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公開番号
2025130380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027511
出願日
2024-02-27
発明の名称
車載器及びプローブ情報生成プログラム
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
G01S
19/34 20100101AFI20250901BHJP(測定;試験)
要約
【課題】コスト高や消費電力の増大を抑えつつ、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成する。
【解決手段】車載器1は、衛星からの衛星信号を受信する衛星信号受信部4と、衛星信号に基づいて算出された絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成するプローブ情報生成部2aと、電源オンを特定する電源オン特定部2bと、衛星信号受信部における測位成功を判定する測位成功判定部2dと、電源オン特定部により電源オンが特定された第1時刻から測位成功判定部により測位成功が判定された第2時刻までの測位待ち時間を計測し、第2時刻から測位待ち時間を減算して電源オン時の絶対時刻を算出する絶対時刻算出部2eと、を備える。プローブ情報生成部は、絶対時刻算出部により算出された電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
衛星からの衛星信号を受信する衛星信号受信部(4)と、
前記衛星信号に基づいて算出された絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成するプローブ情報生成部(2a)と、
電源オンを特定する電源オン特定部(2b)と、
前記衛星信号受信部における測位成功を判定する測位成功判定部(2d)と、
前記電源オン特定部により電源オンが特定された第1時刻から前記測位成功判定部により測位成功が判定された第2時刻までの測位待ち時間を計測し、前記第2時刻から前記測位待ち時間を減算して電源オン時の絶対時刻を算出する絶対時刻算出部(2e)と、を備え、
前記プローブ情報生成部は、前記絶対時刻算出部により算出された電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成する車載器。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記プローブ情報生成部により生成されたプローブ情報を記録するプローブ情報記録部(10)を備える請求項1に記載した車載器。
【請求項3】
前記プローブ情報記録部は、前記絶対時刻算出部により電源オン時の絶対時刻が算出された直後に電源オンイベントを記録することで、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を記録する請求項2に記載した車載器。
【請求項4】
前記プローブ情報記録部は、前記電源オン特定部により電源オンが特定された直後に電源オンイベントを記録し、前記絶対時刻算出部により電源オン時の絶対時刻が算出された直後に前記電源オンイベントを書換えることで、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を記録する請求項2に記載した車載器。
【請求項5】
前記絶対時刻算出部は、前記衛星信号受信部の計測機能を用いて前記測位待ち時間を計測する請求項1に記載した車載器。
【請求項6】
衛星からの衛星信号を受信する衛星信号受信部(4)を備える車載器(1)の制御部(2)に、
電源オンを特定する電源オン特定手順と、
前記衛星信号受信部における測位成功を判定する測位成功判定手順と、
前記電源オン特定手順により電源オンが特定された第1時刻から前記測位成功判定手順により測位成功が判定された第2時刻までの測位待ち時間を計測し、前記第2時刻から前記測位待ち時間を減算して電源オン時の絶対時刻を算出する絶対時刻算出手順と、
前記絶対時刻算出手順により算出された電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成するプローブ情報生成手順と、を実行させるプローブ情報生成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載器及びプローブ情報生成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、電子料金収受システム(以下、ETC(Electronic Toll Collection System)と称する、ETCは登録商標)が広く普及している。GPS(Global Positioning System)受信機を内蔵しているETC2.0車載器では、GPS衛星からの衛星信号に基づいて算出された絶対時刻が記録されたプローブ情報を想定している。
【0003】
一方、例えばアクセサリ(以下、ACCと称する)スイッチのオンによる電源オン時では絶対時刻や位置の算出に必要なアルマナックデータやエフェメリスデータ等が有効になるまである程度の時間を有することから絶対時刻を即時に算出することができない。そのため、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成することができない。この点に関し、例えば特許文献1には、バックアップ電源により時計を常時動作させることで、絶対時刻を算出することができない期間の時刻を補完する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/074244号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、バックアップ電源が必要であることから、コスト高や消費電力の増大が課題となる。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コスト高や消費電力の増大を抑えつつ、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を適切に生成することができる車載器及びプローブ情報生成プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載したETC車載器によれば、衛星信号受信部(4)は、衛星からの衛星信号を受信する。プローブ情報生成部(2a)は、前記衛星信号に基づいて算出された絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成する。電源オン特定部(2b)は、電源オンを特定する。測位成功判定部(2d)は、前記衛星信号受信部における測位成功を判定する。絶対時刻算出部(2e)は、前記電源オン特定部により電源オンが特定された第1時刻から前記測位成功判定部により測位成功が判定された第2時刻までの測位待ち時間を計測し、前記第2時刻から前記測位待ち時間を減算して電源オン時の絶対時刻を算出する。前記プローブ情報生成部は、前記絶対時刻算出部により算出された電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成する。
【0008】
電源オンが特定された第1時刻から測位成功が判定された第2時刻までの測位待ち時間を計測し、第2時刻から測位待ち時間を減算して電源オン時の絶対時刻を算出し、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を生成するようにした。従来のバックアップ電源を必要とせず、コスト高や消費電力の増大を抑えつつ、電源オン時の絶対時刻が記録されたプローブ情報を適切に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の全体構成を示す機能ブロック図
フローチャート
フローチャート
タイミングチャート
タイミングチャート
第2実施形態を示すフローチャート
フローチャート
タイミングチャート
タイミングチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。後続する実施形態において先行する実施形態と同一部分については説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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