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公開番号2025117745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012627
出願日2024-01-31
発明の名称プロジェクションシステム、プロジェクター用荷車及びプロジェクションシステムの位置調整方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】水平方向の位置調整が容易であるプロジェクションシステムを提供する。
【解決手段】プロジェクションシステムは、プロジェクターと、前記プロジェクターを収容するプロジェクター用荷車と、を備え、前記プロジェクターは、筐体と、前記筐体に収容された光源部と、前記筐体に収容され、前記光源部から出射された光を変調する光変調部と、前記光変調部で変調された光を前記筐体の外部に射出する投射レンズ部と、を含み、鉛直方向において、前記プロジェクター用荷車は、前記プロジェクターを収容可能であり、前記投射レンズ部から射出された光を前記プロジェクター用荷車の外側に射出可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部よりも上方に位置するよう変位可能な把持部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクターと、前記プロジェクターを収容するプロジェクター用荷車と、を備え、
前記プロジェクターは、筐体と、前記筐体に収容された光源部と、前記筐体に収容され、前記光源部から出射された光を変調する光変調部と、前記光変調部で変調された光を前記筐体の外部に射出する投射レンズ部と、を含み、
鉛直方向において、前記プロジェクター用荷車は、前記プロジェクターを収容可能であり、前記投射レンズ部から射出された光を前記プロジェクター用荷車の外側に射出可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部よりも上方に位置するよう変位可能な把持部と、を含む、
プロジェクションシステム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記収容部は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面に交差する第3面と、前記第3面に対向し、かつ前記第1面および前記第2面に交差する第4面と、前記第1面、前記第2面、前記第3面および前記第4面に交差する第5面と、前記第5面に対向し、かつ前記第1面、前記第2面、前記第3面および前記第4面に交差する第6面と、を有し、
前記第1面と前記第5面の少なくとも一方に、前記プロジェクターの投射光を前記収容部の外側に射出するための窓部が設けられ、
前記第6面に前記車輪が設けられ、
前記第5面に前記把持部が設けられ、
前記把持部は前記収容部に収容可能であり、前記把持部が前記収容部に収容された状態において、前記把持部の位置は前記第5面の位置より低い、
請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項3】
前記鉛直方向において、前記把持部は、前記収容部に接続され、前記収容部よりも上方に伸長可能な第一支柱部と、前記収容部に接続され、前記収容部よりも上方に伸長可能な第二支柱部と、を含む、
請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項4】
前記鉛直方向において、前記把持部は、前記収容部よりも上方で第一支柱部と第二支柱部とをつなぐ接続部と、を含む、
請求項3に記載のプロジェクションシステム。
【請求項5】
前記把持部は、前記第一支柱部が伸長する方向に対し交差する方向に前記第一支柱部から突出する、把持可能な第一突出部と、前記第二支柱部が伸長する方向に対し交差する方向に前記第二支柱部から突出する、把持可能な第二突出部と、を含む、
請求項3または4に記載のプロジェクションシステム。
【請求項6】
前記把持部は、前記第一支柱部は把持領域を有し、前記第一支柱部の高さが使用者の肘の高さより高い場合、前記把持領域は使用者の肘と同等またはそれ以上の高さの位置にあり、
前記第二支柱部は把持領域を有し、前記第二支柱部の高さが使用者の肘の高さより高い場合、前記把持領域は使用者の肘と同等またはそれ以上の高さの位置にある、を含む、
請求項3または4に記載のプロジェクションシステム。
【請求項7】
筐体と、前記筐体に収容された光源部と、前記筐体に収容され、前記光源部から出射された光を変調する光変調部と、前記光変調部で変調された光を前記筐体の外部に射出する投射レンズ部と、を有するプロジェクターを収容可能なプロジェクター用荷車であって、
鉛直方向において、前記投射レンズ部から射出された光を前記プロジェクター用荷車の外側に射出可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部よりも上方に位置するよう変位可能な把持部と、を含む、
プロジェクター用荷車。
【請求項8】
プロジェクター用荷車において、
前記収容部は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面に交差する第3面と、前記第3面に対向し、かつ前記第1面および前記第2面に交差する第4面と、前記第1面、前記第2面、前記第3面および前記第4面に交差する第5面と、前記第5面に対向し、かつ前記第1面、前記第2面、前記第3面および前記第4面に交差する第6面と、を有し、
前記第1面と前記第5面の少なくとも一方に、前記プロジェクターの投射光を前記収容部の外側に射出するための窓部が設けられ、
前記第6面に前記車輪が設けられ、
前記第5面に前記把持部が設けられ、
前記把持部は前記収容部に収容可能であり、
前記把持部が前記収容部に収容された状態において、前記把持部の位置は前記第5面の位置より低い、
請求項7に記載のプロジェクター用荷車。
【請求項9】
前記鉛直方向において、前記把持部は、前記収容部に接続され、前記収容部よりも上方に伸長可能な第一支柱部と、前記収容部に接続され、前記収容部よりも上方に伸長可能な第二支柱部と、を含む、
請求項7に記載のプロジェクター用荷車。
【請求項10】
前記鉛直方向において、前記把持部は、前記収容部よりも上方で第一支柱部と第二支柱部とをつなぐ接続部と、を含む、
請求項9に記載のプロジェクター用荷車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクションシステム、プロジェクター用荷車及びプロジェクションシステムの位置調整方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スクリーン等に投射光を投射することで画像を表示するプロジェクターが知られている。プロジェクターを移動する場合でも利便性を向上できるプロジェクター用ラックが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-098644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プロジェクター用ラックを設置する際、車輪が自由に動くため水平方向の微調整がしにくいという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のプロジェクションシステムは、プロジェクターと、前記プロジェクターを収容するプロジェクター用荷車と、を備え、前記プロジェクターは、筐体と、前記筐体に収容された光源部と、前記筐体に収容され、前記光源部から出射された光を変調する光変調部と、前記光変調部で変調された光を前記筐体の外部に射出する投射レンズ部と、を含み、鉛直方向において、前記プロジェクター用荷車は、前記プロジェクターを収容可能であり、前記投射レンズ部から射出された光を前記プロジェクター用荷車の外側に射出可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部よりも上方に位置するよう変位可能な把持部と、を含む。
【0006】
本開示のプロジェクター用荷車は、筐体と、前記筐体に収容された光源部と、前記筐体に収容され、前記光源部から出射された光を変調する光変調部と、前記光変調部で変調された光を前記筐体の外部に射出する投射レンズ部と、を有するプロジェクターを収容可能なプロジェクター用荷車であって、鉛直方向において、前記投射レンズ部から射出された光を前記プロジェクター用荷車の外側に射出可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部に収納可能であり、前記収容部よりも上方に位置するよう変位可能な把持部と、を含む。
【0007】
本開示のプロジェクションシステムの位置調整方法は、プロジェクターと、前記プロジェクターを収容するプロジェクター用荷車と、を備えるプロジェクションシステムの位置調整方法であって、鉛直方向において、前記プロジェクター用荷車は、前記プロジェクターを収容可能な収容部と、前記収容部の下方に設けられた車輪と、前記収容部が収納可能であり、前記収容部よりも上方に伸長可能な把持部と、を含み、前記プロジェクターに電源を供給する工程と、前記プロジェクターから投影データの投影を開始する工程と、前記投影データの投影された画像を確認しながら前記把持部を把持し前記プロジェクションシステムの位置調整を行う工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1のプロジェクションシステムの左正面斜視図。
実施形態1のプロジェクションシステムの右後方斜視図。
実施形態1の把持部を収納したプロジェクションシステムの右後方斜視図。
実施形態1のプロジェクションシステムの正面図。
実施形態2のプロジェクションシステムの右後方斜視図。
実施形態2の把持部を収納したプロジェクションシステムの右後方斜視図。
実施形態3のプロジェクションシステムの右後方斜視図。
実施形態3のプロジェクションシステムの移動の例図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。各図に示す符号FRは、設置状態におけるプロジェクションシステム1の前方(正面方向)を示し、符号UPは、プロジェクションシステム1の上方を示し、符号RHは、プロジェクションシステム1の右方を示す。図示はないが、符号FRの反対方向はプロジェクションシステム1の後方を示し、符号UPの反対方向はプロジェクションシステム1の下方を示し、符号RHの反対方向はプロジェクションシステム1の左方を示す。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ、上述のプロジェクションシステム1に対する方向と同一とする。
【0010】
[実施形態1]
図1は、プロジェクションシステム1の左正面斜視図である。図2は、プロジェクションシステム1の右後方斜視図である。図3は、把持部150を収納したプロジェクションシステム1の右後方斜視図である。図4は、プロジェクションシステム1の正面図である。
プロジェクションシステム1は、画像を投影するプロジェクター10と、プロジェクター10を収容するプロジェクター用荷車20と、で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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