工部と、を含み、第1の未塗工部と接触する第1の組成物塗工部の第1の側面部は、段差面を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
基材と、
前記基材の一面に配置される、活物質を含む第１の組成物塗工部と、
前記基材の一面に配置され、前記第１の組成物塗工部と接触し、基材が露出される第１の未塗工部と、を含み、
前記第１の未塗工部と接触する前記第１の組成物塗工部の第１の側面部は、段差面を有する、電極。
続きを表示（約 900 文字）【請求項２】
前記第１の側面部は、前記基材の一面を基準として第１の角度で形成される第１の側壁と、前記基材の一面を基準として第２の角度で形成される第２の側壁と、を含み、
前記段差面は、前記第１の側壁及び前記第２の側壁を連結し、
前記第１の側壁は、前記第１の未塗工部と接触する、請求項１に記載の電極。
【請求項３】
前記第１の角度及び前記第２の角度の各々は、８０°乃至９０°である、請求項２に記載の電極。
【請求項４】
前記第１の角度及び前記第２の角度は、互いに異なる、請求項２に記載の電極。
【請求項５】
前記基材は、複数の第１の未塗工部を含む、請求項１に記載の電極。
【請求項６】
ノッチングされた前記第１の未塗工部は、前記第１の組成物塗工部の第１の側面部と接する、請求項１に記載の電極。
【請求項７】
前記基材の他面に配置される第２の組成物塗工部と、
前記基材の他面に配置される、基材が露出される第２の未塗工部と、をさらに含み、
前記第２の未塗工部と接触する前記第２の組成物塗工部の第２の側面部は、段差面を有する、請求項１に記載の電極。
【請求項８】
前記第２の未塗工部は、前記第１の未塗工部に対応する位置に形成される、請求項７に記載の電極。
【請求項９】
前記基材は、複数の第１の未塗工部及び複数の第２の未塗工部を含む、請求項８に記載の電極。
【請求項１０】
第１の電極と、
第２の電極と、
前記第１の電極及び前記第２の電極間に配置されるセパレータと、を含み、
前記第１の電極は、両面に配置される未塗工部を有する基材と、前記基材の一面に配置される第１の活物質を含む第１の組成物塗工部と、前記基材の他面に配置される第２の活物質を含む第２の組成物塗工部と、を含み、
前記未塗工部と接触する前記第１の組成物塗工部の第１の側面部は、段差面を有する、電極組立体。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、二次電池用電極及びその製造方法に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
二次電池は、充電が不可能な一次電池とは異なり、充電及び放電が可能な電池である。低容量の二次電池は、スマートフォン、フィーチャーフォン、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ及びキャムコーダのように携帯可能な小型電子機器に使用され、大容量の二次電池は、ハイブリッド自動車や電気自動車などのモータ駆動用電源及び電力貯蔵用電池などとして広く使用されている。こうした二次電池は、正極及び負極からなる電極組立体、これを収容するケース、及び電極組立体に連結される電極端子などを含む。
【０００３】
二次電池に用いられる電極は、リチウム、アルミニウム、ニッケル、銅などからなる金属薄膜の電極基材上に活物質を塗布した後、乾燥及び圧延を行う過程により製造される。電極基材上には、活物質が塗布される組成物塗工部と、活物質が塗布されなくて基材が露出される未塗工部とが形成される。一方、活物質の乾燥過程において、活物質及び基材の収縮により、未塗工部にシワが発生して、電池の品質を低下させるという問題点がある。
【０００４】
このような発明の背景技術に開示される前述の情報は、本発明の背景に対する理解度を向上させるためのものだけであり、よって、従来技術を構成しない情報を含むこともできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
韓国公開特許公報第１０－２０１６－０１１１７０９号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本開示が解決しようとする課題は、前記問題点を解決するための二次電池用電極及びその製造方法を提供することにある。
【０００７】
ただし、本発明が解決しようとする技術的課題は、前述した課題に制限されず、言及されない他の課題等は、以下に記載された発明の説明から当業者に明確に理解されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
技術的課題を解決するための本開示のいくつかの実施例によれば、電極は、基材と、基材の一面に配置される、活物質を含む第１の組成物塗工部と、基材の一面に配置され、第１の組成物塗工部と接触し、基材が露出される第１の未塗工部とを含み、第１の未塗工部と接触する第１の組成物塗工部の第１の側面部は、段差面を有する。
【０００９】
本開示のいくつかの実施例によれば、第１の側面部は、基材の一面を基準として第１の角度で形成される第１の側壁と、基材の一面を基準として第２の角度で形成される第２の側壁とを含み、段差面は第１の側壁及び第２の側壁を連結し、第１の側壁は第１の未塗工部と接触する。
【００１０】
本開示のいくつかの実施例によれば、第１の角度及び第２の角度の各々は、８０°乃至９０°である。
（【００１１】以降は省略されています）

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