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公開番号2025121443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016803
出願日2024-02-07
発明の名称ロータ、モータ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 1/2791 20220101AFI20250813BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】容易に組み立てることが可能なロータを提供する。
【解決手段】ロータ40は、円筒状のハウジング円筒部412を有するハウジング41と、ハウジング円筒部412の内径以上の大きさの外径を有し、軸方向で第1方向にハウジング41に圧入される中空円筒状のマグネット43と、を備える。マグネット43のマグネット外周面は、圧入によってハウジング円筒部412に圧接する第1マグネット外周面と、マグネット43の第1方向の端部に向かって徐々に縮径するテーパ状の第2マグネット外周面と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のハウジング円筒部を有するハウジングと、前記ハウジング円筒部の内径以上の大きさの外径を有し、軸方向で第1方向に前記ハウジングに圧入される中空円筒状のマグネットと、を備え、
前記マグネットのマグネット外周面は、圧入によって前記ハウジング円筒部に圧接する第1マグネット外周面と、前記マグネットの第1方向の端部に向かって徐々に縮径するテーパ状の第2マグネット外周面と、を有するロータ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記マグネット外周面は、前記第2マグネット外周面に連続して第1方向の端部に向かって軸方向に平行に延在する第3マグネット外周面を有する、請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記マグネットは、前記マグネット外周面の第1方向とは反対側の端部に径方向外側に突出する係合マグネット凸部を有し、
前記ハウジングは、前記ハウジング円筒部に前記係合マグネット凸部と係合するための係合ハウジング凹部を有する、請求項1に記載のロータ。
【請求項4】
前記マグネットは、前記マグネット外周面の第1方向とは反対側の端部に径方向内側に凹む係合マグネット凹部を有し、
前記ハウジングは、前記ハウジング円筒部に前記係合マグネット凹部と係合するための係合ハウジング凸部を有する、請求項1に記載のロータ。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記ハウジング円筒部の外縁から径方向外側に延出するフランジを有し、
前記フランジは、前記マグネットが圧入される際に、圧入治具から軸方向に突出するガイドピンが挿通されるピン挿入開口を有する、請求項1に記載のロータ。
【請求項6】
前記マグネットは、第1方向とは反対側の端面に軸方向に窪んだ位置決め凹部を有し、
前記マグネットは、前記位置決め凹部が前記ピン挿入開口と周方向において同じ位置となるように前記ハウジングに圧入されている、請求項5に記載のロータ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のロータを備えたモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ロータ及びモータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ステータコアを環囲するマグネットを有し、ブラシレスDCモータに使用されるロータが知られている。例えば、特許文献1には、ロータヨークと、ロータヨークの円筒部の内周に設けられたマグネットを有するロータが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-052814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のロータは、ロータヨークの天板部から下方に延びる円筒部にセグメントに分割された複数のマグネットを装着し、その上で、マグネットを所定位置に保持するために樹脂製のマグネットホルダを装着している。このため、特許文献1に記載のロータは、ロータヨークにマグネットを装着する際の組立作業性の観点からは改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、組立作業性を向上可能なロータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様のロータは、円筒状のハウジング円筒部を有するハウジングと、ハウジング円筒部の内径以上の大きさの外径を有し、軸方向で第1方向にハウジングに圧入される中空円筒状のマグネットと、を備える。マグネットのマグネット外周面は、圧入によってハウジング円筒部に圧接する第1マグネット外周面と、マグネットの第1方向の端部に向かって徐々に縮径するテーパ状の第2マグネット外周面と、を有する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、組立作業性を向上可能なロータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に係るロータを備えたモータを模式的に示す側断面図である。
図1のステータコアとインシュレータを示す分解斜視図である。
図2の第1インシュレータを示す斜視図である。
図2の第2インシュレータを示す斜視図である。
図1のステータの軸方向に直交する面で切断した断面図である。
図1のステータの軸方向に平行な面で切断した断面図である。
図1のステータのステータコアと巻線を示す図である。
図1のステータのステータコアと巻線を展開して示す展開図である。
図1のロータのハウジングを示す斜視図である。
図1のロータのマグネットを示す図である。
図1のロータのハウジングにマグネットを圧入する工程を示す断面図である。
図1のロータのハウジングにマグネットを圧入した状態を示す斜視図である。
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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