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公開番号2025116395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010795
出願日2024-01-29
発明の名称照明装置及びその制御方法並びにプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 15/05 20210101AFI20250801BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】電池の温度上昇を抑制しつつ発光動作を必要以上に制限しない照明装置を提供する。
【解決手段】放電管104と、放電管104を発光させるエネルギを蓄積するメインコンデンサ102dと、電池200によりメインコンデンサ102dを充電する昇圧部102aと、メインコンデンサ102dの電圧を検出するFPU101とを備えるストロボ装置100において、FPU101はメインコンデンサ102dの電圧の変化量に基づいて放電管104の発光を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源を発光させるエネルギを蓄積するコンデンサと、
電池により前記コンデンサを充電する充電手段と、
前記コンデンサの電圧を検出する検出手段と、
前記コンデンサの電圧の変化量に基づいて前記光源の発光動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記変化量を予め定められた第1の閾値と比較し、前記変化量が前記第1の閾値以下の場合に、次に前記光源を発光させた後に所定の待機時間の経過を待って前記コンデンサでの充電が完了したか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1の閾値よりも小さい値として予め定められた第2の閾値と前記変化量とを比較し、前記変化量が前記第2の閾値以下である場合には前記待機時間を設けると共に警告を発出することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記コンデンサの電圧を所定の電位幅で区切った複数の範囲を設け、前記複数の範囲ごとに前記第1の閾値と前記第2の閾値を設定する設定手段を備え、
前記制御手段は、前記複数の範囲のうち前記コンデンサの電圧が属する範囲に対して設定された前記第1の閾値および前記第2の閾値と前記変化量とを比較することを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記複数の範囲は、前記光源での発光が可能となる最小電圧値と前記コンデンサの最大電圧値との間に設けられることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記変化量が前記第1の閾値より大きい場合には、次に前記光源を発光させた後に前記待機時間の経過を待たずに前記コンデンサでの充電が完了したか否かを判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の照明装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記変化量が前記第1の閾値以下となる判定が所定回数続いた場合に初めて前記待機時間を発生させることを特徴とする請求項2又は3に記載の照明装置。
【請求項8】
前記照明装置の内部の所定位置に温度計が設けられ、
前記制御手段は、前記コンデンサの電圧の変化量に基づく前記コンデンサへの充電の制御を、前記温度計が示す温度が予め定められた温度を超えた場合に実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項9】
照明装置の制御方法であって、
光源を発光させるエネルギを蓄積するコンデンサに電池による充電を行う際の前記コンデンサの電圧の変化量を求めるステップと、
前記変化量を予め定められた第1の閾値と比較するステップと、
前記変化量が前記第1の閾値以下の場合に、次に前記光源を発光させた後に所定の待機時間の経過を待って前記コンデンサの充電が完了したか否かを判定するステップと、を有することを特徴とする照明装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータを請求項1に記載の照明装置の制御手段として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置及びその制御方法並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等のアクセサリの1つである照明装置(所謂ストロボ装置)では、発光動作によって光源である放電管が発熱し、また、発光時の放電及び発光準備のための充電により電気回路の素子や電池が発熱する。放電管の発熱に対しては、放電管の前面に配置される光学パネルが安全に使用される温度範囲となるように、光学パネルの温度上昇を適切に制御する制御手段が設けられる(例えば特許文献1参照)。また、電気回路を構成する各種の電子部品及び電気部品が安全に使用可能な温度範囲となるように、電気回路の動作を制御する制御手段が設けられている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-60558号公報
特開2017-62275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、ストロボ装置等の閃光を発する照明装置では、コンデンサに一定のエネルギ(電荷)を蓄積させ、蓄積されたエネルギを放電管へ一気に供給することによって閃光を発生させるため、電池によるコンデンサの充電が行われる。ストロボ装置では一般的にニッケル水素電池又はアルカリ電池が用いられるが、電池には内部抵抗が存在するためにコンデンサへの充電時に発熱して電池の温度が上昇する。ストロボ装置の内部温度の上昇を抑制する1つの手段として電池温度の上昇を抑制することが望ましいが、上記特許文献1,2では電池の温度上昇については検討されていない。一方、電池の温度上昇を抑制するために充電動作の実行を過度に抑制してしまうと、所望の撮影タイミングで発光させることができなくなるという問題が生じる。
【0005】
本発明は、電池の温度上昇を抑制しつつ発光動作を必要以上に制限しない照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る照明装置は、光源と、前記光源を発光させるエネルギを蓄積するコンデンサと、電池により前記コンデンサを充電する充電手段と、前記コンデンサの電圧を検出する検出手段と、前記コンデンサの電圧の変化量に基づいて前記光源の発光動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電池の温度上昇を抑制しつつ発光動作を必要以上に制限しない照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るストロボ装置の概略構成を示すブロック図である。
図1のストロボ装置の概略構成を示す断面図である。
図1のストロボ装置での発光処理のフローチャートである。
S302の状態確認処理のフローチャートである。
S305の充電時間制御処理のフローチャートである。
S505,S507の勾配判定処理のフローチャートである。
メインコンデンサの充電特性を電池の種類ごとに示したグラフである。
図7の部分的な拡大図である。
電池の種類、メインコンデンサの電圧及び第1乃至第4の閾値の関係を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る照明装置として、デジタルカメラ等の撮像装置にアクセサリとして着脱可能なストロボ装置を取り上げることとする。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るストロボ装置100の概略構成を示すブロック図である。図2は、ストロボ装置100の概略構成を示す断面図である。なお、図1と図2において同一の符号は同一の構成要素を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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